詩篇 19篇
6月は今日が最後の日。「暑かった」というのが印象でした。その中でいくつかの小旅行をしました。
詩篇19篇には特別な思いでがあります。ある年の夏、長野県の松原湖でのアウトキャンプ。キャンプ期間中にみんながこの詩篇を覚えるという課題が出されたのです。忘れている部分もありますが、その時に必至になって覚えたことゆえに、今でも口ずさむことができます。そのキャンプ場での夜、夏は空気が少しよどむので冬ほどくっきりと眺めることはできないのですが、キャンプ場の原っぱで仰向けになって星空を眺めたのも、とても良い思い出です。
神が創造された天を見上げ、ダビデはそれらが神の栄光を現していると歌いはじめます。そして、物言わぬそれらの被造物を通してご自分がどのような方なのかを明らかにすると続けます。
日本でも太陽を神々しいものとしてあがめたり拝んだりすることがあります。しかし4ー6節でダビデは、神が太陽をご自分の意のままにしておられる、言い換えると太陽は神に従って動いているのだと歌うのです。
7節以降が、本篇のテーマです。ダビデは、主のおしえが完全であると歌います。ここでは、神のことばが「おしえ」、「証し」、「戒め」、「仰せ」、「さばき」と多様なことばで表されます。最長の詩篇119篇に通じますね。
神のことばの素晴らしさに圧倒されてダビデは、自分の心を探られます。これは詩篇139篇に通じます。神のことばに心を照らされ、探られるのがなんとありがたいことなのかと、声を出して読みつつ神に感謝しました。