カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

ご禁制の品?

2006年03月11日 22時44分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
この写真のパイプは・・・タダのパイプではない。
ガンジャ(マリファナ)を吸う時に用いる物で、チラムと言う。
上に向けた部分にガンジャを入れて嗜むようだ。
(写真の粉末は、ダストティーと言うチャイ用の安い茶葉。)

私は麻薬系は一切やらないが、ナゼだか持っている。
どうして持っているかと言うと、
コヴァーラム・ビーチの土産物屋のおっちゃんがくれたからである。
木製でそれほど精巧ではないが彫刻がしてある。
まぁ買っても10Rs位だろうから、気安くもらってしまった。

              

問題は・・・帰国の際に成田空港で見つかると、
パイプは没収された上に、
別室に連れて行かれて始末書を書かされる。
そしてキツーイお灸をすえられるらしい。

私は成田でバックパックを開けられた事はほとんどないのだが、
この時だけは開けられてしまった。
理由は私がパンジャビードレスを着たまま帰国したからであろう。

トリバンドラムからシンガポールへ向かうシルク航空機が
ディレイ
した為シンガポールで一泊するはずが出来ず、
荷物はチェックインしていたため、
着替えられなかったのであった。

              

成田でバックパックを開けられた時に一番上にあったのは、
運悪く200gの紅茶の葉だった。
事もあろうにビニール袋入りだったので、
ハッパが丸見えになっていた。

それを取り上げて係員が聞いてきた。
ガンジャに見えたからだろうか?
それならば何と大胆な運び屋だろうか!

 係員:「これは、何ですか?」
   私:「紅茶です。」

なるほどこれはあの見慣れたガンジャではない。
タダの紅茶だと確認した係員。

その時、私はパイプに気づいていた。
ここでパイプが見つかれば・・・面倒な事になる・・・。
パイプはタオルに包んでバックパックの内ポケットに入っている。
お願いだから見つけないで・・・・と祈っていた。

その後、係員は財布の中身をチェックしたが、
(たぶん財布の中にガンジャを隠す人がいるのだろう。)
それ以上は追求せず、開放してくれた。

皆さんも注意しましょう!
気軽にお土産にパイプを買ったりしないように。
コメント (6)
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