カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】 ~アプン・カ・シネマ~

2021年04月30日 22時03分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「不完全な映画館」。

  <ストーリー> 

路上の映画のポスターの上で眠っている少年ラジューは、
ゴミを集めて暮らしている。家も家族もない。
彼のスターはサルマン・カーン。

集めたゴミを売って30Rs(約45円)で映画を観るのが、
楽しみであった。ラジューは半分しか売れなかったが何とか、
上映場所に潜り込む。全額払った者は座って観る事が出来るが、
半額の物は最後尾で片足で立って観なければならなかった。、

ある日、ラジューは拾ったゴミの中に映画のフィルムがあった事を知る。
何んとかそれを観ようと太陽にかざしたり、瓶やポリ袋に水を入れて、
すかしたり工夫をする。

警察に場所を追われ、路肩に座るラジューに一人の男が声をかける。
ゴミ拾いを辞めて今日から新しい仕事を始めないか?
ラジューは男に従う・・・。

ラジューは映画館の最善列に座り映画を観ている。男はラジューに
自分で映画を上映する役割を与えたのであった。

 なるほど。映画スターを夢見ると言う話は山ほどあるが、
 上映側に回ると言う事だったのか。偶然拾ったフィルムが
 ゴミ拾いの少年の人生を変えたのだった。
 一足飛びではないが、そこには夢があった。

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インドの体温計。

2021年04月29日 22時03分59秒 | 病気 / SICK

当然、体温計は持っていたのであるが、
昨年から計りすぎていたら電池がなくなってしまった。
毎日、朝晩計っていたら、それはそうであろう。

で、仕方なくインド製の物を買った。

デジタル式の物があるじゃないの。昔ながらの水銀のかと思った。
ほほう・・・ちゃんとケースにも入っている。

えっ! スイッチ入れたらいきなりのLOかよっ!!
参った・・・とおもってどんな電池か確認。

思いの外、簡単に取り外せる。さすがインド製。
何度かやってるうちに電源が入ったわ。さすがインド製。

これね、インドは華氏なの。日本のセ氏に慣れてると困る、
で、換算表。インドでは100度(F)だと発熱と言う。

華氏100度(F) ➡ セ氏37.8℃ 

華氏98度(F) ➡ セ氏36.7℃ で平熱ね。 

基本的に100~102度で、ちょっと動けるなぁと思うと
99度くらい。それでも37℃以上はあるわけで、
なかなか下がらない~。

 

 

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コロナ療養日記(その①)。

2021年04月28日 22時33分59秒 | 病気 / SICK

さて、転んでもただ起きない私である。状況をレポートする。
思いがけずコロナに感染した事で抗体ができ、
ワクチンを接種する必要がなくなり良かったと思っていたのだが、
感染者にも接種を推奨しているらしい。わけわからん。

今回のワクチンは過去にない遺伝子組み換えで、
人体にどう言う影響を及ぼすかわからない。
及ばすとも言えないと言う意見もあるだろうけれど。

で、PCR検査から感染、その後の状態をレポートする。
感染から発症まで1週間程度の潜伏期間があるので、
おそらく11日の宴会で感染したと思われるが、
2名以外に感染者がいないため断定はできない。

なお、一般的に言われている臭覚と味覚の異常は全くなかった。

4月17日 PCR検査:全くの無症状。
4月19日 検査結果陽性:結果を聞いてから、
      病は気からか・・・喉の違和感を感じ始める。
4月20日 身体の背面(腰~頭)に鈍痛、喉の違和感、
      軽い咳、下痢、発熱38.13℃の為、解熱剤服用、
      自分で食事は作れる。
      夜間、数時間毎に目が覚め、身体を冷やす。
4月21日 身体の背面(腰~頭)に鈍痛、喉の違和感、
      軽い咳と痰と鼻水、38℃を超える発熱の為、解熱剤服用、
      自分で食事を作ろうと言う気持ちが出ず大家に依頼。

 

これはキチュリと言う食べ物で米や穀物を柔らかく煮た物、
日本で言えばおかゆみたいな物。それから友人に勧められた、
パパイヤに塩とレモンをかけた物。

4月22日 身体の背面の鈍痛は和らいできた様子だが熱は下がらない。
      解熱剤服用で37℃台になる。喉の違和感と鼻水。下痢。
4月23日 前日6時間毎に解熱剤を服用したため若干下がったようだが、
      なかなか平熱にならないのでできるだけ横になっている。

これもキチュリなんだけど、見てわかる通りカレーが入っている。
前回のより辛かった。以前、食中毒で入院した時に4日間点滴だけで、
初めて出た食事がキチュリで食べたとたん戻してしまった。
インド人じゃないのでカレー味は危険・・・。

4月24日 症状は大きく変わらず、軽い痰、発熱が下がらない。
      解熱剤飲んでも38℃前後。下痢。
4月25日 同上、目覚めに軽い嘔吐、軽い痰、熱も同様。
      喉の違和感と共に軽い咳が出始めた。
4月26日 若干熱が下がってきたがそれでも37℃以上、軽い痰。
4月27日 小康状態。自身もコロナに感染し完治したと言う
      インド人医師からの処方箋を入手し昼から服用を始める。

発熱以外の症状は軽いのだが完治しないので、
解熱剤以外の薬を飲み始めた4月27日以降を
コロナ療養日記(その②)として別記する。

コメント (4)
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【インド映画】 ~フリー・フェア・フェアレス~

2021年04月27日 22時19分59秒 | 映画 / MOVIE

2020年の作品、タイトルは「無料、公正、大胆不敵」。
マハラシュトラ州の選挙における農村での出来事。
通常、政治家と警察は癒着しているものだが、
珍しく警察が正義であった。

  <ストーリー> 

マハラシュトラ州の選挙の前に候補者が農村を周り投票を依頼する。
インドでは贈賄が当たり前である。有権者に金品を渡し圧力をかける。
有権者は仕方なく受け取るが困った表情を受かべる。

選挙違反を取り締まっている警察を見かけた少年が警官を連れて、
家に帰ってくる。警官は有権者達に選挙違反者を摘発するため、
情報提供を呼び掛ける。

選挙日当日、投票の列にいる贈賄者を警察に通報する有権者。
選挙違反者は逮捕される。

 インドでは贈賄が当たり前である。何かもらえると喜ぶ人々、
 あからさまに多くもらった方に投票する人々。選挙に負けたのは
 お金のバラマキが少なかったと反省する候補者。
 贈賄、収賄が悪い事だと全く思っていないのである。

 それでも少しづつ変わっているのだろうか。 

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【インド映画】 ~デュト~

2021年04月26日 22時13分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「酔い」。

飲んだら乗るな、乗るなら飲むな、である。

  <ストーリー> 

ラヴィ(シャクティ・アーナンド)は7年間暮らしたデリーから、
故郷のボパール(マディア・プラデッシュ州)へ戻り、街角の露店で
大学時代の仲間たちと合流する。ラヴィは成功している事を自慢する。

マヌ(イクバル・カーン)はラヴィが今の地位を手に入れる為に、
あくどい事をした事を、神が降臨した姿で暴く。真実を言われたラヴィは、
ひるむがみんなに知られていた事に気が付く。

ラヴィはマヌを連れて車に乗る。マヌは飲酒運転は止めるよう言い、
7年前、バイクの女性を事故死させた事を話し始める。
なぜそれを知っているのか?と問うと・・・・助手席のマヌは、
事故死させた女性の姿に変わっていた。ラヴィは動転し運転を誤り、
事故を起こしてしまう。

タイトルバック:飲酒運転は止めましょう。

 確かにインド人は飲酒運転を悪いと思っていない、節がある。
 以前、某地方都市の友人の所に行った時、しこたま飲んだ後、
 鉄道駅まで送ってもらったのであるが、飲酒もさることながら、
 時間に間に合わないんじゃないかとハラハラした。結局、
 発車時刻を過ぎて駅に到着したのだけれど・・・・インドだから、
 列車も発車していなかった(笑)。ホームから動き始めた列車に
 飛び乗ったのだが、二度と経験したくないと思った。

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サングラス犬発見!

2021年04月25日 22時13分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

グルガオンの高級住宅街を歩いていたら、
犬の散歩に遭遇。インドの場合・・・・
ペットを飼うのはステータスであるため、
飼い主が自分で散歩に連れて行く事は珍しい。
大抵は使用人が散歩に連れて行く。恐らく・・・
この男性も身なりと手に棒を持っているところからして、
散歩係であろう。

犬好きの私は野良犬であっても可愛がってあげるほどで、
友人たちからは危ないから手を出すなと言われるのだが、
一応、私も犬相を見てヤバそうな犬には手を出していない。

で、この犬に目が止まった。えっつ???
サングラスかけてる~。冬場は服を着せてもらっている犬も
珍しくないのであるが(ヤギも)、サングラスは初めて見たわ。
嫌じゃないんだね。サングラスをかけた犬と言えば、
スヌーピーしか知らないので驚いた。

ちょっとカッコイイ~。

調べてみたら白内障に効果があるらしい。
へぇ~。

 

 

 

 

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【インド映画】 ~ファターファト~

2021年04月24日 21時49分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で「至急」。

  <ストーリー> 

クマール(ディヴァンデュ・シャルマ)はコールセンターで
働いているが全く成果が上がらないでいる。

ある日、通勤のバスの中で薬を売る男(イシティヤク・カーン)から
250Rs(約400円)の秘薬を購入する。本当に緊急の時にだけ
飲むようにと言われるがクリケットの試合の途中でTVが映らなく
なってしまった時に飲んでしまう。
すると・・・魔法のようにTVが映るようになる。

GFからメッセージの返信がなく落ち着かない時にも飲むが、
するとすぐに期待通りのメッセージが返ってくる。

コールセンターで仕事が上手くいかない時に飲もうとするが、
薬がなかったため失敗してしまう。クマールはバスを途中で降り、
薬売りの男を必死で探し、なんとかあるだけ買う事ができる。

ホッとしたクマールはバスに乗るが、隣の席の客が同じ薬を
バクバク食べていたので話しかける。男は1袋10Rs(約16円)
だから君もどうだい?と勧めて来る。クマールは車窓から薬売りが、
10Rsの袋から250Rsの袋に薬を詰め替えているのを目撃する。
魔法の薬が自分の気持ちを左右していた事を知りクマールは苦笑する。

翌日、コールセンターで見違えるように自信を持って会話する
クマールがいた。

 けっこう、面白かった~。人間は気分に左右される生き物である。
 私もそうだなぁ。また役者がいいっ。こういうクスリとさせてくれる
 短編映画が観たいなぁ。

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【インド映画】 ~カストデイ~

2021年04月23日 22時25分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

2019年の作品、タイトルは「親権」。
一部ベンガリー語で英語字幕あり。

  <ストーリー> 

大晦日の夜、友人の家に集まり、パーティに出かけようと
している3人の男性は既に酒を飲み煙草を吸っている。そこへ
一人の女性がやって来て洋服にアイロンをかける。家主の妻は
メイドに赤ちゃんを預け5人で家を出る。

場面変わって病院。留守宅で火災が発生し
赤ちゃんが死んでしまった。
原因が煙草の火の不始末なのか・・・
アイロンの消し忘れなのか・・・。

煙草かアイロンか?でお互いに罪の意識にかられながらも、
責任を逃れた5人・・・・。

警察の実況見分で煙草との発表を聞きショックを受ける男性。

 ううむ・・・良く解らなかった。
 そしてなぜタイトルが親権なのか?も。

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【インド映画】 ~チュダイル~

2021年04月22日 22時25分59秒 | 映画 / MOVIE

2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「魔女」。
生まれながらにしてトランスジェンダーである5歳の少年の話。
インドでは「ヒジュラ」と呼ばれる両性具有者がいる。
本来は両性具有であるはずなのであるが、恐らく実際のところは、
身体は男性で心は女性である人をそう呼んでいる。

ヒジュラは縁起が良いとされておりお祭りや結婚式に呼ばれ、
ご祝儀をもらえる。実情は・・・商店や列車の車両を回り、
寄付を募る(カツアゲ)のが仕事である。日常的には
赤信号で停まった車の窓をたたいて募金を呼びかけている。

なお職業オカマもいるらしい。これは私がお寺で遭遇し、
祝福してもらったオカマさん。

これでも美しい方・・・・。

  <ストーリー> 

バスの中で少年ティープ(ニック・ナグ)が漁師の女性に、
悪戯をして叱られる。ティープは同行のイスラム教徒のムンシー
(アンブリッシュ・K・サクセナ)に駆け寄る。

夜になり長距離バスが雨の中どこかへ到着すると、ムンシーは
寝入ったティープーを抱きかかけて降りて来る。出迎えの男の車で
二人は一軒の家にたどり着く。中からヒジュラ(両性具有者)が
出てきてティープーを連れて行く。目覚めたティープーは
抵抗するが連れて行かれてしまう。

 エンドロール:毎年何百人のトランスジェンダーが
 家の名誉を守るため、習慣、伝統の名の下に捨てられている。

 

 

 

 一般家庭でトランスジェンダーとして暮らすのは難しいようだ。
 彼女たちはコミュニティーの中で共同生活をせざるをえないのが、
 現状である。

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PCR検査(結果)。

2021年04月21日 21時41分59秒 | 病気 / SICK

5日に会った人が感染した。お互いにマスクを着用し、
1メートルくらいの距離で1分くらい会話した。
次に11日の夜、お世話になった方が帰任されるので、
送別会に出席したのだが、屋外であった。

その方が感染したと報告されたのが14日だった。送別会の時、
同じテーブルではなかったがマスクを外して会話はしていた。
一抹の不安が・・・・・。で、自覚症状はなかったが検査を受けた。
(昨日の記事参照)。

17日の土曜日である。日曜日を挟んで月曜日に結果がでたのだが、
陽性だったのだ。無症状だったので驚いた~。

 

検査レポートの左側、上の赤線の所に
「POSITIVと書かれている。
下に赤線はその数値であるが、29,000以下は陽性である。

右側のレポートの赤線のところに、
「low viral load」とあるのは軽症らしい。

それで、接触した人々に連絡をしたところ、11日の送別会に
出席した人で他に感染者はいなかった。(検査していない人が多数。)

友人、知人関係に緊急時の対応をお願いしたりしたところ、
やはり感染者がいた。その人の勧めで解熱剤と喉の痛みの薬、
ビタミンCを購入した。

 

病院の指示で1週間後に再検査との事だったが、
1週間は外出禁止である。運良く隣に住む大家が、
必要な物があれば連絡をするようにと言ってくれたので、
助かったのであった。

なお、17日の検査時には全く無症状、
19日に結果を聞いた後、幾分、喉の違和感が出てきた。
20日、腰から頭にかけて身体の背面に鈍痛があり、
喉の違和感と共に軽い咳が出始めた。

体温計が電池切れのため体温が計れないのだが、
額の温度は低い、発熱しているかもしれないが、
自分で食事を作れるくらいなのでそれほど高熱はなさそう。
と思っていたら38.13℃あった。インドの薬は強いので、
解熱剤を半分服用した。

陽性になった事で運よく抗体もついたし、
ワクチンを打つ必要もなくなったので、良かったと思う事にする。

みなさんの身近にも間違いなくきているので、
いつどこで感染するのか(しているのか)わからない。
気を付けていても感染する。

コメント (6)
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PCR検査。

2021年04月20日 22時17分59秒 | 病気 / SICK

インドでも物凄い勢いで感染者が増加している。

デリーだけでも1日に25,000人以上が感染している、
まぁ人口が違うのであるが、連日最高感染数を更新している。
私の知人関係でも何人も感染しているし、接触があった人もいる。
これが日本であれば濃厚接触者と言われるのだろうけれど、
まぁインドだからね。
咳や喉の痛みと言った風邪のような症状があった人もいるけれど。
私は完全に無症状である。

まずPCR検査とは?(ポリメラーゼ連鎖反応)
アメリカ人のノーベル化学賞受賞者キャリー・マリス博士が、
1980年代に発明したDNAの増幅方法である。
博士は2019年に亡くなっているが・・・。
「これを感染症の検査や診断に用いてはいけない。」と述べている。
理由は不正確だからだそうだ。と言う事であるから
検査自体に意味はないと言わざるをえない。

しかしだ! 世の中の規則として、飛行機に乗る場合は、
搭乗の72時間前までの検査が必要で、州間を移動する際にも
陰性の検査結果が求められる。

インドではクリニックでも1200Rs(約2000円)くらいで、
受ける事ができるし、自宅にも来てくれる。

その辺にいるような若者であった。通常でもマスクは着用している。
ゴム手袋とフェイスガードをつけ検体を入れる容器を準備。

続いて防護服を着用する。

細長い綿棒を使い喉から唾液を採取、
次に別の綿棒を左右の鼻の穴に入れて採取。経験者から
インフルエンザの検査のような感じで鼻血が出そうなくらい
痛いと聞いていたのだが・・・鼻の奥をこちょこちょっ
とされた程度で痛みはなくくすぐったかった。くしゃみが出た。

防護服を黄色い袋に入れて終了。

通常は24時間以内に結果が携帯電話のSNS、メール等で、
送られてくるのだが、飛行機に乗る場合は書類が自宅に届けられる。

コメント (2)
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【インド映画】 ~オールド・キッド~

2021年04月19日 21時50分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルは「年老いた子供」。

インドでは富裕層でないと老人ホーム等を利用する事は、
まずないと思われる。理由は費用もあるが、世間体を考えて、
親を施設に預けると言う行為が良いと思われないからである。
また核家族は少なく四世代が同居するのが当たり前となれば、
面倒を見る人手は十分にある。ただ今後、寿命が伸び、
娯楽の価値を知り、自立を考え、子離れ親離れが進めば、
変わって行くかもしれないが。

  <ストーリー> 

カメラに向かって自己紹介をする老人(アンジャン・スリヴァスタバ)、
名前はラジェンドラ・シャルマ、ムンバイ郊外の出身で、
遠い所に住んでいる娘と同居している息子夫婦と孫娘がいる。

シャルマ爺は炉端のチャイ屋で養子縁組の新聞記事に目を止め、
自分を養子にしてくれる家族を探す広告を出してもらうため、
ジャーナリストのシュルティ(ウナティ・デヴァラ)を訪ねる。

シャルマ爺は息子夫婦に邪魔者扱いされ老人ホームの入居書類に
サインさせようと暴力をふるわれたため家を出ていた。

新聞広告にはチャイ屋アニル(ガネーシュ・クマール)の
電話番号を載せ連絡を待つシャルマ爺。と・・ある家族が
会いたいと言ってきた。ビジネスマンだった爺は妻が亡くなった後、
全ての資産を息子の名前に変えていた。それを聞いた家族は
帰って行った。財産狙いだったのだ。

再び広告を出してもらおうとシュルティの所に行くが断られた爺は、
打ちひしがれアニルの勧めでインターネット上に動画をアップする。
(冒頭のシーン。)するともの凄い反響で再生されていく。
それはシュルティも爺の息子も観ていた。

シュルティは自分の所で爺を引き取りたいと申し出た。そこへ、
怒った息子から電話がかかるが爺は君は誰だ?と言い電話を切る。

 動画の反響が凄いと言うシーンは長編映画でもよく出て来るが、
 現在では誰もが知ってる。これにより全く相手にしていなかった
 シュルティも手を挙げる。爺の息子は世間の反響にも関わらず、
 爺を温かく受け入れるではなく、全くわからないバカ息子だったが。
 家族とは何なのか? 考えるべきである。
 子供の頃に親から受けた愛を返さず反省すらしない息子は、
 自分の子供にも同じ仕打ちを受けるだろう。

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【インド映画】 ~ニュー・ボーン・マザー~

2021年04月18日 21時55分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルは「新しく生まれた母親」。

これも母の日に封切られた作品。
マタニティブルーから鬱になってしまった若い母親を、
理解のある父親が立ち直らせるストーリー。

  <ストーリー> 

妊娠検査薬を確認して喜ぶ夫シッダールタ(カラン・ワヒ)と、
妻ジェニー(プージャ・ゴル)。ところが日に日にジェニーは、
マタニティ・ブルーになって行く。音楽教師のシッダールタは
仕事を休み彼女のそばにいる。

女の子を出産したジェニーは家に戻るが鬱状態のままである。
シッダールタはジェニーの様子を察して育児に協力的であるが、
休暇は使い果たしてしまっており仕事は休めない。ジェニーは、
自分一人が子供のために犠牲になっているように思っており、
泣きやまない子供にいら立つ。

シッダールタは自宅に子供を集めて音楽を教え始め、
ジェニーにも子供を教えるように勧め、
自分が赤ちゃんの世話をして気分転換をさせる。

そしてジェニーの誕生日を子供たちと一緒に祝い、
ジェニーは喜びをもって赤ちゃんの世話をするようになる。

 このように子育てに理解があり協力的な父親が多いとは思えない。
 インドでは都市部の一部の若い世代は別として、
 男性は賃金を稼ぐため外で働き、女性は家事全般を受け持つのが
 一般的である。まぁ考え方が保守的というか、
 ハッキリ言えば古いのである。

 こう言う作品を見て気が付く男性が多いといいのだけれど。

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【インド映画】 ~カーシュ...ホワット・イフ?~

2021年04月17日 21時54分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

2020年の作品、タイトルはヒンディー語で「...だったら」。
人生は全て「もしも」であり、関係は私たちを作ったり壊したりする。

ちなみにどうでもいい事だがモニカンガナ・ドゥッタは2009年頃
リティック・ローシャンと関係があったらしい。

  <ストーリー> 

救急車で搬送される男ジャイ(ジャッキー・シェロフ)と付き添う医者
アンキット(ムスタファ・ブルマワーラー)。

場面は変わってマヤの誕生日にサプライズパーティを企画した
女友達が二人(ネハとミラ)。

救急車の中:ジャイは医者に自分の事を話し出す。
医者は落ち着くように言うが、JKは家族の事、仕事の事を、
話して聞かせる。

 死にそうなのに・・・話せるのか?不思議・・・
 救急車の中と誕生日パーティのシーンが交互に入る。

誕生日パーティ:ジャイの妻ミラ(スチトラ・
クリシュナムールティ)をマヤとネハがうらやんでいる。

救急車の中:ジャイに問われた医者が自身の家族について語り始める。
母親は隣人と不倫関係にあったため父親は自殺してしまった。
それを見て育った医者はナイナと言う女性に自身の愛を誓ったのだと。
ジャイは妻ミラとの事を回顧し語り始める。

誕生日パーティ:チャイムが鳴りリア(モニカンガナ・ドゥッタ)が
入って来るが泣いている。リヤはジャイが心臓発作を起こしたと告げる。
ミラはジャイはシンガポールにいると言う。リヤは情事の最中に
ジャイが心臓発作を起こした事を告げ謝罪する。

 最低~! しつこいようだが、知人や友人のパートナーと
 浮気、不倫関係になる人間は、人として最低である。
 もちろんパートナーの友人や知人に手を出す人間も最低。

リヤの回顧:救急隊員にサインを求められたリヤは関係者ではないので
サインできない事を告げると隊員は事情を察する。

救急車の中:ジャイは扉を開けたいが閉じ込められていると言い、
結婚生活を説明し息絶える。

霊安室:リヤはミラの目を見る事が出来ないでいる。

 「もしも・・・あの時・・・」「もしも・・・だったら」
 「もしも・・・・」。時計は巻き戻せないからね。

 インドの救急車だけど、たぶん料金によるのだと思うが、
 設備はピンからキリまでで、ベンチシートだけの車から、
 この映画のように緊急救命装置が整った車まであるのだろう。
 しかも医者が乗ってるって・・・普通はないと思う。

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【インド映画】 ~D.A.T.E.~

2021年04月16日 21時54分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルは「日付」。
サイ・アーナンド監督のデビュー作品で自身の父親が亡くなった後、
母親が49歳で仕事を始めた事を題材にしている。
なお、面接官役のシャクティ・アーナンドは実の夫。

  <ストーリー> 

ある企業の受付で面接の順番を待つシャルマ夫人(シャマ・
デシュパンデー)。若い候補者達は次々と呼ばれて行くが、
シャルマ夫人は最後に残ってしまう。彼女にとって生まれて
初めての採用面接で緊張が極限状態になる。

面接官(シャクティ・アナンド)は履歴書の写真を見て驚くが、
シャルマ夫人を呼ぶ。そして夫人に座るよう指示するが、
全く夫人の方を見ないまま履歴書を見て、1975年卒業!
と驚きながら夫人を見て何かの間違いではないかと言う顔をする。

夫人はこれが生まれて初めての面接であり、年齢は関係ない、
仕事の経験はないけれど、夫が亡くなり、子供を育て上げ、
孫もいるが、その経験を活かしたいと語り、採用される。

面接を終えた上司を待っていたシャルマ夫人が食事に誘うと、
上司は従業員とは食事をしないと伝えるが、
夫人はまだ従業員ではないと強引に誘い出す。

 この短編映画は母の日に封切られた。
 職種にもよると思うが全く未経験者の採用は難しいと思う。
 DATEは日付とデートとかけているのだと思う。

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