カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

WBA世界ミニマム級タイトルマッチ

2006年03月04日 23時06分59秒 | スポーツ / SPORTS
チャンピオン 新井田 豊(横浜光ジム) 
           19勝(8KO)1敗3分  
                  
             同級8位 ロナルド・バレラ(コロンビア)
                      14勝8KO1敗1分  

まず最初に言っておきますが、新井田選手はとてもいい人です。

2004年11月に新潟県中越地方で大地震がありましたが、
チャンピオンになりたての新井田選手はファイトマネーの中から、
100万円を寄付してくださったのです。
100万円と言えば、挑戦者だった新井田選手にとっては、
大金だったに違いありません。
なんていい人なんでしょう!

その日から秘かに新井田選手を応援していました。
今夜は生で応援が出来るのです!
実は私、世界タイトルマッチを生で観戦するのは初めてです。

            

1ラウンドから新井田選手(写真左:白黒のトランクス)は、
積極的に打ってくるバレラ選手(写真右:青のトランクス)の
パンチを見切ってかわし、上手くパンチを当てていた。

2ラウンドからは、左右にスイッチするバレラ選手に合わせる様に、
自らもスイッチして応戦した。特に相手が右構えの時には、
左のジャブやフックが面白いように当たっていた。

3ラウンドと4ラウンドは、
新井田選手のボディブローが明らかに効いていたように見えた。

様子が変わったのは5ラウンドからだった。
休んでいるのかと思う位、
新井田選手はパンチを出さなくなった。

ラウンド開始から2分30秒は相手のパンチをかわし、
ラスト30秒だけ積極的に打ち合う戦法に変わった。

昨日の計量時にリミットより500gも軽かった事。
そして37.9度の熱があった事。
世間が言う通り、調整ミスかもしれない。
明らかに体調が悪いように思えた。

中盤以降、観客の様子も変わってきた。
新井田選手の戦い方に対してヤジる人が多くなった。
もしくは無言になってしまう人に分かれた。
中には、喧嘩をする人まで現れた。
私は、「ドローでいいんだ・・・。」と繰りかえした。

              

そして12ラウンドが終了した。
私の採点では、114-114のドローだった。
新井田選手が取ったラウンドは、1、2、3、4、11、12。

採点が発表された時、あまりの大差に敗戦を覚悟した。
ジャッジがバレラ選手の手数にポイントをあげたと思った。
115-113、116-112、117-111。

しかし・・・・
3-0のホームタウン・デシジョンで新井田選手が勝った。
次回は誰の挑戦を受けるのかわからないが、
ハッキリと決着をつけて欲しい。
コメント
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