この写真の寺院は、カラサン寺院。
別名:ワット・ケークとも言われている。
インドネシアのジャワ島、プランバナンの西南西2kmにある仏教寺院で、
出土した「カラサン碑文」によると、
この寺院は778年、ヒンドゥー教国サンジャヤ朝の国王が、
仏教国シャイレーンドラ朝の王女と結婚したことを
祝って建てられたらしい。
当時はシャイレーンドラ朝が、
仏教寺院群ボロブドゥールを建てようとしていた頃
(ボロブドゥールの建設は780~792年) に当たり、
勢いの強かったシャイレーンドラ朝に
従属せざるを得なかったサンジャヤ朝の状況を示しているように思われる。
シャイレーンドラ朝没落(9世紀前半)後、
改築が重ねられ、現在の形になったのは9世紀半ばと言われてる。
ヒンドゥー教と仏教とが融合した寺院で、
壁には仏教的なレリーフが多い。
別名:ワット・ケークとも言われている。
インドネシアのジャワ島、プランバナンの西南西2kmにある仏教寺院で、
出土した「カラサン碑文」によると、
この寺院は778年、ヒンドゥー教国サンジャヤ朝の国王が、
仏教国シャイレーンドラ朝の王女と結婚したことを
祝って建てられたらしい。
当時はシャイレーンドラ朝が、
仏教寺院群ボロブドゥールを建てようとしていた頃
(ボロブドゥールの建設は780~792年) に当たり、
勢いの強かったシャイレーンドラ朝に
従属せざるを得なかったサンジャヤ朝の状況を示しているように思われる。
シャイレーンドラ朝没落(9世紀前半)後、
改築が重ねられ、現在の形になったのは9世紀半ばと言われてる。
ヒンドゥー教と仏教とが融合した寺院で、
壁には仏教的なレリーフが多い。