カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

2021年(令和3年)大晦日。

2021年12月31日 12時29分59秒 | 日記 / DAIRY

2021年は動きのある1年だった。

12年ぶりに生活の拠点を
インド(デリー)から日本(東京)に戻した。

そもそも2021年は「辛(かのと)丑(うし)」・・・・
痛みを伴う幕引きと、新たな息吹が互いに増強し合う年。
と言う事なので、私にとっては正にその通りとなった。

衰退や痛みが大きければ命の初動が大きくなる。
辛いことが多いだけ、大きな希望が芽生える年と言う事だ。

コロナ禍においてインドから引き上げる事は、
撤退ではあるが勇気ある撤退であり、
日本で大きな希望を持ち、新しい何かが生みだすのだ。
(あとづけだけど、笑)

2022年は「壬(みずのえ)寅(とら)」・・・・
厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる年。

みなさまにとっても良い年になるよう、
心からお祈りしております。

 

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今日のカレー(No.245) ~ ポンディ・バワン ~【再訪】

2021年12月30日 22時11分59秒 | カレー / CURRY

この店に初めて行ったのは2013年の暮れであった。
今回は友人に誘われて行ってみて、店内を見て
「あれっ! この店、来た事あるわ。」と思った。
8年経っても変わってないのか。8年ぶりで気が付く私も凄いが。

店名はポンディチェリーの家と言う意味。
タミル・ナードゥ州にあるポンディチェリーは、
17・8世紀にフランスの植民地であったため、
今でもインドらしからぬ雰囲気を持った街だ。

            

住 所:東京都大田区矢口1-7-9
電 話:03(6715)2888
最寄駅:東急多摩川線 武蔵新田駅

<食したメニュー>

 

ベジミールス・ランチ 1250円
(プラス250円でバスマティライスに変更可能。)

 <店内の雰囲気>

4人×2席、2人×7席

<感想と評価>

あの日と同じ、バナナの葉っぱの上に乗ったミールス。
この日は同行者が手で食べ始めたので私も久しぶりに手食した。



写真左手前より時計回りに、じゃがいものカレー、
大根のクトゥ、ラッサム、サンバル、チャトニー、マサラワダ、
ウドゥカイ、プーリー、パパド、中央にバスマティライス。

先日、都内某所のラッサムが全く残念な味だったのだが、
この店のラッサムは胡椒とタマリンドのパンチが効いていた。
ラッサムは風邪が吹き飛んでしまうくらい尖っていた方が良い。

その他は可もなく不可もなく、平均的な味わいだった。

 

フィルター・コーヒーではなくチャイだったのだが、
アントニーさんがパフォーマンス付きで混ぜてくれた。

 評価は○
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インド映画】 ~フライング・ジャット(日本語字幕版)~

2021年12月29日 21時49分59秒 | 映画 / MOVIE

2016年の作品、タイトルは主人公のヒーローの名前。

ドタバタ劇だと思って観たら、なかなかどうして家族愛だったり、
悪を倒す正義の味方として感動させる物もあった。
コメディーはヒンディー語が比較的簡単なので、
インド人と同じタイミングで笑えた箇所があった。

前半は普通の若者がヒーローになっていくくだりで、
後半は戦いが宇宙規模になり若干飛躍しすぎた感じはする。
前半のほのぼのコメディタッチで終始したら、
ギャグ漫画で終わったのだが、後半はスケールが大きくなった。

 <ストーリー> 

とあるシク教(日本ではシーク、スィクとも表記される。)の
村の近くにある工場地帯に橋を架けるために、
昔から伝わる御神木を切る計画が持ち上がる。

インドでは木に精霊が宿るとされ、
よほどの事がない限り切る事はできないので住民は反対する。

この御神木にはシク教のマークがあり、
それを守ってきた家族がいた。
母親と兄ロヒットと弟のアマン(タイガー・シェロフ)である。
シク教徒の名前じゃないみたいだが、
亡くなった父親の写真はターバンを巻いたシク教徒であった。

アマンは学校で子供たちにマーシャルアーツを教えているが、
あまり興味を持たれていなかった。



ある夜、大木を切るために怪物のような大男がやってきた。
アマンが抵抗するが全く歯が立たず、
木に押し付けられたままボコボコにされる。
その時・・・・木に宿っていた神の力が・・・

嬲り殺されたはずのアマンは何事もなかったように、
自分の部屋のベッドで目覚めた。
ところが神の力によって不死身の超人となっていたため、
物凄い力で兄をぶっ飛ばしてしまう。

そして手に触れた本やDVDの能力が身についてしまうという、
不思議な能力も持っていた。
母親と兄はいろんなヒーロー物の映画をアマンに見せて、
スーパーヒーローを造り上げる。

 衣装を母親がミシンを使って手作りする所も、
 かなりチープで笑ってしまうが、愛情を感じる。

そしてアマンはスーパーヒーロー:フライング・ジャットとなるが、
最初はマントが車にひっかかったり、高く飛べなかったり、
強盗に間違われて催涙スプレーをかけられたりと、
かなり間抜けなヒーローかと思わせられるのだが、
だんだんとみんなの憧れの本物のヒーローになっていく。

 

アマンの活躍を見たロヒットが衣装を着て人々の前に現れるが、
特殊能力もない格好だけである。アマンが思いを寄せている
同僚のキルティ(ジャクリーン・フェルナンデス)も
フライング・ジャットの大ファンになる。

そんなある日、あの夜の怪物の大男がよみがえってくる。
しかも公害や廃ガスを吸うとパワーが倍増すると言う特殊能力を身に着けていた。
そして不死身のフライング・ジャットもかなわなかった。
ズタズタにやられたアマンは家で傷をいやしている時に、
ロヒットが衣装を着て怪物に向かって行き身代わりに・・・。



ロヒットの死を知ったアマンは嫌がっていたターバンを巻いて、
最終対決に向かう。

最終対決に公害のない火星を選びアマンは優勢になるが、
中国製の人工衛星にぶつかった時に原子力のガスが出てしまい、
怪物はよみがえってしまった。
それでも死力を尽くして勝ったフライング・ジャットは地球に戻る。



めでたし、めでたし。

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【インド映画】 ~無職の大卒 ゼネコン対決(日本語字幕版)~

2021年12月28日 21時48分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年のタミル語の作品、タイトルはタミル語なので
解らないが「Velaiilla Pattadhari」が無職の大卒と言う意味らしい。
略称はVIPと言うみたい。

2014年の作品の続編であるが、前編を観てないので繋がりが
理解できなかった。前編の展開やバックグラウンドが解らないと、
この作品(それほどのストーリー性はないが)が理解できないと
思ったので、前編のストーリーを抜粋しておく。

土木建築科を卒業したラグヴァラン(ダヌーシュ)は、
他の仕事を希望せず4年間無職であったが、隣人の歯科医
シャリーニ(アマラ・ポール)と恋に落ち結婚する。

ラグヴァランがシャリーニとデートに出かけた時に、
心臓病の母親(サランヤ・ポンバンナム)は発作で死亡。
その心臓は移植を待つアニタ(スルビー)に移植される。
アニタの父親は建設会社を営んでおり、ラグヴァランは
その会社に就職が決まり、スラム開発で手腕を振るった。

  <ストーリー> 

前作から2年後と言う設定。舞台は南ンドの都市チェンナイ。
土木建築大賞の表彰式で南インドのゼネコン最大手である
ヴァスンドラ社が圧倒的に強く社長ヴァスンドラ(カージョル)が、
表彰を受けている。しかし最優秀賞をラグヴァラン(ダヌーシュ)
と言う無名の若者が受賞した事に驚き、引き抜こうとする。

ヴァスンドラ社から招待を受けたラグヴァランにアニタ社の社長は、
引き抜きに気づき、大企業に行った方が良いとラグヴァランを諭す。

ラグヴァランはアニタ社に恩義を感じており、断ってしまったために、
ヴァスンドラの逆鱗に触れ、アニタ社は仕事を受注できなくなってしまう。
しかたなくラグヴァランはアニタ社を辞め、スラム開発で仕事をした、
無職の大卒者と意志に賛同する仲間達とでVIP社を起業する。

全く仕事が来ないVIP社に1本の電話が入り初めて受注する。
しかしその仕事は、買収により不正に証書を取得した不適合地に
遊園地を建設すると言う計画だった。独自に検査を行い、
土壌が建設に適合しない事を知ったラグヴァランは、
仕事を中止し仕事はヴァスンドラ社に・・・・。

ラグヴァランはヴァスンドラに不正を告げようとするが、
傲慢なヴァスンドラはラグヴァランを見下し面会を拒絶する。

資金繰りに困ったラグヴァランは自分の出資分の株を売るが、
手をまわしたヴァスンドラが買い取ってしまいVIP社は、
ヴァスンドラのグループ会社になってしまう。そこまでして
ラグヴァランを自分の傘下に入れようとするが、
ラグヴァランが辞職すると社員たち全員も辞職してしまう。

大雨がチェンナイを襲い、遊園地の地盤が軟弱である事が
バレてしまう。社員を返して社長室にこもるヴァスンドラの元に
ラグヴァランがやって来て、いろんな事を話していくうちに
打ち解けていく。

雨が上がった朝・・・ラグヴァランはヴァスンドラを自宅に招待し
妻シャリーニが作る朝食をふるまう。

 思い悩むラグヴァランは時折、母親の幽霊に助言をもらい、
 正しい道を突き進む。


 口うるさい妻シャリーニの尻に敷かれるラグヴァランだが、 
 無職期間が長いうえに、歯科医を辞めさせ専業主婦にした
 そう言う事で仕方ないのか・・・。父親もそうだったみたい。

 大学を卒業したとしても、スキルがあったとしても、
 コネのない者は就職できないと言う現実。
 金儲けのためには賄賂は当たり前、金の為に規則も曲げる、
 安全第一ではなく、儲け第一、私利私欲第一。 

 とことん傲慢なカージョルに、立ち向かっていくダヌーシュ、
 それについて行く無職の大卒達も一抹の乱れなく、
 心意気に打たれる作品。まぁストーリー的にはイマイチだが、
 爽快な気持ちにはなれる。機会があれば前編もみたいな。

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【インド映画】 ~イングリッシュ・ミディアム(日本語字幕版)~

2021年12月27日 21時46分59秒 | 映画 / MOVIE

2017年公開の「ヒンディ・ミディアム」の続編であるが
ストーリーは繋がっていない。2020年公開作品。

「ヒンディ・ミディアム」とはヒンディー語で教育をする、
学校の事で、「イングリッシュ・ミディアム」は、
英語で教育をする学校の事である。(原作はアングレージー・
ミディアムで、ヒンディー語で英語と言う意味。)

前作「ヒンディー・ミディアム」は、
英語で授業を行う小学校へ娘を入学させようとする夫婦の、
お受験物語であったが、今回は男手一つで、
娘をロンドンへ留学させようとする父親の物語である。

  <ストーリー> 

ラジャスタン州のウダイプルでお菓子屋を営むチャンパック
(イルファーン・カーン)は妻を亡くした後、
娘のタリカ(ラーディカー・マダン)と暮らしている。

チャンパックの店の向い側には従弟のゴピもお菓子屋を営んでおり、
双方が「元祖」と言う看板を掲げている。
どちらがオリジナルなのかの裁判で決着をつける事になったが、
ゴピが判事に賄賂を贈っていたため、
チャンパックは敗訴し看板を下ろされてしまう。

タリカはイギリスの大学へ留学する事を夢見ており、
一所懸命に勉強して推薦でイギリスの大学に入れる事になった。
しかしチャンパックはタリカの夢を応援していたものの、
留学費用が1千万ルピー(約1600万円)だとは知らなかった。

友人の紹介でロンドンに住む資産家を頼って、
タリカとチャンパックとゴピの3人は一緒にロンドンへ向かう。

ところがチャンパックとゴピは英語が話せないため、
空港の入国審査で揉めてしまった。
その上、頼りにしてた資産家は偽物で犯罪者だったため、
チャンパックとゴピはインドへ強制送還されてしまう。

そんな事とはつゆ知らずのタリカは自力で下宿先に向かい、
そこの友人たちの協力を得て家とアルバイトを見つける。

インドに戻ったチャンパックとゴピは偽造パスポートを使い、
パキスタン人に成りすましイギリスへ入国する。
そしてタリカと再会するが、資産家が偽物だったと知り、
学費を入手するためにギャンブルをしたり、
あの手この手を使うが上手くいかない。
最終的に麻薬の運び屋をしてお金を手に入れる。

  ICチップ入りのパスポートになった現在では、
  写真を張り替えると言う古典的な手段は使えない、
  と思ったけど、まぁ小さい事にはこだわるまい。 
  だって・・・インドだもん。

  娘を思う父親と父親を思いやる娘、
  そしてそれを取り巻く親戚や友だち。
  ロンドンで他の留学生とハメを外す娘、
  ロンドンで悪戦苦闘する父親。

  イルファン・カーンだからこその軽快さと笑い。
  ほのぼのとさせる親子愛・・・。さすがだった。

  なおイルファンはこの映画の公開を待たずに急逝したため、
  ヒンディー語映画としては遺作である。

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エターナルズ

2021年12月26日 21時42分59秒 | 映画 / MOVIE

アメリカのマーベル・コミックのスーパー・ヒーロー映画である。「エターナルズ」とは・・・宇宙の創造主によって生み出され、
捕食者ディヴィアンツから人類を守ることを命じられた10人。

写真上段左から、セルシ(ジェンマ・チャン)、
セナ(アンジェリーナ・ジョリー)、
エイジャック(サルマ・ハエック)、
スプライト(リア・マクヒュー)、
マッカリ(ローレン・リドロフ)。
下段左から、イカリス(リチャード・マッデン)、
ギルガメッシュ(マ・ドンソク)、
ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー)、
キンゴ(クメイル・ナンジアニ)、
ドルイグ(バリー・コーガン)。

10人は7000年の間、地球を守ってきたが、
サノスによって半分になった宇宙生命が、
アベンジャーズの戦いによってディヴィアンツ復活したため、
イカリスがエターナルズ再結成を呼び掛ける。

前半はバラバラになっているメンバーを招集するくだりで、
後半は招集されたメンバーが協力したり反発したりしながら、
ディヴィアンツと戦っていく。

 メンバー間で恋愛感情があったり、嫉妬もあったりで、
 人間のような感情や思考の違いやもつれなどもある。
 最終的にはメンバーの入れ替えなどあって、
 次作に続く・・・・みたいな感じ。

 

 

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【インド映画】 ~鼓動を高鳴らせ(日本語字幕版)~

2021年12月25日 22時17分59秒 | デリーNCR / DELHI NCR

2015年の作品、タイトルはヒンディー語で「心をときめかせろ」。
「鼓動を高鳴らせ」は邦題である。

アニル・カプール、プリヤンカー・チョープラ、
ランヴィール・シン、アヌーシュカ・シャルマ、
ファルハン・アクタルなど豪華キャストで繰り広げる、
久々のこれぞボリウッドのどたばたラブコメディー。

メーラ家の飼い犬プルートが家族について語り、
物語が進んで行くのだが、声はアーミール・カーン。

  <ストーリー> 

デリーの実業家カマル・メーラ(アニル・カプール)は、
会社が傾きかけているが見栄を張って結婚30周年記念の
クルーズに関係者を招待する。

妻ニーラム(シハリ・シャー)とは仮面夫婦であり、
カマルの度重なる浮気にはニーラムも周囲も気づいている。
カマルは会社を立て直すためにスード(パルミート・セティ)の
家族を招待しスードの娘のヌーリー(リディマ・スド)と
自分の息子カビール(ランヴィール・シン)を結婚させ、
会社の資金を得ようと画策する。

ところがカビールはダンサーのファラ(アヌーシュカ・シャルマ)と
恋仲になり、ヌーリーもスード家と犬猿の仲であるカンナ家の
息子ラナ(ヴィクラント・マッセイ)と相思相愛になる。

カマルの娘アイシャ(プリヤンカー・チョープラ)は、サニー
(ファルハン・アクタル)と愛し合っていたのだが、サニーが
部下の息子だったため別れさせられ、マーナブ(ラフル・ボース)と、
結婚させられていたが愛する事ができず離婚を考えていた。

クルーズの途中でサニーが乗り込んで来て、アーシャの心が
揺れ動く・・・。

で、カマルの思い通りに事は運ばず、すったもんだの末に、
メーラ家は家族会議で各自の膿を出し切り、アーシャは離婚、
カビールは解雇され船を途中で降りたファラを探すため、
海に飛び込む!!

メーラの家族(愛犬プルートを含む)は救命ボートを海に降し、
カビールを救出しファラの元へと運ぶ。

 クルーズの船の上でいろんな事が起こり(驚)、
 思い通りに事は運ばなかったが、家族として腹を割って話し合い、
 お互いに悪かった事は悪かったと認めて謝罪し、
 許すところは許しあった結果、丸くおさまると言う結末。

 インド映画ならではの、強引に無理やり(笑)
 ハッピー・エンディングに持って行くと言う(爆)。

 インドの家族ってこうなんだ、と言う事が判る作品。
 妻は(神である)夫のする事には目をつぶって我慢し耐える、
 子供は(神である)父親の言う事に従うべきである。
 でも子供の世代は考え方が変わって来ている事に気づいて、
 受け入れなきゃね・・・・みたいな感じかな。

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【インド映画】 ~バージラーオとマスターニ(日本語字幕版)~

2021年12月24日 22時08分59秒 | 映画 / MOVIE

インディアン・ムービー・ウィーク2021の第3弾。
2016年公開の作品で、タイトルは主人公の名前。

 1720年に歳でマラーター王国のペーシュワー(宰相)に任命された、
バージーラーオ1世とその第二夫人マスターニである。

バージーラーオ1世(1700~1740年)は、
1720~1740年に渡り宰相を務めたが、
最期はデリーを攻めようと出征し途中のインドール近郊で熱中症で死んでいる。
その死に絡めて異教徒である第二夫人との愛を描いている。
全体的な衣装の豪華さや画像の綺麗さ、踊りは観るべき物がある。

歴史物の台詞は現代と違い英単語が使用されていないのと、
日本の時代劇と同様に古い単語が使用されているため(想像)、
難しい。今回、日本語字幕で観る事ができて良かった。

 <ストーリー> 

 バージーラーオ

映画はバージーラーオ(ランヴィール・シン)が宰相に任命されるシーンから始まる。
そして「インド全土を配下にする」ためバージーラーオは軍を率いて出征する。

ある時、バージーラーオの出征先にブンデルカンド王国の王の娘マスターニ
(ディーピカー・パードゥコーン)が訪ねてくる。
マスターニはムガル帝国の軍に城が包囲されてしまったため、
バージーラーオに助けを求めに来たのだった。

 マスターニ

バージーラーオは助太刀してムガル帝国軍を打ち破る。
それが縁でマラーター王国とブンデルカンド王国は同盟を結び、
マスターニはバージーラーオの嫁になった。

 カーシーバーイー

 バージーラーオにはカーシーバーイー(プリヤンカー・チョープラー)と言う正妻がいた。
バージーラーオの母ラーダーバーイー(タンヴィー・アーズミー)と
弟のチムナージー・アッパー(ヴァイラヴ・タドヴァンディー)は、
マスターニがムスリムであった事が気に食わなかったようで、
あれやこれや意地悪をする。

カーシーバーイーとマスターニーは同時期(1734年)に男子を産むが、
カーシーバーイーの方は1720年生まれの長男バーラージおり、
次男はラグナートと名付けられる。
マスターニの長男はクリシュナ・ラーオと名付けられるが、
ムスリムの息子のためシャムシェール・バハードゥルと改名させられる。

そんな中、別に暮らしていた長男バーラージ(映画ではナーナー・サーヘブ)が、
城に帰ってきて母親がマスターニのせいで苦しんでいる事を知り、
バージーラーオの出征中にマスターニと息子を監禁してしまう。

バージーラーオは出征先でマスターニが囚われの身となった事を聞いて、
解放するようにと手紙を送るが、弟が妨害する。
バージーラーオは宿敵を倒したのち力尽きて倒れ、
そのまま発狂し死んでしてしまうのだが、
囚われたマスターニもそれを察したように同時に死んでしまう。

・・・・と言うストーリーなのだが・・・
三角関係と言うのはどうだろうか
あの時代の権力者たるもの妻が複数いることは当然であろうし、
正妻が第二夫人に嫉妬すると言うのも不自然な気がする。

カーシーバーイーの心中は、激しく嫉妬していると言うわけではなく、
面白く思っていない程度にしか感じられなかった。
カーシーバーイーよりもバージーラーオの母親と弟の方が何十倍も憎しみがこもっていた。

バージーラーオの母親や弟は嫉妬と言うより、
単にイスラム教徒である事が気に入らなかったように思われたが、
世継ぎ争いで正妻の家族が第二夫人の子供を殺そうとする事も考えられるが、
年の離れた長男もいるのだし、ちょっと不自然な気がした。

結局マスターニは死んでしまうのだが、
劇中では息子のシャムシェールがどうなったのか解らない。
歴史上では生きており、その後の戦いで戦死している。

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【インド映画】 ~心のままに(日本語字幕版)~

2021年12月23日 21時56分59秒 | 映画 / MOVIE

インディアン・ムービー・ウィーク2021の第3弾、
最近は日本でもインド映画が日本語字幕で観られるようになり、
なんとも嬉しい今日この頃である。

2018年公開の作品、原作タイトル「マンマルジヤーン」は、
ヒンディー語で「わがまま、身勝手」と言う意味。舞台は北インド・
パンジャーブ州の州都のアムリトサルに住むシク教徒の家庭。

インドで観てはいるのだがパンジャビー語混じりで、
言葉が理解できないところが多かったのでありがたい。

3年前インドでヒンディー語版を観た感想であるが、
ストーリーが2002年公開の「ミモラ」っぽいと思った。
ミモラの邦画タイトルは同じ「心のままに」である。
まさか翻訳者は私と同じく「ミモラ」っぽいと思ったのか??

「ミモラ」のサルマン・カーンがヴィッキー・コーシャル、
アイシュワリヤ・ラーイがタープシー・パンヌー、
アジェイ・デーブガンがアビシェーク・バッチャンである。

サルマンに惚れてるアイシュワリヤに求婚し結婚したアジェイ、
ヴィッキーに惚れてるタープシーに求婚し結婚したアビシェーク、
と言う図式。アジェイはアイシュワリヤの愛が成就するように
協力するのが自分の愛であると言い、アジェイの愛の深さに気づく
アイシュワリヤ。アビシェークはタープシーの愛が自分に向くまで
待つと言い、タープシーはアビシェークへの愛に気づく・・・。

ミモラの16年後なので、ミモラほど純愛と言うわけではないが、
愛するがゆえに妻の幸せを望む夫、最終的にはその愛に気づき
夫を愛するようになる妻・・・・。

ちなみにヴィッキー・コーシャルは先日、
女優のカトリーナ・カイフと結婚している。おめでとう。

 <ストーリー> 

パンジャーブ州に住むカップル、ルミ(タープシー・パンヌー)と
ビッキー(ビッキー・コーシャル)。ルミは元ホッケー選手で
今は小さいながらスポーツ用品店を経営している。
BFのビッキーはクラブのDJで見るからにそれ風の若者である。

ヴィッキーはルミの従妹の協力でルミの部屋に忍び込んだり、
自分の仕事場で密会していた。

ある日、ルミの叔母家族にバレてしまい、ヴィッキーは結婚を迫られる。
二人は愛し合ってはいたがヴィッキーの収入は安定しないし、
すぐに結婚はできないと思っていた。



そこへロンドンから結婚相手を探しにロビー(アビシェーク・バッチャン)が帰国する。
結婚紹介所で写真を見てルミを気に入ったロビーはフェースブックでチェックする。
ヴィッキーと一緒に映っている写真を見てBFがいる事は知ったが、
ルミに結婚を申し込み、お互いの家族も承諾する。



結婚式の前夜ヴィッキーがルミの前に現れ駆け落ちしようと提案する。
ルミはロビーに結婚はできないと告げ荷物を持ってヴィッキーの到着を待つが、
ヴィッキーは現れなかった。
ヴィッキーは両親からルミを幸せにできないと諭されたため、
ルミを諦める事にしたのだった。

結婚式は予定通りに行われルミとロビーは新婚旅行でカシミールに向かう。
ヴィッキーを失ったロミはロビーを受け入れる事はできなかったが、
ロビーは急がす時間をかけるようにと言う。

ルミはヴィッキーにワッツアップ(インドで利用されているLINEのような物)で、
連絡をするとヴィッキーは新しいGFと一緒にいると嘘をつき映像電話をかけてくる。
いたたまれなくなったルミは家に帰ろうと言いだす。

帰宅したルミとロビーは少しづつ打ち解けてくる。
ヴィッキーとの事を正直に話すルミにロビーは、
一緒にいたいと告げ、そのために時間をかけて欲しいと言う。

しかしルミはヴィッキーとの密会を続けていた。
ある日、後をつけたロビーは二人の密会現場を目撃してしまう。
さすがのロビーも自分を制する事ができなくなり、
アルコールに溺れ、ルミに目撃した事実を告げ離婚しようと切り出す。

ビッキーはルミの為にタクシー会社を始めるので結婚したいと、
ルミの家を訪ねて家族に話す。
ロビーは自分の荷物をまとめて出て行ってしまった。
その時・・・ルミはロビーを愛している事に気付くのだった。
ルミはヴィッキーに結婚できない事を告げオーストラリアに行く事を勧める。

離婚届にサインをするために二人は裁判所で再会した。
ルミは自分の気持ちをロビーに告げようとするが、
その前にロビーは離婚届にサインをしてしまった。

二人はルミの自宅までの道のりを共に歩きながら話をした。
別れ際にルミはロビーにフェイスブックで自分をブロックしているのかどうか聞いた。
ロビーは友達リクエストを送るように伝え踵を返した、
ロミはリクエストを送信した。そのプロフィール写真は結婚式の物だった。
それを見てロビーはルミを振り返る。

 シク教の戒律で喫煙は禁じられているがビッキーとルミは吸っていた。
 ロビーがターバンを脱いでから煙草を吸っていたのには感心したが。

 設定としてはルミとヴィッキーは20代、ロビーは30代だと思うが、
 恋愛や結婚に対する考え方は親の世代と異なっている事が見て取れた。

 この作品は2回観た(1回目はヒンディー語版)のだが、
 2回目はヒンディー語を聴きながら日本語字幕を確認できたし、
 ストーリーも細かい台詞もなるほどと思うところも多かった。
 日本語字幕って本当にありがたい。

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「俺はエージェント」大沢在昌

2021年12月22日 21時42分59秒 | 本 / BOOKS

2017年の作品であるが・・・大沢作品とは思えないほどの、
力の抜けたとぼけた軽い作品である。

町のある居酒屋の常連で007に憧れる若者・村井と白川老人は、
スパイ談議に明け暮れていた。ある日、一本の電話で呼び出された
白川は村井の家にやって来て行動を共にするように話す。
ついていった村井は白川がエージェント(諜報部員)である事を知る。

隠れ家で拳銃を取り出した白川は村井に20年前の任務の後、
一般市民として暮らしていた事を話しアシスタントとして
採用する事を告げる。驚く村井だったが白川の指示通りに、
駐車場から車を出す。そこへ居酒屋のおかみがやって来て、
拳銃を村井に突きつける! 危機一髪で白川がおかみを射殺し、
村井は命を助けられる。

任務復帰を仲間たちに告げる役目の白井は村井を連れて、
昔の仲間を訪ねていく。

素人の村井が役に立つのか? と思っていたら・・・・
なんと村井は公安の刑事で白川を監視していたという設定。 
居酒屋の夫婦は敵方から差し向けられたスパイだった。

白川と村井は昔の仲間たちを訪ねるが皆70歳以上の老人で、
施設に入っていたり、死んでいたり、家族が跡を継いでいたり、
と言う無茶苦茶な展開。そして敵方の諜報機関と外国人の協力者、
公安や警視庁にもスパイがいたりで、だれが敵で味方なのか? 

 次から次へと登場人物が現れて(笑)どたばた喜劇的な感じで
 進んで行き、最後まで漫画みたいなノリであった。

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池袋の居酒屋「甘太郎」

2021年12月21日 22時17分59秒 | 日本食べ歩き / JAPANESE RESTAURANT

西武線沿線に住む長年の友人とはインド映画繋がりで、
映画を観た後は池袋で飲む事が多い。この日は・・・
行く先々で入れず(笑)ここまで歩いてしまった。

友人の凄い所は自身の大好物である瓶ビール(銘柄問わず)が
ある店を知り尽くしている所である。

コロワイド・グループの甘太郎。

           

住 所:東京都豊島区東池袋1-29-1
      サントロペビル4F
電 話:03-6735-9207
最寄駅:JR山手線等 池袋駅

<食したメニュー>

 今時は、どこもかしこもタブレットによる注文。

よだレモンサワー 473円、黒レモンサワー 473円、
お通し 350円、塩キャベツ 363円、韓国海苔 253円、
炙り〆さば 748円、お店で作ったたまご焼き 418円、
甘太郎食堂創業餃子 528円

<店内の雰囲気>

入口を入って右側はイタリアンのラパウザに間貸ししているらしく、
真っすぐ進むと甘太郎になっている。

<感想と評価>

お通しは、きんぴらごぼう。

定番の塩キャベツ、早く出てくるし。

長い名前の甘太郎食堂創業餃子。不思議だったのは、
ラー油ではなく胡椒がついていた事。初めてだったわ。

 

何はなくとも、私はシメサバ。味にこだわりはなく、
サバである事が大事。

玉子焼きは友人の何はなくてもの一品。
これも味にこだわりは(たぶん)なく玉子である事が大事。
付け合わせが大根おろしと鰹節と言うのは珍しい。

 よだレモンサワー

 黒レモンサワー

LINE登録すると、よだレモンサワーが1円だったので、
追加オーダー。ちなみに黒レモンサワーはイマイチだった。

 評価は◎(旨く安く飲めれば良い。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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今日のカレー(No.424) ~ハムロ・ジャンクション~(大塚)

2021年12月20日 22時18分59秒 | カレー / CURRY

大塚は最近、第2の新大久保などと呼ばれているらしい。
確かに焼肉屋は多いし、ネパール、ミャンマー、ベトナム、
台湾、中国、バングラデシュなどのお店も多い。

とりあえずだ、専門のインド料理に近いネパール料理店を
攻めてみる事にした。

この店の場所には昔・・・サバと言うインド料理店があった。
美味しかったの覚えている。その後にアジア系の食料品店が
あったのだが、ネパール料理店になっていた。

           

住 所:東京都豊島区南大塚3-47-5 小田ビル2F
電 話:03-5729-1016
最寄駅:JR山手線 大塚駅

<食したメニュー>

ニジマス・セット 1500円

<店内の雰囲気>

テーブル席の他に座敷もある。壁に上手くないけど(笑)
ネパールの田園の絵が描いてある。

内装は近隣のカスタマンダップやバッティの方がしゃれている。

<感想と評価>

手前より時計回りに野菜カレー、ほうれん草の和え物、
ジャガイモのアチャール、グンドゥルック(発酵野菜)、
ダールカレー、カット野菜、中央にライス。

意外にもほうれん草が辛かったりして。
ライスのまろやかなダールをかけ、あとはアチャールや
パパドなどお好みで混ぜていただく。

 

ニジマスは素揚げの上にグレービーソースがかかっている。
かなりのボリューム。

パパドとヨーグルト。これらもカレーなどと混ぜていただく。
ライスはお替り自由なんだけど、満腹状態。

チャイは砂糖別のミルクティだった。

ニジマスは珍しいのでこの店に行ったら試してみる価値はある。

 評価は○(今まで行った3軒の中では3番手。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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【インド映画】 ~チャンディーガル・カレー・アーシク~

2021年12月19日 21時43分59秒 | 映画 / MOVIE

2019年の作品、タイトルはヒンディー語で、
「チャンディーガルで恋しよう!」。

チャンディーガルと言う北インドの都市を舞台にした、
ラブストーリーだが、ちょっと変わった題材である。それは・・・
性転換手術を受けた元男性とノーマル男性との恋愛である。

チャンディーガルはパンジャーブ州とハリヤナ州の州都で、
建築家ル・コルビュジェの計画に基づいて造られた都市。

インドらしからぬ街と言う事でこの映画の舞台に選ばれたのか?
と勝手に想像している。(未確認)。

主演のアーユシュマーンは2020年公開の「シュブ・マンガル・
ジャーダー・サワダーン」でインド映画初のゲイの恋愛を演じたが、
今作品でも元男性を愛する男性役を演じている。
相手役の元男性を演じるのは、女優バーニー・カプール。

  <ストーリー> 

重量挙げチャンピオンのマヌ(アーユシュマーン・クラーナ)は、
トレーニングしているジムにやって来たズンバのインストラクターの
マーンヴィ(バーニー・カプール)に一目惚れし集中できなくなる。

マヌがマーンヴィを誘う形で二人は情熱的な関係になり、
マヌの家族もマーンヴィを歓迎し結婚するものと期待する。

 最近のインド映画はいつの間にか規制が緩和されたのか?
 かなり激しいラブシーン(ヌードはなし)の連続、笑。

ところがマヌが結婚を決意した時に・・・・
マーンヴィは自分が性転換手術を受けて女性になった事を告げる。
マヌは元男性と肉体関係をもっていた事や元男性と気づかなかった事、
(結果的に)騙されていた事にショックを受ける。

 そう言う大切な事は最初に言うべきだと思うけど、
 (まぁ言おうかどうか躊躇するシーンはあったけど)
 相手を思いやる気持ちがあれば最初に言うなぁ。
 でも判らないもんなんだね。手術痕って残らないのかなぁ?
 美容整形って凄い技術なんだね。

マーンヴィが男性であった事を知ったマヌの家族が、
ジムでそれを言ってしまったがためにマーンヴィは窮地に追い込まれる。

マーンヴィの父親が倒れマーンヴィは病院に駆けつけるが、
そこでもマーンヴィが女性になった事を受け入れられない母親や親戚が反発する。
マーンヴィが元男性でも愛せるのか? マヌは葛藤しつつも病院に行く。

そしてコンテストの日、ライバルが好成績をあげ差を付けられたマヌは、
最終種目の重量挙げでインド記録を塗り替え優勝する。
駆けつけたマーンヴィを抱き上げるマヌ。

 最後はみんなが認めて、めでたしめでたしなんだけど、
 現実としては保守的なインドでは厳しいだろう。
 これが多様性を受け入れるきっかけになるかなぁ(?)。

 一緒に観た友人とも話し合ったのだが、
 劇中の言葉があまり理解できなかった。その理由(いいわけ)は
 パンジャーブ州の話だったのでヒンディー語ではなく、
 パンジャビー語が混ざっていたからだろう。もう一つ、
 若者の会話だったので早口だった事もある。
 まぁ理解できなかった「いいわけ」である。

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WBA&IBF世界バンタム級タイトルマッチ

2021年12月18日 22時01分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界バンタム級チャンピオン   WBA世界バンタム級10位
IBF世界バンタム級チャンピオン   IBF世界バンタム級5位

    井上 尚弥(大橋)        アラン・ディパエン(タイ) 
     21勝(18KO)              12勝(11KO)2敗

井上尚哉選手がモンスターであるが故に対戦相手は大変である。
ディパエン選手はムエタイでも50勝10敗の戦績。日本でも
K-1やキックボクシングからボクシングへ転向する選手がいるが、
似て非なる競技なので大成した選手は少ない。でもタイ人で
ムエタイ出身でボクシングでチャンピオンになった選手は多い。
ウィラポン、カオサイ・ギャラクシー、ポンサクレックなど。

ムエタイ出身の選手はボディが強いらしい。膝蹴りに比べれば、
所詮パンチは痛くないと言う事だ。ボディは鍛える事ができるので、
井上選手の強烈なボディーブローでも倒れなかったと言う事か。

                 

1ラウンド:井上選手がスピードのある左ジャブをディパエン選手の
ガードの間にヒットさせ前進する。時折フェイントもかけ翻弄。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

2ラウンド:井上選手の左ジャブが的確に当たる。
ディパエン選手は空振りが多い。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

3ラウンド:井上選手が左で試合をコントロール、ワンツー、
左ボディー、右アッパーで前進しディパエン選手が下がる図式。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

4ラウンド:井上選手は左アッパーを連発。ディパエン選手も
右フックを返すも、井上選手のパンチは的確でかつ強烈。
井上選手がロープを背にして誘うがディパエン選手は連打できず。
井上選手が一方的に打ち続けるがディパエン選手は粘る。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

5ラウンド:井上選手が上下に打ち分ける。ディパエン選手も
時折返すが軽い。井上選手が一方的に攻め続ける。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)



6ラウンド:井上選手の強烈なボディーブローが当たるが、
ディパエン選手は倒れない。そして右フックでも倒れない。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

7ラウンド:井上選手が余裕をもって追いかけ連打するが、
ディパエン選手はガードを固めて耐え、足を使って逃げる。
  (井上選手:10-9:ディパエン選手)

8ラウンド:井上選手の攻撃に耐えていたディパエン選手だったが、
左フックでダウン、なんとか立ち上がるが左フックが当たった所で、
レフェリーがストップ。2分34秒、井上選手のTKO勝利。

ディフェンシブな選手を倒すのは難しいが、
追って、追って、追って、手を緩めず、終始攻め続け、
最終的にダウンを奪い勝利した井上選手は凄い。

それにしてもディパエン選手は無茶苦茶打たれ強かったが、
ストップの後は歩けないほどだったから、ストップは妥当。
限界まできていても闘争心なのか立ち続けた気持ちに
大きな拍手をおくりたい。

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今日のカレー(No.419) ~カスタマンダップ~(大塚))【再訪】

2021年12月17日 21時45分08秒 | カレー / CURRY

バングラデシュ料理店からネパール民族料理店へはしご。
飲み放題1500円・・・なのだが4人から利用可、残念。
今回はこの店も居酒屋として利用したのだった。
カレーも食べずに、笑。

実際にネパールではお酒が飲める店が多い。カフェもレストランも
お寺の前の売店でも売られているほどだから、ネパール人は酒好き。
まぁ安くはないんだけどね。

           

住 所:東京都豊島北大塚 2-7-9
      第33東京ビル5F
電 話:03-5972-4474
最寄駅:JR山の手線 大塚駅

<食したメニュー>

ダヒプリ 950円、ポーク・セクワ 550円、ククリラム 550円

<店内の雰囲気>

友人曰く・・・こんなオシャレな雰囲気の店があったら、
殺風景な店には行かないなぁ・・・と至極まともな意見。
確かにどうせ飲むなら雰囲気の良い店で飲みたい。
先に行ったバングラデシュ料理店と比べちゃうけど。

<感想と評価>

これがダヒプリなんだけど、インドのと全く違う。
インドでダヒプリと言うとジャガイモのカツレツに甘いソースと
ヨーグルトがかかっている。この店のはパニプリにヨーグルトが
足されているのである。

期せずして再びパニプリを食べつ事になったのだが、
友人も私も、これはこれで美味しいと言う結論だった。
ソースはタマリンド味でドロドロしておらず若干水っぽいが、
生地はやはりベンガル料理店と同じだった。おそらく日本なので、
現地とは材料が違うのだと思われる。

2種類のアチャールだが、どちらもそれほど辛くはない。
これもインドのアチャールと比べると酸味もなく、
やはり刺激が少ない。

ネパールではククリラムが有名~。
インドと同じようにラム・コークでレモン入れてと言ったら、
お兄さん「?」って顔して・・・蜂蜜入れてホットでと。
なるほど・・・・ネパールじゃホットなのか? 冬だからか?

暖まるわぁ~。私は冬場はラムに蜂蜜とミルクを入れて飲んでたけど、
ホットラムは香りもいいし、今年はこれで決まりだな。

 評価は◎(やっぱり居酒屋~。)
      (3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)

■お断り■
 味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
 同意見・反対意見など、あると思いますが、
 あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
 気にしないでください。あしからず。

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