イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

クリスマスが終わり、新年を待つ年末年始の中間の一区切り、あまり盛り上がらない恒例のボクシングディセール。

2018年12月31日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
12月27日、クリスマスの2日後のマンチェスターのショッピングエリアです。



木曜日、平日ですがたいへんな賑わい。
クリスマス・イヴ(24日)あたりから有給休暇をとってとしあけの1月1日まで休んでいる人もけっこういると思います。

1月2日からは平常出勤。

今日の話題は、ボクシング・デイ Boxing Day にはじまる全国一斉バーゲンセールボクシング・デイ・セール Boxing Day sale



ボクシング・デイというのは、12月26日、クリスマスの翌日で、クリスマスとセットになって祝日です。

もともとはお屋敷の使用人が奥様にクリスマスプレゼントをいただく日だったのでボクシングデイ(ボックスはプレゼントをいれる箱)と呼ばれているらしいのです。

恒例のサッカーと競馬の試合があります。
何年か前までは、今は禁止されている野蛮な国辱スポーツ、キツネ狩りが全国的に開催される日でもあったそうです。

今、最も身近なボクシング・デイの行事はボクシングデイ・セール。

去年はストックポートのボクシング・ディ・セールの写真を撮って載せた記憶があります、今年はマンチェスター。



27日にマンチェスターに出かけたのは、お勤め帰りの友人と町であって夕食を食べるため。
待ち合わせ時間の1時間前にバスで到着して、おしゃれな文房具やでダイアリー(予定を書き込む手帳)を買い、セール開始後二日目のショッピングセンターもちょっとのぞく予定だったのですが、道の混み方が尋常ではなく、待ち合わせぎりぎりに着きました。

もーのー凄い数のショッピング客がマンチェスターのタウンセンターに向かっていたのです。

暗くなりつつある午後すぎにショッピングに繰り出すマンチェスターの人たち!(待ち合わせは4時ごろです)

この日は木曜日、イギリス中多くのショッピングセンターが9時か10時ごろまでオープンしている late opening day とボクシングディ・セール(2日目)がぐうぜんドッキングしたのでした。







待ち合わせ場所を少し変更して待ち合わせの友達には目当ての文具店に出向いてもらいました。
悔しいことに私の欲しかったダイアリーは値下げされていませんでした!(定価で買いました!!)

友達は来年用に半額になったクリスマスカードを買っていました。

ボクシングディ当日は、テレビのニュースによると、目当てのバーゲン品をねらってクリスマスの深夜から店の前に野営する人まで出る騒ぎだそうですが(たぶんロンドンの話でしょう)2日目にもなるとめぼしいものは売れてしまっています。

人込みがあまりにひどいと動悸がする(軽いパニック症状)私はボクシングデイ当日に店に行ったことはなく、せいぜい翌日か2,3日後にちょこっとのぞく程度ですが、みんなの期待が大きいわりには毎年ぱっとしません。



ほんとうによさそうな品は定価のままか、せいぜい30%引きどまりです。
みんなが争って買う半額セールのものはボクシングディ当日に売り切れるみたいです。
大晦日パーティ―のおめかし用にまだ需要がある服やアクセサリー、クリスマスの時に会えなかった人に新年パーティの時に渡すプレゼントなどなどまだまだ定価で売れる見込みがあるこの時期に、50~70%引きで売り切りたい商品って、お店にとっては結局どうでもいい物であることが多いみたいです。

それでも大勢いるんですよね、半額だ~って雰囲気にのまれて買っちゃう人が。

本当に欲しいけど値段が高くて躊躇しているものでもあれば、1月の最初の週末にはじまるジャニュアリー・セール January sale(冬物一掃セール)まで待つのもテかもしれません。



倒産の危機が懸念されている老舗デパート、デべナムス Debenham's。


デパートの一階はどこも「ストッキング・フィラー stocking filler」という値段の安い小物類売り場にたいへんなスペースを割いています。
誰に上げてもよさそうな入浴剤、チョコレート、アフターシェーブローション、クリスマス仕様の缶に入ったビスケット、紅茶やお料理用のスパイス、おちゃめな雑貨、文具など見て楽しいクリスマスプレゼントおすすめ用品が毎年いっぱい!

ほとんどが半額以下です。

結局何も買いませんでしたが、これはなに?という閑散とした一角がバーゲン客でにぎわう「ストッキング・フィラー」売り場にありました。


ヘーゼルナッツが入っているスプレッド、ナッティーラ Nuttela が山積み。(読み方は[塗ってら]ではありません)

パンに塗ったりお菓子作りに使われたりイギリスではおなじみのチョコレート風味のスプレッド。(アメリカ経由ですがイタリア原産のもとイタリアのメーカーです)

40%引きですが、クリスマス仕様の容器に入っているというわけではなく、スーパーなどで売っているのと全く同じ。

なぜ、デパートのクリスマスプレゼント売り場にセール値段で並ぶのか、それも山積み!

このセールサインになぜ、ドングリの写真が!?


脱力しそうなくだらないキャッチ、「 Go nuts for it!」夢中になれ!=狂ったように買いまくれ!ってことでしょうか。
ナッツというより、ドングリなんですけど。

ニュースによると、今年のボクシングデイ当日のセールの売り上げと人出は過去最低だったそうです。
オンラインショッピングの盛況と、たった一か月前の(前評判のわりにはイギリスでは盛り上がらなかった)大イベント「ブラック・フライデー」の影響が考えられます。

よいお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。


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短い午後、冬枯れの林の中の、おなじみの小川沿いの遊歩道を散歩。霧の中の仲良し肉牛チーム

2018年12月29日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
おなじみのハッピーヴァレーの小川そいの遊歩道を、クリスマスの翌日、散歩しました。

小川のこちら側の小道ははここでいきどまりです。


散策を終えて右側の林を通って上の道路に出るつもりでしたが、小川の向こう岸(左側)からウムゥオ~というウシの鳴き声が聞こえました。

霧の深い午後です。
小川の向こう岸にある、放牧場の見通しはあまりきかなかったので、ウシがいることに気が付きませんでした!
ウシが出ていることを知っていれば、だいぶ手前の、小川の向こう側へ渡れる最後のスポット=「飛び石」を超えて向こう岸を歩いていたのに!

今来た道をずいぶん戻って、飛び石をぴょんぴょん超えて反対側につきました。

ウシはずいぶん先にいます。先ほど向こう岸を歩いた同じ方向へまた10分ほど歩くことになりました


途中からイヌ4匹と飼い主2人が同行、犬はそれぞれ自分専用のものらしいテニスボールをくわえて飼い主の足元をグルグルうろついていました。
飼い主の女性二人はおしゃべりに忙しく4匹もいるイヌのボールを遠くへ投げてほしい要求になかなか応えられません。

そういうわけでそのうちの一匹、黒いラブラドール犬が全く関係のない私と夫に要求を突き付けてきました。
私たちの足元にボールをおとし、私たちの顔をみあげてしっぽを振ります。

かわりばんこに何回か原っぱにボールを投げてやりました。



たまーに、本当にたまーに見かけるこのウシのむれ、いつもこのメンバーです。




イギリスの純血肉牛、へレフォードという種類です。


雄牛の後ろに小さく写っているのは犬の飼い主の女性2人と、イヌ一匹。



2人の女性はウシが放牧されているのに気が付いたせいでしょう、イヌに引きひもをつけて、きた道を引き返していったようです。

このウシのグループを小川のこちら側(放牧場があるほう)から、最初に私たちがいた向こう岸の林の中にいるのを見かけたこともあります。

飼っている農家はこの小道をずうっと歩いて、遊歩道の終わりと交わる広い車道ぞいにある農家だと思うのです。
他にヒツジと一時はペットの(?)アルパカも飼っていた(ストックポート日報に写真を載せたことがあります)手広く畜農業をやっている農家です。
同じウシたちがたまに車がビュンビュンとおる道路沿いの農家の敷地内の放牧場に放されていることがあります。

3時を過ぎたころ、霧がどんどん濃くなりました。


いつまでもそばでウシを見ていたいのですが暗くなるまでに道路に戻らねなければなりません。





夏にオタマジャクシの成長の観測をしたおなじみの観測池のあたりは霧が立ち込めて視界が全く効きませんでした。

ウシが見られて満足です。
くもり空、霧、冬枯れの渓谷、と寒そうな光景が写真に写りましたがこの日、日中は気温が10度前後、暑がりの私はコートを着ずにセーターだけで出てきましたが特に寒くはありませんでした。

4時に家に帰りついたころにはほとんど真っ暗でした。

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クリスマスに作ったイギリス伝統の高級肉料理のベジタリアン版、とても簡単、レシピ付き

2018年12月27日 09時00分00秒 | 英国の食べ物、飲み物
話題が前後しますが、クリスマスの日、12月25日に作った、ベジタリアンむきのクリスマス料理です。


スーパー、アスダ Asda が無料で配布している月間のレシピ小冊子を見て作りました。

バターナッツ・スクオッシュ・ウェリントン butternut squash Wellington

材料です。


スクオッシュというのはカボチャの一種です。
中味をくりぬいてハロウィーンのランターンを作るのに使うオレンジ色の「パンプキン」は味がなくスカスカしていますが、このバターナッツ・スクオッシュは甘くてまろやかです。

日本でもこの頃は手に入るようですね。

タネは下の空洞にちんまり収まっていて果肉がたっぷり、しかもほじくるのがとても楽です。


スーパーで売られているのは上の写真のようなどっしり形がほとんどですが、オーガニックショップではくねくね首の長いもの、胴がくびれてひょうたん型のものなど、個性的な形のバターナッツ・スクゥォッシュが見つかります。


角切りにしたバターナッツ・スオッシュと細切れにした玉ねぎ2個をオーブン皿に入れてオリーブオイルをふりかけオーブン(200℃)で15分、
カボチャのタネとパインナッツ(松の実)をそれぞれ20gを加え、さらに10分、バターナッツ・スクオッシュがやわらかくなったら外に出して室温に冷まします。

パセリ20g、干し杏6個の細切れ、ボロボロにほぐしたフェタチーズ(feta ギリシャの白いチーズ)100g、缶入りのグリーンレンティル(レンズマメ、小さめの豆なら何でもいいような気がします)400g、一個分のレモン汁と皮をすり下ろしたものをよーく混ぜて....

すでに薄く平たく伸ばして巻いてあるインスタントのペイストリー(パイ皮 320g)を広げた上にもっこり盛り上げてのせます。


あ~、レシピには「小さ目のバターナッツ・スクオッシュ」と書いてあったのですが大きいのしかなかったのです。


左側のボウルにはのせ切れなかった材料が残ってしまいました。
バターナッツ・スクオッシュだけ残して他の材料をスプーンで丁寧にすくってペイストリーの上のかたまりに移します。

バターナッツ・スクオッシュはそのうちサラダに使うことにします。

上に同じインスタントのペイストリー(320g)かぶせてふちを押さえてとじた後、冷蔵庫に入れて30分冷やします。
レシピの写真には星形に抜いたペイストリーがちりばめてありましたが、巻いた2本のペーストリーは敷くのと上にかぶせるのに使ってしまったので余分がありません。(とじた写真がありません)


溶いた卵一個分をまんべんなく表面に塗って同じ温度のオーブンでこんがり40分。


手前は、ロースト・チキン4~5人分。


今年は恒例のターキーではなくチキンをローストしました。

バターナッツ・スクオッシュ・ウェリントン、この日に食べたのはベジタリアンの夫だけです。


私は5センチ角ほど切り取って味見しました。
びっくりするほどおいしかったです。

夫にも好評です。
レシピによると8人分です。

バターナッツ・スクオッシュ・ウェリントンの盛り付け例


チキンの盛り付け例;私の採り分です。

時計回りに;
お団子状のスタッフィング(チキンの空洞に詰める玉ねぎとパン粉とセージを練ったもの、インスタントの箱入りを買いました)をまるめたもの、
カクテル・ソーセージ(ウィンナソーセージ)をベーコンで巻いたピッグス・イン・ブランケット(チキンのトレイにもいくつかちりばめました)
ロースト・パースニップとロースト・キャロット、ロースト・ポテト。
びん詰を買ったクランベリー・ソース。
くるみとトウガラシを加えて炒めた芽キャベツ(夫は塩茹でにした芽キャベツを食べました)
ローストチキン2切れ(インスタントの顆粒をお湯で溶いてミカン、玉ねぎ、レモン、のだしが出たチキンの脂を加えたグレービーがかかっています)






バターナッツ・スクオッシュ・ウェリントンはイギリス伝統の肉料理のベジタリアン版なのです。

オリジナルのビーフ・ウェリントン beef Welington


名前の由来は不明です。
牛フィレ肉の塊をパテで覆い、パイ皮をかぶせて焼いた高級イギリス料理。私は食べたことがありません。

上の写真は画質が良かったので選んだ17世紀創業、ロンドンの名門食料品店フォートナム&メイソンのショッピング・ウェッブサイトから借りたもの。

4人前で75ポンド(10,546円)!
オーブンに入れて焼くだけの状態で届くそうです。
ちなみに私の作ったバターナッツ・スクオッシュ・ウェリントンはアスダのレシピ小冊子によると、(材料をすべてアスダで調達すれば)8人前で材料費が一人当たり1ポンド8ペンス。

イギリス人に「今年はウェリントンのべジタリアン版を作る」というと「ひゃー、すごい大変そう!」といわれました。夫も「めんどくさいことはやめろ」といいました。
その実、ひどく簡単でした。

チキンの残りを少しとウェリントンの半分をベジタリアンのガールフレンドと翌日食べられるように自宅に帰る上の息子に持たせました。

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クリスマスは終了、出すきっかけを逸していた写真を少し公開、ルードルフとロビン

2018年12月26日 09時00分00秒 | 気になる製品、気になるデザイン

今日、12月26日はクリスマスの祝日2日目、ボクシングデイ Boxing day です。

さて、今日の話題はスーパーマーケット、アスダで見つけた巨大なアルミの樽入りビール(しかもクリスマスビールだそうです)。ブリュードルフ BREWDOLPH !


イラストのすばらしさ!シャレの低級さ!
クリスマスを代表する(特に子供に)人気のルードルフ Rudlf(赤鼻のトナカイ)はたいていマンガっぽい表現の赤いおだんごのような鼻がドンとついたトナカイの絵なのですが、これはリアルな表現で、よっぱらったように鼻がなまなましく赤らんでいます。

Brew はビールを醸造するという意味です。ビールの醸造所で働いているルードルフが抱えているのはビールの材料ホップ hop。

HAVE A HOPPY CHRISTMAS とかなしいダジャレのダメ押し!


はい、以前にもご紹介した、プラスチックの指輪付きのクリスマス・リング・バン Christmas ring bun、おなじみ全国展開のベーカリーのチェーン店、グレッグス Greggs のオリジナルです。

クリスマス・キャラクターとしてルードルフと並ぶ人気の野鳥、ロビン。


鳥の図柄を表面から描くのはちょっと独創的だと思いませんか。

クリスマス・ツリーの指輪とペアアップして、クリスマスツリーを飾ります。


クリスマス・ツリーの指輪ののったクリスマス・リング・バンについて書いた記事のリンクです。
今度はクリスマス・モチーフ!子供だましの指輪付き!子供の好きなフェアリーケーキをカフェで食べる


これまたおなじみベーカリーのグリーンノールスGreenhalgh's のジンジャーブレッドクリスマス・モチーフ。


機関車がディスプレイに初登場。
サンタクロースが持ってくるテディベアと並ぶ子供のおもちゃの代表格、というわけで、クリスマスの時期によく見かけるモチーフです。

ところで、ボクシング・デイのいわれは、というと伝統的に使用人や御用聞きにプレゼントをあげる日だからなのだそうです。
プレゼントは箱(box) に入っていますよね。

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メリークリスマス!キリストの降誕を祝うごちそうの参拝

2018年12月25日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
Merry Christmas Everyone!



日本との時差は9時間、この記事を投稿しているのは24日、クリスマスイブの深夜です。
日本はもう25日のクリスマスですね。

日本ではクリスマスイブの夜にチキンを召し上がったご家庭も多いのでは?

今年は二人の息子それぞれに、ここ数年の間に何人もの人に「日本人はクリスマスイヴに KFC(ケンタッキー・フライドチキン)を食べるって聞いたけど ほんと?」と聞かれたました。

上の息子は「そんなバカな‼ 都市伝説だよ。」と知りもしないのに否定したそうです。
お友達に「お母さんに聞いてくれ」と追及され、質問されたわたしは、「イブの夕食に家族で鶏のもも肉を食べるのは本当だけど、30年近くクリスマスの頃日本にいないから KFC のことは知らない。食べる人もそりゃ、いるでしょうね」と答えました。

他の質問者にも同じことを答えました。そういえば、日本にいる時、ケンタッキーの大箱を買ってきて会社の同僚と食べたような記憶もあります。


実際は今どうなのでしょうか。

イギリスの家庭ではアメリカから入ってきた習慣だそうですが、クランべり―のジェリー(ソース)を添えてターキー(七面鳥)の丸焼きを食べるのが普通です。

100年以上前まではガチョウが食べられていたそうです。



ドイツや北欧では今でもガチョウのほうが一般的だと聞きました。
ヨーロッパのほかの地域はどうなのか気になります。

アップルソースを添えたローストポークを食べる家庭もあるそうです。


リンゴをくわえた子豚の丸焼きを食べる大宴会をするところもあるようです。

以上、去年私が制作した版画で、キリストの生誕を祝って贈り物をもって砂漠を超えてきた3人の王様をクリスマスのごちそうで表現したのですが、不謹慎だったかな。

ちなみに、ブタが肩にかけているのはベーコンです。pigs in blanket というベーコンを巻いた小さなソーセージをターキーといっしょにローストするのがクリスマスの定番です。

うちは今年はクリスマスにはターキーではなくチキンを焼きます!

下の息子がターキーは味が淡泊であまり好きではない、というので。
たしかに脂っぽいわりにはフカフカした食べでのない退屈な味かもしれません。

で、今年はベジタリアンの夫に自家製パイを焼き、肉を食べる私と息子二人がターキーよりもかなり小さい4人分用サイズのチキンを食べることにしたのです。合理的です!(ターキーの残り物始末も 例年のクリスマス後の楽しみの一部なのですが)

去年のクリスマスの翌日の記事のリンクを貼りました☟。

恒例!クリスマスのロースト・ターキー、七面鳥の丸焼きディナー

ロースト・ターキーの写真が載っているので見てください。


下のほうにピッグス・イン・ブランケットについての記述のある去年の12月末の記事のリンクです☟。
クリスマスが終わっても新年までは半端なお祭り気分・・・その2

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クリスマス前のスーパーマーケット、日曜の開店直後のこの混雑、今年もお届けする恒例の買い物ストレス!

2018年12月24日 09時00分00秒 | 英国ってハズカシイ!
一昨日、クリスマス前の土曜日は、怖くて人が買い物しまくっている場所には出て行けませんでした....

日曜日はスーパーマーケットを含め、店が開くのは10時以降、さすがに開店直後のスーパーはそこまで混むまいと10時30分開店の、家から一番近いセインズベリーに10時48分に到着したら......

駐車場がいっぱい。行くまでの道も大渋滞でしたので到着するまでに予想はついていましたが....

日曜の朝だということがにわかには信じられない混雑ぐあい!




クリスマス当日の料理のための買い物に来ました。

トロリー(商品をいれて押すを入れる手押し車)がぶつかるたびにあやまりあやまられ声を掛け合って渋滞の中をそろそろ進むといったぐあいです。

みんながガンガン トロリーにいれまくっている商品はほとんどが食料品。すごい量です。
プレゼントや衣料品の売り場は驚くほどすいていて、すでに値引きされていたものもかなりありました。

生鮮食料品、おもてなし菓子等、クリスマスの当日消費が見込まれる商品売り場では店員が棚補充用の商品が詰まった箱を置いて待機しています。


リレー式に次々と補充箱が届き、棚があいてくると手早く補充!

人出には圧倒されましたが、運営は思ったよりもスムースです。
20ぐらいあるチェックアウト・カウンター(レジ)のうちあいているのは通常だと10から12ぐらい、早朝、深夜など2カウンターしかあいていないこともあるのに、昨日は20台すべてにスタッフがつき、フル稼働していました。

待ち時間はそれほど長くありませんでした。

チェックアウトの列で通路がふさがれないようにすいた列に誘導するだけのために配置された店員もいました。





今年最高の売り上げが期待されたこの週末2日間、スーパーや店は全国的に万全の備え(人海戦術)で対処したようです。

それでも閉店は通年の日曜日と同じ、3時半。


沸点という漢字が頭に浮かんで、ストレスの限界!を感じたのは金曜日、ストックポートの大衆スーパー、アスダに行った時。

私は携帯電話で妻や夫(?)にどなっていたり(俺、仕事に戻んなきゃなんないんだよ!/180グラムか320グラムどっちか書いとけよ!/そんなことぐずぐず言うんならあなたが買い物したらいいでしょう!)、 棚一杯の商品を数えもしないでトロリーに詰め込んでいるたくさんの人たちや、気が変わって買うのをやめた商品(バナナ、鮭の切り身等)が文房具売り場などに大量に打ち捨てられているのを見て頭がくらくらしました。


イギリスでクリスマスを迎えるのは27回目です。

いつまでたっても理解できない!イギリス人にとってクリスマスって何??







ちなみに、日曜日のセインズベリーでイライラしている人は見かけませんでした。私も落ち着いて買い物しました。
どんどん車で乗り付けてくる駐車場から車を出すのに難儀しましたが。




「落ち着け、たかがクリスマスだ」戦時中の有名な標語、「KEEP CALM and CARRY ON 何があっても平常心でやり遂げよ」のパロディです。



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クリスマスといえば、プレゼント!サンタクロースが来なくなって久しい我が家にも残る家族間のプレゼント習慣!

2018年12月23日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
今年、私が用意したクリスマスプレゼントです。


我が家はここ10年来、家族だけにプレゼントを贈りあうので、ほかの多くのイギリス人家庭にくらべてかなり小規模なのですが(!)それでもけっこうな数です。

写真が切れちゃっていますが、左側にもっといろいろあるのです。


靴下のプレゼントは、イギリスのクリスマスの陳腐な伝統です。息子たち二人ともそんなものは欲しがっていないのですが必要ですから!三足お徳用セットをそれぞれ買いました。

息子たちへのメインのプレゼントは現金です。
現金、商品券などのクリスマスプレゼントに 味気ない、世知辛い、と眉を顰める年配の人もいるようですが、成長した子供にこれ以上喜ばれる贈り物はないでしょう。

毎年私は息子二人のガールフレンドに手袋を編みます。
上の息子は相手がクリスマスごとに2回変わったので、手袋を編むのは今年で3人目。
下の息子は2人目。

そういえば、私の編んだ手袋を2足もっているガールフレンドはいません!クリスマス越しにお付き合いが二年つづいたことがないからです。





(夜に撮った写真なので照明がみょうにドラマチックですね)

二人の息子のガールフレンドはどちらも A ではじまる名前なのです。(どちらも日本人にはなじみのない名前です)
ちなみにうちの夫の頭文字も A 。この2足の指なし手袋は、5年前私が夫のために編んだ、イニシャルA入りの指付きの普通の手袋を簡略化して指の部分を省略して編んでみました。

夫の手袋も探して写真を撮ろうと思ったのにどこかに行っちゃって見つかりません。

私のイニシャル、E も図案化してあるのですが、まだ手袋を編むのに使っていません。


包み終わっていないものもいくつかあります。
荷札のような宛名を書いたタグをつけて、夫や息子が家族におくるプレゼントをこっそり包むためにこの空き部屋に入ってくる前に大きな袋にまとめて隠すつもりです。

24日の夜、すべてクリスマスツリーの下に並べます。
包み終わり次第、ほかの人からもらい次第クリスマスツリーの下に並べる家庭も多いようです。


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ストックポートのショッピングセンターのクリスマスらしい小イベント(子連れに訴えるクリスマスビジネス)ほか

2018年12月22日 09時00分00秒 | ストックポートとその周辺
昨日ストックポートのタウンセンターに行きました。午後からオックスファムでボランティアです。
12月21日、クリスマスまで残すところたったの4日です。

平日なのに ものすごい人出です。

クリスマス前なのにもう「最高60%引き」セールをやっています。



イギリスではおなじみ、サンタズ・グロットー、 Santa's grotto


サンタクロースと会ってお話しできる、子供たちにとっては素晴らしい機会を提供してくれる12月のお楽しみイベント!
親にとっては子供たちがサンタクロースに欲しいものを言っているのをちゃっかり盗み聞きするいい機会です。

入場料を払い、お菓子や小さなおもちゃなどサンタさんからの記念品がもらえます。

ストックポートのショッピングセンターのこのグロットー(本来は岩窟、サンタクロースが子供にあう場所をなぜかそう呼びます)はイグルーigloo(氷を積んで作ったエスキモーの家)というところがユニーク!

12月になる前から設置されているこの「イグルー・グロットー」、いつみてもサンタさんがいません。
のぞき込むと、暖かそうにもえている暖炉(ふうの赤いライト、氷の家が溶けないか心配です)と誰も座っていない肘掛椅子が二つ見えます。

今日通りかかったら、若者たちが柵を乗り越え、「警備員が来る前にはやくっ!」とあたふたと椅子に腰かけ、かってに記念撮影をしていました。

小さな女の子に「サンタクロース、どこ?どうしていないの?」と聞かれた若いお母さんが「サンタクロースはね、たばこ吸いに行ってるのよ!」と言っているのも聞こえました。



南極にいるはずのペンギンとホッキョクグマがいっしょにいるディスプレイは教育上問題あり。



(トナカイではなく)イギリスのシカまでいます。

サンタクロースと郵便ポストはいつもコンビになっています。


子供たちがサンタクロースに欲しいものを書いたリストを郵便で送るからです。

上の写真は、ストックポートのショッピングセンターのサンタクロース。子供たちからの郵便を受け取ったところだと思うのですが。

....グロット―にサンタクロースがやって来て子供たちに会うのはどうやら週末だけのようです。

さて、もう一つ。

スノー・ドーム snow dome


これも12月に入ってから毎日営業しているのですが、利用している人を見たのは昨日が初めてでした。

利用されていない時はふにゃッと空気が抜けていてひどくしょぼいのですが.....



後ろのファスナーをあけて子供が入って準備完了になるとスノウドームがポンッと膨らんで下から雪がブワッと噴き上げます。
怖がってぐずる女の子を若いお父さんが入ってきてなだめているのですが、ジャマです。

外からプロのフォトグラファーが撮った写真をその場で加工してプラスチックのスノー・ドームに仕上げてもらえます。5ポンド(704円)。
子供が増えるたびに少額の追加料金がかかります。スノー・ドームは一個3ポンドだったかしら、追加で購入できるようです。

...けっこう良心的な値段だと思うのですが、外から女の子のお母さんがスマートフォンで写真を撮ろうとしていたら、専属フォトグラファーにダメって言われていましたよ。みみっちい!スノードームを使った写真に著作権でもあるのでしょうか。

裏側はかなりみっともないです。


3年前からストックポートでも始めた自称「クリスマス・マーケット」。


小規模で思いっきりしょぼいです。

本家、マンチェスターの名物「クリスマス・マーケット」はもともとドイツのクリスマス・マーケットをまねたのが起源で「ジャーマン・マーケット」ともいわれていました。
ドイツはじめ、ヨーロッパ各国の名産品や手工芸品店が屋外にみせびらきして壮観なのですが、ここストックポートのは、地元のイギリス人が店番する単なる小屋掛けの模擬店です。


それでも外せないドイツ風、ブリキの兵隊の飾りが今やイギリスのクリスマスの飾りの定番になっています。


今年も行ったマンチェスターのクリスマス・マーケット Manchester Christmas Market。






毎年必ず、フランス人の女性の出す屋台からフランス製の石鹸を10個買います。


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バー・ハンバグ、みんながはしゃぎまくるクリスマスのこの時期にクールにしらけポーズを決める反クリスマス・ジャンパー!

2018年12月20日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
昨日、2018年 12月 19日はチャールズ・ディケンズ作「クリスマス・キャロル Christmas Carol」が出版されて175年目の記念日だったのです。
南アフリカで最近発見されたディケンズの若いころの肖像画がこの日にディケンズ記念館でお目見えというニュースが何回もテレビで放送されていました。

クリスマス・キャロルといえば、スクルージ Scrooge


クリスマス・ジャンパー番外編
クリスマス・キャロルの主人公、クリスマスが大っ嫌いでケチで人でなしのエビニーザ・スクルージの口癖が「バー・ハンバグ Bah Humbug!」



クリスマスの時期に浮かれきっている世間に背を向け、クールにしらけ切った態度を表す堂々たるジェスチャー!
バー・ハンバグ・クリスマス・ジャンパー!

スーパーでも売られていました。
オンライン・ショッピングサイトで多数売られています。

Bah Humbug と書かれた(特に大人の男性向きの)クリスマスジャンパーをざっと10種類はまちなかで見かけました。

一番上の写真は、ハイストリートの安価なファッション・チェーン店、ニュー・ルック New Look のオンライン・ショッピングサイトで見つけました。
実際着て歩いている人も見かけたことがあります。

となりの人を指さしてスクルージ呼ばわり。友達と並んだ写真を撮ってインスタグラムに載せたらウケるかもしれません。



上の写真は、私がボランティアでお手伝いをしているチャリティショップ、オックスファムのクリスマス・パーティに来ていたボランティア・スタッフ。
ストックポート日報 には原則として人物が特定できる顔入り写真はのせないことになっているのですが、写真を撮りたい、といったら周りの人たちにあおられ、思いっきり不機嫌な表情を作ってくれたので、努力をたたえて公表します。

「バー・ハンバグ」は中世の頃からイギリスで使われていた「ばかばかしい」「ナンセンス!」「かってにしろ」「やってらんねー」といったやる気ない感情を表すフレーズなのだそうです。はき捨てるように言います。

スクルージ以後、「クリスマス嫌い」を表現する言葉としてもっぱら使われています。

大手スーパー、セインズベリーで見かけた女性用の楽しさ満開クリスマスムードに水を差す、グリンチ Grinch・ジャンパー!


シークィン(ラメ)で埋め尽くされた吹き出しが赤地に白い字で「Merry Whatever なんだか知らないけどめでたいよ」と皮肉たっぷりのキャプション.....


シークィンを手のひらでひとなでするとウロコのように裏側の緑の面があらわれて「Merry Grinch」というキャプションが現れる秀逸な工夫の「楽しさ満開クリスマス・ジャンパー」!


オックスファムの女性ボランティアスタッフが着ていました。

原作の絵本がうちにもある、ドクター・スース Dr Seuss 作のキャラクター、クリスマスが大嫌いで村人がクリスマスを祝うのをやめさせようとする性格の悪いモンスター、グリンチ Grinch


映画、アニメ、ミュージカルにもなっていてアメリカではサンタクロースのライバルとして、クリスマスイメージには欠かせない存在になっているとか。

イギリスではスクルージの現代版、しらけキャラクターとして浸透しつつあります。
グリンチは子供用もありです。

「クリスマス・キャロル」のスクルージは最後にはクリスマスの精霊の導きによって、クリスマスを心から祝い、喜びを隣人と分け合うことに喜びを感じるいい人に変身します。

ディケンズのクリスマス・キャロルは文学上の価値はともかく、クリスマスの在り方を初めて明記した、現代の国民性に最も影響を与えた生活史上重要なストーリーだそうです。

ちなみに、グーグルしたら、オンラインで販売されている「反クリスマス」ジャンパー/ティーシャツには、ジョークにならない汚い言葉をつかった不快なバージョンもけっこう見つかりました。

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季節のお菓子ミンス・パイ!!カロリーなんか気にしない、食べられる時に食べる!

2018年12月19日 09時00分00秒 | 英国のお菓子とデザート
12月になると解禁、いえ、今では夏の終わりの九月ごろからスーパーマーケットで出回っているミンス・パイ mince pie


毎年楽しみです!
大好きなんです!

ストックポート日報では毎年おなじみの話題ですね、今年は趣向を変えて、デザイン・バリエーション。

バターをたっぷり練りこんだサクサクのショートブレッドの浅いカップにミンス・ミート mince meat を詰めたクリスマス期間限定(のはずの)あまーい小さなパイ。

もとはその名の通り切り刻んだ牛肉や羊肉を脂肪で練ってスパイスを練りこんだ「肉入りパイ」だったそうなのです。
ここ200年ほどは現状の、カラント(小粒のブドウの一種)やサルターナ(白っぽい干しブドウ)やレモンの皮を大量の砂糖とスパイスを加え、ねっとりと煮詰めたフルーツ・ベースの具の入ったパイのことをミンス・パイといいます。



かすかに酸味のあるどっしりした甘さです。



一番上の写真のミンス・パイはスーパー、セインズベリー Sainsburry の、9つで1ポンドのお徳用、普及版。

中味を見せるために半分に切ったミンス・パイはほんの少し値段が高い「ディープ・フィルド deep filled 」タイプ。


お徳用より、高さがあって中味もたっぷり。
ショートブレッド地のパイ生地(ショートクラスト shortcrust )を型抜きをした柊の葉の飾りが載っています。どちらもセインズベリー製。

すべてのスーパーが独自の「普及版」と「ディープ・フィルド」タイプを製造販売しています。
デザインは微妙に違います。

オーガニック版、高級版、一口大、切り分けて食べる大型のものなど、バリエーションは多彩です。


これは、同じくセインズベリーの特製、雪の結晶デザイン。


店内で箱入りが売られていますが、セインズベリーのカフェでコーヒー、紅茶とのセットで食べられます。

おなじみ、飲食コーナーのある街のベーカリー チェーン店グレッグス Glegg's のミンス・パイは粉雪を想定した粉砂糖が振りかけてあります。



甘党の下の息子が大好きで、はい、私もあわただしくて煩わしい12月の数少ない楽しみのひとつ、「コーヒー、紅茶とミンスパイ」を楽しみにしているもので...私のうちでの消費量はちょっとしたものです。

どこの家でもけっこう食べているんじゃないでしょうか。

手づくりする人も多いようです。

中味の「ミンス・ミート」はスーパーで売られている大きな瓶詰めを利用する人が多いようなのですが、スーパーやコンビニでできあいが格安で買える今ではショートブレッドのクラスト(パイ生地)に詰めて焼くのはけっこうな手間で割に合わないと思います。
(ショート・ブレッドのパイ生地も冷凍が売られていますがやっぱり手間はかかります!)

手づくりする人の多くは星形に抜いた生地をミンス・ミートの上に直接載せるようです。
レシピにはたいていその写真が出てきますし、息子たちが通った小学校のクリスマス・フェアではたいていPTA が持ち寄ったたくさんの手作り星のミンスパイが売られていました。



上の写真は、高級志向デリカテッセン、オーガニックショップなどで販売されている Lottie Shaw 社製の高級品。
Lottie Shaw no のウエッブサイトから勝手に借りてきました。小型のミンス・パイが4個で3ポンド80ペンスは高いです。

マンチェスターのオーガニックショップで見かけたのですが、買いませんでした。
わざわざ、手作りを強調するためか、型抜きした星が載せてあります。

最後に...


イタリア人が経営する、イタリアン・カフェで見つけた、ヴィエネーズ・ミンス・パイ Viennese mince pie なるものを買って食べてみました!

ウィーン(ヴィエナ)由来のレシピなのか!?期待にわくわく。

普通のミンス・パイと味は変わりません。
調べてみたら、イギリスのオリジナルレシピでした。

ミンス・パイそのものがイギリス独自のものなのですから!

思った通り、キップリング社のオリジナルのビスケット/ケーキ、ヴィエネーズ・ウィール Viennese whirls を使ったミンス・パイだというだけです!
ヴィエネーズ・ウィールの命名ウィーンはこじつけ、純イギリス菓子です。

2年も前に書いたヴィエネーズ・ウィールについての2本の記事をぜひ読んで下さい。リンクを下に貼りました。☟

  


ワルツを踊る人々、ウィーン、どっちもまったく関係なし。ヴィエネーズ・ウィールス

これが本家のウィーンの渦巻き、イギリス伝統のお菓子

日本ではなじみがないと思うのですが、どうでしょうか。

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煩わしい、あわただしい、クリスマス前のクリスマスショッピング!意外と空いていて楽しめた息子との外出、クリスマスはもうすぐ

2018年12月17日 09時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ
日曜日の午後、下の息子(16歳 )につきあって、クリスマスの買い物客でごった返す...はずのストックポートのショッピングエリアに行きました。


毎年飾りつけの変わる(そのことに去年気が付きました。)円錐状のクリスマスツリー。


意外とどこに行ってもすいています。
そう、クリスマス直前にもかかわらず、日曜日は営業時間が短いのでした。3時か4時には閉店です。

私たちがついたのはすでに3時近くだったのです。

今日は息子に付き合いです。


女の子向きのかわいい小物や装身具など(対象年齢7歳から18歳??)、なぜかプロの美容師が使うような髪のスタイリング小物(対象年齢∞)まで売っている全国展開のチェーン店クレアーズ Claire's でガールフレンドのためのクリスマス・プレゼントを買ったのです。

若い男の子が一人で入るにはかなり敷居の高い品ぞろえの店舗です。

買ったもの。


メインのペアネックレス。
私が子供の頃にもあった、温度(体温)で色が変わるムード・ペンダント。
恋人同士がもつハートではなく、親友同士がもつ「イン・ヤン(陰陽)」(巴がた)なのはてれかくしか、いえ、男女で持つのが若い子の間ではやっているんだそうです。

ファンタのオレンジ味とイチゴ味のリップクリームそれぞれ一本、なぜかヘア・バブル(髪を束ねるゴム)一束。右端の白いのは、彼女が欲しいと希望したマットフィニッシュのネイル・ポリッシュ(マニキュア)です。

我が家では例年クリスマスの2日前にあたふたとラッピングをするのですが今年は息子だけ早手回し、一番にガールフレンドに上げるプレゼントを包みました。


クリスマス当日(12月25日)に一緒に過ごさない人に上げるプレゼントは原則として24日までに手渡します。
もらったプレゼントは原則としてクリスマス・ツリーの下に積み上げ、クリスマスの朝にあけることになっています。

息子がガールフレンドに上げたかったプレゼントはあともう一つ、赤ちゃんペンギンのぬいぐるみ!
ストックポートでは探せなかったので、私がマンチェスターに行った時に探して買ってくる約束をしました。

二人の息子のガールフレンドそれぞれに私のオリジナルデザインの手袋を編んでいます。


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クリスマス・ジャンパー、ジャンパー(セーター)に限らずご紹介、クリスマスらしい図柄の食べ物一覧

2018年12月16日 09時00分00秒 | 気になる製品、気になるデザイン

一日おいて、クリスマス・ジャンパー Christmas jumper の続きです。


ちなみに、金曜日は前回お伝えしたとおり、ナショナル・クリスマス・ジャンパー・ディ National Christmas Jumper Day でした!
道行く人々の多くがクリスマス・ジャンパーを着ていました。

実は、前回下調べ不足でいいかげんなことを書いてしまいましたが!
ナショナル・クリスマス・ジャンパー・ディというのは、全国一斉開催の「チャリティ・イベント」だったのです!



世界中の、あるいは国内の恵まれない子供たちを支援する Save the Children というチャリティ団体が、会社や学校 他さまざまな団体に呼びかけ、その日クリスマス・ジャンパーを着て出勤、登校するだけではなく、クリスマス・ジャンパーを着て出席するパーティを開いたり、また「ダサいクリスマス・ジャンパー・コンテスト」をふくむ、参加者から寄付を募る催しの企画をよびかける運動です。

知りませんでした。

ダサいクリスマス・ジャンパー・パーティ(コンテストあり) ロゴ。


独自のチャリティイベントを企画する団体も多数。


ロンドンの人気のサッカーチーム、ウェスト・ハムはオリジナルのクリスマス・ジャンパーを販売して、売り上げを地元のチャリティに寄付しているようです。

はい、今回は食べ物の話題です。

クリスマスの日に食べるローストされたターキー tukey (七面鳥)


breast manと いう決まりきった表現があるのかどうか調べました!!
ずばり、「女性のおっぱいに夢中な男」のことだそうです。
イラストのターキーはクリスマスの食卓に上るおなじみの丸ごとターキー whole turky ですが、ターキーの一番おいしい部位は胸肉(ブレスト)なのです。

私がお手伝いしているチャリティショップ、オックスファムがボランティアスタッフを招待してくれる、年恒例の「クリスマス・ディナー」(今年もトルコ料理でした)の出席者が着ていました。

これ、「職場でのセクハラ」認定してもいいかもしれません。

この人はサンタの帽子がかぶされた脚がピコピコ動く薄気味悪いターキーの帽子をかぶっていました。



こんがりとジューシーに焼き上げられ、豪華に盛り付けられてテーブルにセッティングされたおいしそーうなロースト・ターキ―の写真はクリスマス料理のカタログやレシピでおなじみなのですが、頸を落とされ羽根をむしられたターキーの姿態はけっこうグロテスク、あるいはユーモラスですよね。




「Winner winner chicken dinner!」というのは、イギリス英語で、賭け事に勝った時に喜びを表現する決まり文句なのです。
賭け事をしたことがない私は実際使ったことも言っている人を実際に見たことはないのですが、よく知られたあまり品の良くない表現です。

ターキーとともに、クリスマス・プディング、ミンス・パイ mince pie (中央)も並んでいます。
ミンス・パイについては今年も(!)また改めてごしょうかいしますが、はっきり言って、絵になりませんね。


一番上の写真は典型的なデザインの好例、クリスマス・プディング Christmas pudding 。最も絵になる、クリスマス図柄静物カテゴリーではクリスマス・ツリーと並ぶ筆頭の使用頻度です。

ビブ bib(よだれかけ)を見つけました!


Mummy's little pudding、かわいーいですね。
今年赤ちゃんを産んだお母さんへのプレゼントにぴったり。赤ちゃんのいるお母さんが自分で買ってもよさそうです。

イギリス人は恋人や妻や、赤ちゃんなどかわいくてたまらない相手に呼びかける時にプディングとか、ソーセージとか言うんです。

Save the Children のチャリテ―クリスマス・ジャンパー・イベントを支援する、郵便局(Royal Mail)が呼びかけウェッブサイトやポスターで使った写真です。



同じく赤ちゃん用のティーシャツです。


クリスマス料理の付け合わせになくてはならない!!ブリュッセル・スプラウト( Brussels sprouts 芽キャベツ )
12月になるとスーパーに出回る、代表的な冬の野菜。
子供が大嫌いなことでよく知られています。
「Little sprout 」もかわいいですね。スプラウトは「芽」のことです。赤ちゃんにぴったり。

最後に、薬局チェーン、ブーツ Boots で買った、あっぱれなリップクリーム!


私は実はリップクリーム/リップバームの熱心なコレクターなのです。
いえ、コレクションしているのではなく、実際買ったものはすべて使いますが。

かわったフレーバーのリップクリームを見かけると、安いのに限ってですが、つい買ってしまいます。
どちらも成人した男のくせに私に倣ってフルーツ味のリップクリームの大好きな息子のために買ってみたのですが、実は私が欲しくなったのであげるのはやめにします!まだ開けていません。

12月の初めに見つけたのですが、翌週には売り切れていました。

「All that baste」ロースト・ターキーの香り!ベイストというのは脂やタレなどをつけてじりじり焼き上げることなのですが、ぬらぬら脂ぎった唇を連想させます。唇の渇きやすいこの時期、なかなか購買欲をそそるキャッチかもしれません。

「Brussels pouts 」!ブリュッセル・スプラウトならぬブリュッセル・スパゥト!ブリュッセル・スプラウトの香り!
spoutというのは唇を突き出してうんざりした顔つきをするという意味なのですが、白人女性があこがれる、黒人のようふっくらした唇のことでもあります。

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クリスマス・ショッピング狂奔直前の平日のマンチェスター、クリスマスとは無関係の、久しぶりのストリート・アート鑑賞

2018年12月15日 09時00分00秒 | マンチェスター
クリスマス・ジャンパーに関する考察記事を予定していたのですが、マンチェスターのストリート・アートに急きょ変更。クリスマスジャンパーはまた改めて。



火曜日に久しぶりにマンチェスターに行って撮った写真です。

おなじみ、おしゃれな店やカフェ、レストランが並ぶ、ノーザン・クオーターの中心、スティーブンソンズ・ スクエア Stevenson's Square。


クリスマスとも冬景色とも無縁のファンキーな謎の生物体。





マンチェスターのマスコットであり、テロ事件以後は、テロと暴力に屈しないマンチェスターの誓いと団結のシンボルでもあるハチ、なんかちょっと見飽きてきたぞ。

今回、どう見ても寄せ集めの空間埋めにしか思えないスティブンソン・スクエアのアート・スペース。

ついでです....。

11月に行った時に撮った、ストリート・アート。




ストリート・アートはそもそも、一過性のものなのです。
地域の自治体などに依頼されたプロのアーティストが殺風景な建築現場や建物を取り壊した後の仮囲い、閉店した店舗の無機質な金属シャッターなどを興味深く、楽しく装飾して道行く人々の目を楽しませる役割を果たしているのです。

となりのビルが取り壊された後のむき出しのレンガの外壁などにミューラル mural (壁画)を専門に描く技能の高いアーティストの作品も、たしかに比較的長く残るのですが 隣にまたビルが建つまで、の期間限定のやはり はかないアートに過ぎません。

おなじみのスティブンソン・スクエアのアート・スペースって、ストリート・アート作家に発表の場を提供するための企画みたいな場所なんですね、
ストリート・アートのためのストリート・アートって、本末転倒では?

裏どうりで見かけた、おそらく自主的に自然発生的に寄せ書きされた「やたらに上手な落書き」が本来のストリート・アートの原点です。


政治的スローガンや、公共性の高い自己主張、タギング(自分の名前などを独自の書体で書き残す行為)やへったくそな殴り書き、ステンシルを使った自己主張の大量生産なども含まれていて見苦しいことが多いのですが、町の景観をおもしろくしているのも事実です!

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クリスマス・ジャンパー第三弾、男の子と男性限定、コミカルで陽気なクリスマスの人気者サンタクロースと雪だるま!

2018年12月14日 09時00分00秒 | 気になる製品、気になるデザイン

イギリスの楽しい、恥ずかしい、12月の風物詩 クリスマス・ジャンパー Christmas Jumper の話題、3回目です。



今日、12月14日は誰が決めたのか(衣料業界でしょうね)「クリスマス・ジャンパーの日 National Christmas Jumper Day 」らしいのです。

昨日までの記事のリンクです☟。
イギリスのクリスマス、クリスマス・ジャンパーにみる商業主義と快楽主義、とにかく堅いこと言わない!!

かわいい!クリスマスにおなじみの動物モチーフ、おなじみでない動物や空想の動物や太古の生物や.....要するにウケれば何でも良いクリスマスジャンパーの美学

一番上の写真とこの写真の雪だるまのセーターはどちらもマンチェスターの、寄付された古着等を売って発展途上国を支援するチャリティショップ、オックスファム Oxfam で撮影しました。


大き目のセーターの真ん中に、編み込み模様やアップリケで単独イメージのクリスマスモチーフをドーンと配置するのは古典的デザインなのです。
そういえば、この頃ドーンと配置タイプを新品として売っているのをあまり見かけない気がします。

それに、雪だるまは大人にも子供にも愛される、コミカルなクリスマスマスコットの定番なはずですがやはり近ごろは単独デザインは見かけないようです。

雪だるまと同様、子供たちに大人気! 大人用、子供用、どちらのセーターにも引っ張りだこのサンタクロース!
雪だるまと同様、男の子、男性限定のマーケティングのようです。

やっぱり子供用で多用されていますね!



ちなみに、サンタの帽子をかぶったストーム・トゥルーパーの連続模様とルードルフ(赤鼻のトナカイ)のデザインは大人の男性用サイズもあります。

右下の図柄は(よく見えないのですが)南国の海辺でサーフィンをする半そでの赤いコートを着たサンタ。


アクティブなサンタクロース、クリスマス・ジャンパーの人気モチーフになっているようです。


「クール・サンタ」カテゴリーに分類したいと思います。


着ている人がサンタになれる、インスタントの扮装ティーシャツ。


実写ルードルフと雪景色の背景付きの凝ったグラフィックのデザインです。

サンタのお手伝い妖精、エルフの扮装ティーシャツもあります。(大人の男性用です!)


安物の既製品、たぶん子供用の 仮装衣装の写真を精密にプリントした、工夫のあるデザインです。

こちらは女性用のセクシーなミニ丈の寝間着 Tシャツ。


サンタ絡みのお色気ジョークがプリントされています

こちらは、男性用の綿のシャツ。


自転車サンタ、雪だるま、ルードルフを細かく散らしたクリスマス柄の会社や趣味の会などのクリスマス・パーティ用にぴったりな控えめなクリスマス気分盛り上げファッション。



女性用のシルキーなポリエステル製ブラウスもついでですのでお見せします。


三賢王に扮する王冠をかぶった(コウテイ?)ペンギン柄とキャンディ・ケーン、ジンジャーマンとお菓子の家のお菓子尽くし


後ろの紺地のはデフォルメされたロビン、クリスマス・ツリー、クリスマス・プディングの柄です。

うーん....,クリスマス・ジャンパーの着用はできればごめんこうむりたい。でももし着て行かなくてはならないとしたら....細かいペンギン柄....も実は趣味が違うのですが、ぎりぎり妥協できる線です。

来年の編み物の会のクリスマスパーティ用に、北欧調の古典柄を自分でアレンジして編んでみてもいいかもしれません。

サンタクロース テーマのひねったデザイン。


サンタクロースはNorth Pole(北極)に住んでいるといわれています。
サンタクロースが車の上にクリスマスツリーの生木を積んで、自宅に持ち帰る図でしょうか。

おばちゃん好みの、「ジャンパー」ではなく、ティーシャツ。


上のレイルの右端、Mrs Clouse と書かれた女性向きのサンタクロース夫人の扮装ティーシャツ。

うーん、趣味が今ひとつ。


最後に、クリスマス・ジャンパー お下劣大賞。


露出サンタ。大事な部分が赤い鈴二つ。着て歩くとシャリシャリ音がします。
顔色が薄気味悪いですね。

私がお手伝いしている、ストックポートのオックスファムで撮りました。
驚くべきことに店頭に出したその週に売れました。

人気のないかんちがい男性がウケねらいで会社のパーティに着て行って「セクハラ疑惑」を受けないか、心配。

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かわいい!クリスマスにおなじみの動物モチーフ、おなじみでない動物や空想の動物や太古の生物や.....要するにウケれば何でも良いクリスマスジャンパーの美学

2018年12月12日 09時00分00秒 | 気になる製品、気になるデザイン

「クリスマス・ジャンパー考察」です。


昨日の「クリスマス・ジャンパー序章/概論」記事をまずお読みください。
イギリスのクリスマス、クリスマス・ジャンパーにみる商業主義と快楽主義、とにかく堅いこと言わない!!
12月になったらほぼ解禁、クリスマス気分を盛り上げるクリスマス・ジャンパー Christmas jumper!!

今日はクリスマスらしい動物柄の特集です。

一番上の写真はチャリティ・ショップ(一般からの寄付品を販売して売り上げを慈善事業の運営に使う非営利団体の経営するセカンドハンドショップ)、オックスファム Oxfam のマンチェスター店で撮りました。

典型的なクリスマス・ジャンパーです!

他の写真はほとんどすべて大手スーパー、アスダ Asda とセインズベリー Saindsbury's のかなり大きな衣料品売り場で撮りました。


まず、クリスマスの図柄で代表的な動物柄といえば、トナカイ reideer


となりの赤いセーターは、ビーグル犬の子犬でしょうか、トナカイのツノをつけています。(どちらも大人サイズと子供サイズがあります)

この「なりきり動物」もクリスマスモチーフの定番になりつつあるのです。
おなじみの愛玩動物、イヌ、ネコ、ハムスターなどがサンタクロースやエルフ(サンタの手伝い妖精)の帽子をかぶっている図像はクリスマス・カードなどでも もうすっかりおなじみです。

サンタクロースのそりを引くトナカイは雪景色、寒い場所にぴったりのイメージで昔ながらの北欧調、ノルウェー風スキーセーターの図柄でも雪の結晶などとともにおなじみなのですが、クリスマス・ジャンパーの定番は、やはり赤鼻のトナカイの顔正面アップ。イギリスではルードルフ Rudolf と固有名詞で親しまれています。

この写真は私がお手伝いしている、ストックポートのオックスファムで。ジャンパー(セーター)ではなくTシャツですが。


なぜか!「角にクリスマスの飾りつけ」が近ごろのトナカイ図像の定番になりつつあるようです。

豆電球を連ねたフェアリー・ライト fairy lightsトウィンクル・ライト twinkle lights と呼ばれているクリスマス飾りの電灯が絡まる図柄もおなじみなのです。

ペンギン penguin も冬を彩る雪景色(というか南極は年中雪景色ですね)とともにおなじみのクリスマス・モチーフです。


シロクマ polar bear のほうがペンギンよりクリスマスらしいかもしれません。


サンタクロースが北極のそばに住んでいるらしいのでサンタクロースといっしょに描かれることもあります。

おばさまが手に取ってみているのは シロクマ2頭をシークィン(ラメ)で縫い取りした北極風景。


(角に飾りをつけた赤鼻のトナカイ柄がここにもありますね)

となりは(見えにくいのですが)ユーニコーン unicorn(一角獣)にのったサンタクロース、同じくシークィンの縫い取りです。

え、ユーニコーン!?


フラミンゴ flamingo!?クリスマスに!

左上から、シークィンのきらびやかなフラミンゴ、サンタクロースのそりを引くユーニコーンとフラミンゴ、「今年はサンタのそりを僕がひく」と宣言している赤鼻のユーニコーン。

ユーニコーンとともに、女の子に大人気のはやりのモチーフなんです!!!!


ヤシの木にフェアリー・ライト!

特にティ―ンエイジャー、小さい女の子、近ごろはおそらくはお母さんからはじまって、大人の女性にも人気が広がっています。

ユーニコーン、フラミンゴ、クリスマスらしさにこだわって登場、サンタさんの帽子をかぶって、フェアリーライトをおなかに巻いたペンギン!女の子は大喜びでしょう!


総柄は上からペンギン、フラミンゴ、ナマケモノ(!これも人気です)ユーニコーン、またペンギン...がそれぞれサンタクロースの帽子をかぶっています。


盛りだくさん!


ついでにラーマ llama。


ラーマも大人気です。

さて、男の子向きの真ん中のサンタクロースの帽子をかぶった恐竜、ティー・レックス T -rex(タイラノソウラス・レックス)に注目!


(はい、となりのアメリカっぽいキャンディ・ケーンとジンジャーマンとやはり角に飾りのボーブル(ガラス玉)を下げられた赤鼻のトナカイもお見逃しなく)

恐竜が男の子の間にモチーフ、キャラクターとしてはやっているようなのです。うちの上の息子が小さいころ、男の子らしい興味で恐竜に夢中でしたが、今回の流行はファッション傾向らしいのです。

ティーレックスが「Tree Rex」とか「Merry Rex'mas」なんて情けないじゃないですか!!(オヤジギャグ?)


これはマンチェスターのショッピングセンターに入っている、比較的廉価な男性のファッション衣料チェーン Burton のショーウィンドウで見かけた、なかなかおしゃれな北欧調古典クリスマス・ジャンパーの恐竜柄、大人バージョン。


男の子向きの総柄もあります。


ルードルフ、ティーレックス、雪だるま snowman に雪の結晶 snowflakes、サンタの帽子にクリスマス・プディング Christmas pudding、ジンジャーマン gingerman とクリスマスツリー、またルードルフ。
となりの機関車トーマス、懐かしいなあ。おじいちゃんをコンセプトにしたマーケティングかもしれません。

女性と女の子がトナカイになりすました愛くるしいビーグルの子犬柄なら、男性はサンタクロースになりすました男っぽいボクサードッグ。


たぶんこれはボクサードッグを飼っている男性にターゲットを絞ったマーケティングだと思うのですがどうでしょうか。
かわいーい子犬柄はビーグル犬を飼っていない女性も喜んで着ると思うのですが。

女性に人気のパグとダックスフントのなりきりデザインの写真も撮ったのですが、どこかへ行ってしまいました!見つけ次第追加で載せます。



さて!クリスマスの古典的動物モチーフに戻ります。

ロビン Robbin


日本で見かけないと思います。ムネアカコマドリというそうです。その名のとおり、体の前面が濃い朱色なのです。
クリスマス・カードのモチーフとして雪景色といっしょに枝にとまるロビンがよく知られています。
イギリスではめったに雪は降らないのですが。

古典的北欧調の丸ヨークデザインを基調にした現代版クリスマス・ジャンパー。おなじみのクリスマスモチーフが満載。


大人用と子供用(赤ちゃんから)サイズがあります。

クリスマス・ジャンパー、明日に続きます。


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