イギリス/ストックポート日報 《England/ Daily Stockport》

イギリス北西部の歴史ある街、ストックポート Stockportから(ほぼ)日替わりでお送りする、イギリス生活のあれこれ。

不自由極まるわけありトイレの故障と店の軒に座って客引きをする配管小僧

2024年01月27日 08時00分00秒 | 英国の、生活のひとコマ

トイレがうまく流れなくなって、2週間たちます。

洗髪の時に水道から出るお湯を受けて髪をゆすぐために浴室に常備してあるジャグを使って、タンクを水で満たして流していました。

このままにはしておけません!

プラマー plumber (日本語で配管工?)に見積もりに来てもらいました。

パンデミックのさなかに無料で取り付けてもらった「わけあり品」の新品(当時)便器を廃棄して、新しい便器とタンクのセットを買ってきて、取り付けてもらう予定で予算を組みました。

「わけあり品」を無料で手に入れたいわれは4年前、ストックポート日報で記事にしました。

その時の話をもういちど...;よそのお宅で取り付けようと持ち込んで規格に合わなかったらしい品を、うちに持ってきて臨時に取り付けてくれました。そのあと私たちが自分で気にいったセットをDIYショップ(ホームセンター)で買ってきてその翌週、取り付けてもらうことになっていたのですが、来る予定のプラマーがコロナにかかって入院してしまったのでした!別の人をよこすめどが立たず、工事は中止に...たよりない話にびっくりしました。

プラマーなど家屋メンテナンスの職人さんを派遣する大手エージェントに先払いしていた料金は時間がかかりましたが返還され、臨時に取り付けてもらった便器のセットは「お詫びのしるしに置いていくのでお使いください」とのことだったので、ありがたくいただいておきました。

無料なのはありがたいのですが、時々タンクからヘンな音がするようになりましたし安物なので座り心地が悪いとか、夫がずっとブツブツ言っていました。意外と早く故障して、夫の念願の買い替えチャンスでした!

今度のプラマーは自営業の、驚くほど若い人です。地元の職人さんを探すインターネットサイトで夫が見つけました。

 

「家に見知らぬ男の人がいる!」ネコのリヴィーが寝室から出てきてこわごわと様子を見に来ました。

見積もり完了、来週戻って来て驚くほど良心的な料金で、壊れたタンクを修理してくれるそうです。

「わけあり品」の便器とタンクを廃棄することなく、使い続けることができるので、私はほっとしています。まだ使えるものを廃棄して新品を買うのに余分なお金を使いたくありませんから。家具なんかと違って新しい気に入ったデザインを選んで買いかえるというわけではありませんし。

排水、配管に関してけっこう知識のある夫は、絶対に買い替え時だと主張していたのですが、プロの的確な意見には脱帽です。

 

話変わって....

ストックポートのタウンセンターに出る前の住宅街にある、バスルームのショールーム...というか、バスルームの設備(浴槽、トイレ、シャワー等々)や配管、排水関係の備品を販売する店です。ここで買えば取り付けや配管工事も請け負ってくれるはずです。

2軒の一般住宅の家屋の一階部分を店舗にした庇の部分に怪しげな人物2人が座っています。(ー体は座っていませんね)

先週通りがかった時に気が付きました!いつからここにいたのか、マンホールの蓋と排水管でできた「プラマー小僧」2体!?

顔は...雨樋を伝って流れる雨水とキッチンの排水をいっしょにして地下に流す地面の排水穴(なんと言うのか知りません)の蓋です!かわいい!気に入りました。

 

 

 

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
犬と暮らせば (浅井洋)
2024-01-27 13:06:28
古いお家に 新しい 設備を 入れるのが
 英国の 生き方 なのでしょうね

配管工(プラマー)が誇りを持って
 単体で 生活して 行くのが 素晴しいですね

日本は 未だに 建設会社の 下請け
 と してか 職人さんの 生き方が
  無いのは 古い物を 大事にしないから
   で しょうね

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