白雲去来

蜷川正大の日々是口実

横浜の桜は、もう少しか。

2024-04-04 12:37:13 | 日記

4月2日(火)晴れ。

良い天気である。寝室の雨戸を開けると、我が陋屋(ろうおく=狭くて、みすぼらしい家)に春の陽射しが注ぐ。金があろうとなかろうと、天気が良いというだけで、気持ちが華やぐ。朝食は取らずに、久しぶりに、愚妻を伴って一時間ほど歩いた。途中、京急の弘明寺駅の脇にある図書館に寄る。『中華美味紀行』(新潮選書)を備え付けのパソコンで探して見たが「在庫なし」。

弘明寺商店街の「モスバーガー」にて昼食。好きな「エビバーガー」とコオヒイ。最近桜の名所となっている大岡川沿いを歩くが、桜はまだ3部咲程度か。桜を見ると、先の大戦で散華された特攻隊員の方々を思い浮かべる。戦死なされた場所もさまざまである。沖縄戦なら本土に近い。ラバウルやニューギニアと行った南方から戻ってくるのは大変である。靖国神社の桜が1、2輪咲く。「おお貴様、今年は一番乗りか」、「俺は本土に近い沖縄戦だったからな」。3輪、4輪と戦友が集まってくる。そして外地で散った戦友が、どっと集まって満開になる。

貴様と俺とは同期の桜、離れ離れに散ろうとも、花の都の靖国神社、春の梢に咲いて会おうよ・・・。

夜は、久しぶりに友人と共に狭斜の巷へ出た。

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