老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

また暫くお休みです

2024年03月12日 19時13分04秒 | 全般

 明日から10日ほど旅行に出ます。写真整理のためにPCは持参予定ですが、ブログ書き込みは原則お休みの予定です。

 今回の目的地は、地中海のマルタ共和国

 最近は、ギリシャ/ローマ/キリスト教/イスラム教の混沌とした歴史と文化を経験した、地中海地方の歴史に大変興味を持っていて、こちらの方面が多いです。


 今回は、先日高校入試が終わった尼崎市に住む一番下の孫が同行です。

 最近の高校入試制度は目まぐるしく変わっていて理解できていませんが、年末に会った時に総合選抜制度とかで西宮市の公立高校の理系のGS科というのを受けると聞いて、受験日程などを聞くと私が申し込んでいたマルタ旅行に上手く合うので、「合格したらお祝いに・・・」ということにしたのですが、無事に合格したので同行できることになったという次第です。

 高校入試に合格しただけでいきなりマルタというのは、少し贅沢なお祝いかも知れませんが、海外旅行に違和感を持たない私としては、少しでも若い時に海外を知っておくのは決してマイナスにはならず、今後の思考の範囲が広がる分だけプラスと思っていて、父親である長男も了解してくれています。

 一昨年にこの孫の兄に当たる大学生とクロアチアに行きましたが、今回は更に年の差が開き67歳も違う若い人との同行は、いつもの単独参加に慣れた身には余りにも違い過ぎる環境ですが、それはそれでお互いに刺激になると思っています。

 
 実は、先日テニス仲間にまた海外旅行に行くと伝えたら少し怪訝な顔をされる方もおられましたが、確かにツレアイの亡くなった後、私の趣味である海外旅行の回数は増えています。

 亡くなったツレアイとの間には子供が居らず、7歳という年齢差を考えれば当然に私が先に死ぬものだと思い、一人になるツレアイが苦労しないようにある程度の準備はしていました。

 しかし思いもかけずに、ツレアイが先に急死し私一人の生活になれば、そのことは心配する必要がなくなり、自分が覚悟すれば今後の必要な費用はある程度見えてきました。

 ということで、他人に迷惑を掛けない程度を残しておけば良いと割り切り、自分の精神上の健康維持の為にも好きなことをすることに決断できました。

 海外旅行は少し割高かも知れませんが、何も衰えた体力をカバーするためにビジネスクラスなどを利用するわけではなく、エコノミークラス利用のツアーに参加出来る間は参加してみようと思っている次第です。


 また、以前にも書き込んだと思いますが、私は随分前に離婚して前妻との間に出来た二人の子供には随分つらい思いをさせたと思っていますので、その一部でも償いが出来ればとその二人の子供の子供(孫たち)にはできる間に色々なことをしておきたいと思っています。

 余談ですが、再婚し先日亡くなったツレアイも、このことは非常に気にしてくれていて「立場上、自分は何もできないが、もしアンタの子供たちにしてやれることがあるのなら、遠慮なくしてあげてよ」と言ってくれていたので、これに応える意味でも、自分に残された時間には自分に可能な範囲で子供や孫たちの為に少しでも役立てればと思っている次第です。

 

 但し、一人住まいの者が長期間家を空けるとなると何かと大変です。
・郵便や新聞。生協の一時停止などの手続きとお向かいへお願い
・ベランダの花や植木の対策。熱帯魚の留守番食の準備
・冷蔵庫の新鮮食料品類の在庫をなくしておく。家庭ごみの搬出。汚れものの洗濯。

 それ以外にも、そろそろ花の季節になり来宅回数が少なくなったとはいえ、我が家ではこの時期はまだメジロが来ていますので、少し多めのミカンの準備などもあります。

 まあ、苦あれば楽ありということでしょうか。楽しんできます。(まさ)


水切れが心配な植木鉢は水につけて



メジロともお別れです

同上