老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

京街道を行く⑪  第5回  御殿山~八幡  おまけ

2019年11月09日 20時02分07秒 | 旅行/色々な風景
 このコースの私の楽しみの一つは、京阪電車の牧野駅から近い牧野公園内にある阿弖流為(あてるい)と母禮(もれ)の碑を訪ねることでした。

 阿弖流為(あてるい)と母禮(もれ)については、何故私が興味を持つようになったかを含めて、別項で改めて記したいと思いますが、阿弖流為は8世紀の終わりごろの蝦夷(えみし=現在の東北地方)の若いリーダーで、参謀役の母禮と共に、数万の朝廷軍を撃退した英雄として知られています。

 その後、征夷大将軍となった坂上田村麻呂に降伏し、坂上田村麻呂が両名を京都に遷都された都に連行し、朝廷に報告の上両名の助命を嘆願しましたが、聞き入れられず処刑されました。(このお話は、確か映画かTVドラマ化されたことがあると思います)

 このことは知ってはいましたが、何処で処刑されたか迄は知らなかったのですが、先日枚方市のホームページで、“『日本紀略』によると河内国植山で処刑されたとあり、この植山は現在の枚方市宇山と推定されています”という事を知り、これを記念する「伝 阿弖流為 母禮 之塚」と記された石碑が片埜(かたの)神社(元の、河内国交野郡一宮)に隣接する牧野公園内に2007年に建立されたことを改めて知りました。

 ということで、街道から少し離れて立寄った片埜(かたの)神社や牧野公園にある阿弖流為と母禮の碑と共に、この歩きで見かけた植物などをお知らせします。

<牧野公園>

阿弖流為と母禮の碑

石碑の文字「伝 阿弖流為 母禮 之塚」

直ぐ隣にある、両名の首塚と伝えられる塚

公園内で見かけたサクラの枝先で休む季節外れのトンボ

<片埜(かたの)神社>

鳥居と門

少し痛みかけた土塀

<途中で見かけた風景など>

パンパスグラスと柿

民家の軒先の鉢植え ロウヤガキとヒメリンゴ

マルバルコウソウ(ヒルガオ科) 船橋川の堤防にて

ススキ 船橋川の堤防にて

エンジェルトランペット(別名:キダチチョウセンアサガオ、ナス科)

ピラカンサの実

ホトトギス(ユリ科)

消火栓(八幡市)

マンホール(八幡市)

同じく八幡市のマンホール。こちらの方が古そうな感じです