Sightsong

自縄自縛日記

ロッテ・アンカー+フレッド・フリス『Edge of the Light』

2017-07-14 09:58:32 | アヴァンギャルド・ジャズ

ロッテ・アンカー+フレッド・フリス『Edge of the Light』(Intakt、2010年)を聴く。

Lotte Anker (sax)
Fred Frith (g)

デュオというシンプルな構成でロッテ・アンカーのサックスを聴くとやはり格別。息とともにノイズを吹き込むスタイルで、その結果、内奥から泡立つような音が展開されている。

アンカーの周波数は幹からよれまくるのだが、これがフレッド・フリスの無調と重ね合わされて、あちこちで発火してアンカーの音色というテキスタイルが焦げて穴があくようで愉快。フリスは80年代のフリー・エクスペリメンタルの尻尾をまだ引きずっているのかな。

●ロッテ・アンカー 
須川崇志+ロッテ・アンカー+キャスパー・トランバーグ+ラース・グレーヴェ@下北沢APOLLO(2017年) 
ロッテ・アンカー+クレイグ・テイボーン+ジェラルド・クリーヴァー『Triptych』(2003年)

●フレッド・フリス
フレッド・フリス+ジョン・ブッチャー『The Natural Order』(2009年)
高瀬アキ『St. Louis Blues』(2001年)
突然段ボールとフレッド・フリス、ロル・コクスヒル(1981、98年)
『Improvised Music New York 1981』(1981年)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。