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7月の信州行 (その4)



翌23日は 15時発の高速バスで 家内が帰宅するので、余りゆっくり出来ません。

早朝は 小生が20日に訪れた室山池を再訪、凄いクモの巣が有るのに 家内が気付き
暫く一緒に撮影。



その後 蓼科から麦草峠を越えて、南佐久の 白駒池へ行く事にしました。
苔の森では いつもの事ながら 命の循環 を感じてしまいます。



池の畔は 予想通り賑やかだったので、群れ飛ぶ 鮮やかな青色のトンボを撮って、早々に退散。



池を見下ろせる 高見石まで登る事にしました。
小屋の前では 林間学校?の小学生達が 元気な声を上げていました。



我々は 高見石に登るのですが、たかだか10m程と思えるのに これが結構大変。
夫婦揃って気が小さいので ついつい腰が引けてしまい、登るのに一苦労です。



高見石のてっぺんからは 白駒池が 随分小さく見下ろせ、気分爽快。
でも実際は 登りよりも降りる方が 更にスリリングなのでした。

この後 高速バスで帰宅する家内を 松本駅前に送り届けて、無事サービス終了。



翌24日は 小生も帰宅する最終日、アレコレ考えた末に 昨日に続き南佐久へ向かい
  八岳の滝
                を見る事にしました。

8時前頃から 滝に光が入り始め、虹が架かります。
水量が意外に多く 飛沫を浴びながらの撮影です。



虹を出来るだけしっかり入れるために こういう場合 スローシャッターにする事が多いのですが、
フト 高速シャッターを切ったら 虹はどんな風に写るのか見たくなって、最後に数枚撮ってみました。

1時間程 虹を堪能してから切り上げ、この後 諏訪インターチェンジから高速道路に入り
いつものルートで 15時半無事帰宅しました。

今回の5泊6日の信州行 総撮影枚数=約1,270枚
            総走行距離=約1,530km

撮影一口メモ
写真1、クモの巣の大団地という感じで 互いにもつれ合わないのかと気になる程。
写真3、トンボの種類が判らない。もしご存じの方はご教示願いたい。
写真6、高見石に登ったのは 小生は10年振りだが、家内は学生時代以来で50年ぶりとの事。
写真7・8共、虹を綺麗に入れたいなら やはりスローシャッターだと確認出来た。
   高速シャッターは、造形的な面白さを狙う場合には良いかも知れない。
   八岳の滝は8年振りに訪れたが、東側の木々が大きく枝を広げたのか
   滝への陽射しがかなり遮られて、虹の出方が減っている様に感じた。


写真1
 絞り優先AE f16(1/100sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=390mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 80D

写真2
 f8(1/200sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=140mm 5DMk4

写真3
 f11(1/640sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=140mm 5DMk4
写真4
 f8(1/640sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=70mm 5DMk4
写真5
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=80mm ISO=400 5DMk4
写真6
 (1/640sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=25mm 5DMk4
写真7
 f22(1/50sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=70mm 5DMk4
写真8
 f5.6(1/3200sec) 露出補正=-13/6EV 焦点距離=50mm ISO=3200 AF 5DMk4    他は同じ

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7月の信州行 (その3)



膝の調子が良いので 翌22日は 乗鞍へ上がる事にしました。

安曇野の宿を深夜2時に出発、乗鞍高原3時半発(始発)の 「ご来光バス」に乗って
肩の小屋口で下車、未だ薄暗い中 アイゼンを装着して
  大雪渓
             へ登ります。

待つ事しばし… 低い雲の上から ようやく眩しい朝日が射して来ました。



単独行だと 自分の姿がなかなか残りませんが、この日は家内と お互いを記念撮影。



朝の光の赤味が消えたので 雪渓をバス道まで降り、ブラブラと 一番上の畳平へ向かいます。

途中 道路横のガレた斜面を 注視しながら歩いていると、見つけました! コマクサ です。



高山植物の中でも 人気者のコマクサ、他の人が殆ど見ていない筈の株を見つけると
何か少し 得した気分になれます。



今年は多い と聞いた コバイケイソウ。



此所の チングルマ は、日当たりが良いのでしょうか もう穂が開いて、風になびいています。



近くに寄れないのですが、イワカガミ と アオノツガザクラ でしょうか… 。



畳平に着き お花畑の周遊路を散策、遠いので 詳しく見えませんが
未だ花の(穂が出る前の)チングルマでしょうか… 。



畳平を9時過ぎ発のバスに乗って 乗鞍高原まで降りてくると、改めて猛暑を実感。
如何に山上が涼しかったかを 思い知らされました。

一の瀬園地の ドジョウ池周辺を散策していると …



近くのアウトドア施設の参加者達でしょうか、三輪の乗り物で 楽しそうにスラロームしながら
走って行きました。



この日の最後は 乗鞍高原内の 善五郎の滝。
完全結氷した時も見事ですが、今回は飛沫を浴びながら 涼しい一時を過ごしました。

撮影一口メモ
写真1・2共、出来れば梅雨明け早々に訪れたかったのだが 雪渓は既に大分溶けていて、
   独特の「スプーンカット」と呼ばれる窪みのエッジに鋭さが無かった。
   とは言え滑ると止まらずに下まで落ちる危険性があり、油断は出来ない。
写真3・4共、コマクサは少し遅かった様で傷み出している花も有るので、気をつけて綺麗な株を
   探しての撮影。

写真1
 絞り優先AE f22(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=16mm ISO=800
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 5DMk4

写真2
 (1/80sec) 露出補正=-1/3EV

写真3
 f8(1/800sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=500mm ISO=400
写真4
 f8(1/800sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=500mm ISO=400
写真5
 f8(1/1250sec) 焦点距離=280mm ISO=400
写真6
 f5.6(1/640sec) 露出補正=-1/2EV 焦点距離=100mm
写真7
 f8(1/1250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=600mm
写真8
 f8(1/1250sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=1070mm
写真9
 (1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=25mm
写真10
 f11(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=120mm
写真11
 f5.6(1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=70mm       他は同じ

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7月の信州行 (その2)



翌21日は 早朝5時過ぎに 家内が夜行高速バスで穂高駅前に着くのを迎えに行き、
それから一緒に 白馬の
  八方尾根
               を登る事にしました。

料金節約のため 黒菱林道を第3リフトまで車で上ってから リフトを二つ乗り継ぐと、
其処はもう 標高1850mの別世界 …



八方池まで ハイキングです。



可憐な花たちが出迎えてくれ、登りのつらさを 忘れさせてくれます。 クルマユリ …



ミヤマダイモンジソウ …



ハッポウウスユキソウ …



ハクサンシャジン と シモツケソウ …



そして ワタスゲ。
肝心の八方池では 霧が晴れず、真っ白け でした。 残念… 。

撮影一口メモ
写真全て、家内は時々ハイキングに出掛けるが 小生はランニングのし過ぎで膝を痛めて以来 歩きが少し苦手。
   しかしこの日は快調で、膝の事を忘れて歩いていた。

写真1

 絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=80mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 5DMk4

写真2
 (1/320sec) 焦点距離=60mm

写真3
 f8(1/800sec) 焦点距離=200mm
写真4
 f5.6(1/640sec) 焦点距離=230mm
写真5
 f8(1/200sec) 焦点距離=90mm
写真6
 f8
写真7
 f8(1/3200sec) 焦点距離=230mm ISO=800    他は同じ

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7月の信州行 (その1)



毎年何度も訪れている信州ですが 単独撮影行は 「絵になる」被写体が多い 秋~春が殆どで、
夏場は 家族旅行で出掛ける程度 だったのです。

しかし 別に 夏は絵にならない… という筈も無く、今夏は 仕事が空いた7月19日午後に出発。
5泊6日の 無計画の気まま旅 の始まりです。

初日は宿へ着いて 明日以降の計画を考えて終わり、翌20日から行動開始。
先ず 常宿に近い 安曇野三郷小倉の 室山池へ向かいました。

期待通り 睡蓮とアジサイが池に映り、とても良い雰囲気です。



続いて 同じく堀金の 県営烏川渓谷緑地を散策。
信州といえども 今年は連日猛暑なので、せめて 清涼感のある絵柄を狙います。



滝の落ちる水を 斜め上から… 。



続いて 白馬方面へ行こうと 県道を北上していると、
大町市内で 道端に綺麗な花が咲いているのが目にとまり、車を停める場所を探していると 



農作業中の奥さんが、ウチに車を停めて ゆっくり撮ったら? と、声を掛けて下さいました。

お言葉に甘えて ひとしきり撮影を終え 車に戻ると、ブルーベリーが採れ過ぎて困っているの… と
ドンドン採って袋に入れ 渡して下さいます。オマケに キンキンに冷やした紫蘇ジュースまで。

暑くて堪らなかったので 厚かましく戴いてしまいました。
とても美味しかったです。どうも有り難うございました。



白馬では 神城の姫川源流を再訪、梅花藻の花が 涼しげです。



その直ぐ近くにあるのに 今まで訪れた事が無かった 親海湿原に足を伸ばしてみました。



しかし 今年の猛暑で 此所はムンムンと もの凄い
  草いきれ
                良い所なのですが とても長居は出来ませんでした。



最後に 千曲市森の 杏の里を訪問、里一面 たわわに実ったところを期待していたのですが
収穫時期をもう過ぎていたらしく 実が付いているのは この木1本だけでした。 残念… 。

撮影一口メモ
写真1、水に映る白い睡蓮が こんなにも涼やかな姿だとは思わなかった。
写真3、高速シャッターで水の流れを止めると まるで水飴の様に見えると知った。
写真5、最初の頃は知らずに 折角熟した実を全部鳥に食べられていたのだが、上に白いビニール紐を
   垂らすと鳥が寄り付かないと聞いて、自分でやってみたら効果テキメン…とのお話し。
   我が家のサクランボを食べに来るカラス対策に、これは真似させて戴こうと思った。
写真9、道路に落ちていた完熟の実を数個拾って戴いたら、とても甘くて美味しかった。


写真1
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=210mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 MF 80D 三脚使用

写真2
 (1/5000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=480mm ISO=3200 WB=5000K AF 手持ち

写真3
 f5.0(1/64000sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=390mm ISO=1600 AF 手持ち
写真4
 f8(1/640sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=320mm ISO=400 AF 手持ち
写真5
 f8(1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=40mm ISO=400 AF 5DMk4 手持ち
写真6
 f11(1/80sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=290mm ISO=1600 AF 手持ち
写真7
 f11(1/1250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=960mm ISO=1600 AF 手持ち
写真8
 f11(1/1250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm ISO=800 AF 5DMk4 手持ち
写真9
 f11(1/500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=800 AF 5DMk4 手持ち     他は同じ

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また万博記念公園で撮影会



被写体が多く また行き易い事もあり で、アチコチの写真クラブの撮影会で 出掛ける事が何かと多い
大阪府吹田市の 万博記念公園、今回は 日本庭園内の蓮池でのミニ撮影会が 15日に催されました。

このところ連日の猛暑で 熱中症の危険が高いので、小生は開園の6時に入り 3時間程で引き上げる
積もりで参加。 特にハスの花の撮影は 早朝が良いと思っているので、尚更です。



早朝にも拘わらず 大勢の方が訪れて居られ、地元に完全に根付いた年中行事 と言えると思います。



親子三代のご家族連れ なども珍しくありません。



蓮池に面したテントでは ハスの葉で日本酒などを飲む 象鼻杯(ぞうびはい)が振る舞われ、
池の中に建つ東屋では 朝から 小型の膝載せ(ラップ)ハープとフルートの
ミニコンサートも 行われていました。



丁度見頃のハスが咲き誇る池は かなり広いので …



色んな生き物たちが …



いきいきと暮らしています。



地元の吹田市在の写友 U氏は、ここでのカワセミ撮影を 得意として居られます。



8時を廻ると もうかなり暑くなってきて、じっとしていても 日向では汗が出てくる様になったので
小生は 8時半頃 一足お先に失礼して引き上げる事にしました。

別の写真クラブで ご指導戴いているY先生の作品のマネをして、入り口付近で 太陽の塔の
  ばぁ~
              を撮って 帰宅しました。



実はこの日は 先輩写友のK氏がかねて教えて下さって居た ヒメボタルの撮影にも出掛けました。

撮影会から帰って 昼寝で体力を少し回復、夕方前に 青垣町稲土の生息地へ向かいました。
明るい内に周辺の下見をして 撮影場所を決め、下絵も撮影しておきます。

暗くなってからの1時間ほどが勝負なのですが 小生の後から来られた方のお話しでは
最盛期を1週間程過ぎているので 飛ぶ数が随分少ない… との事でした。
来年 6月末か7月初頃に再訪して、是非 乱舞するところを見てみたい と思いました。 


撮影一口メモ
写真4、小型とはいえハープの音色はフルートととても良く会い、うだるような暑さの中に 一時
   涼やかな空気を運んでくれた。
写真7・8共、トンボは動きが不規則でとても速く 追いかけても上手く撮れないので、同じ場所に
   戻ってくる習性を利用して 構図を決めてひたすら待つと撮り易い。
写真10、ゲンジやヘイケは割と数が多いが 上手く撮れると見応えがあるヒメボタルは生息場所が
   限られていて、有名な所はカメラマンで大混雑してしまう。


写真1
 絞り優先AE f5.6(1/1000sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=210mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 5DMk4

写真2
 (1/1250sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=150mm ISO=800

写真3
 (1/2000sec) 焦点距離=70mm
写真4
 露出補正=-1/3EV 焦点距離=430mm ISO=800
写真5
 (1/800sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=440mm ISO=800
写真6
 f11(1/250sec) 露出補正=-11/6EV 焦点距離=400mm ISO=800
写真7
 f8(1/1250sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=600mm ISO=800
写真8
 f11(1/200sec) 露出補正=-3/2EV 焦点距離=140mm ISO=800 MF
写真9
 f11(1/640sec) 焦点距離=60mm ISO=800
写真10(多重合成)
 マニュアル露出 f4,20secなど 焦点距離=16mm ISO=6400 WB=オート MF    他は同じ

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加東市の睡蓮



長らくご無沙汰でした。
例によって バタバタ(じたばた?)している内に、ブログのご報告が滞ってしまいました。
何とも古い話で恐縮ですが 備忘録代わりのご報告を しておきます。

去る6月21日 神戸の北西に位置する 加東市へ出掛けました。
「兵庫県内でハスを楽しめそうな所」で調べていると 加東市の
  平池
          というのが出ていて、そう遠くも無いので 
雨上がりのこの日の早朝 下見のつもりで出掛けた次第です。

結果は 1週間程早過ぎて ハスは未だ数輪しか咲いていませんでしたが、
睡蓮はほぼ見頃で 沢山の種類の 色とりどりの花が、見事に咲き競っていました。 



雨蛙も お花見といったところでしょうか… 。



蓮池のすぐ外には 水田が広がっていて、7時45分頃には …



登校する小学生達の姿を 水に映していました。



こちらは高校生ですね、梅雨の合間 ツバメも盛んに 飛び交って居ました。

撮影一口メモ
写真3~5共、平池で睡蓮を撮っていると近くで子どもの声が聞こえたが、直ぐ横が通学路だった。
   大急ぎで構図の良い場所を探して数枚撮影。


写真1
 絞り優先AE f8(1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=600mm ISO=400
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 80D

写真2
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=130mm ISO=800 5DMk4

写真3
 (1/500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=450mm
写真4
 (1/400sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=190mm
写真5
 露出補正=-2/3EV 焦点距離=220mm                     他は同じ

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