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天生自然公園



アップが随分遅れてしまいましたが、去る10月5日 岐阜県飛騨市の
  天生県立自然公園
                         を、家内と再訪しました。



そろそろ ブナの黄葉が見頃では無いか と思ったのですが …



10日程 早過ぎた様でした。でも …



他の木々や 草達の色づきは見事で …



アチコチで足が止まり、なかなか先へ進めません。



快晴の日射しも有って、彩りが実に鮮やかです。



でも もう1ヶ月程で 冬の気配に覆われるのでしょう。



放射冷却での冷え込みが予想できた10月24日、午前0時に出発して 今度は一人で再訪しました。 



未だ殆ど真っ暗な 5時過ぎから歩き始め、陽が差し込む前に着いた湿原は 期待通り、霜がビッシリと降りています。



6時45分過ぎ、奥の紅葉の林に 陽が射し始めました。



7時前 湿原の池塘は未だ凍っていて、前夜辺りに落ちたのでしょうか カエデの葉が張り付いたママ 時が止まっていました。



シモバシラの霜柱。



カサカサのドライフラワーは 金属的な光沢を放ち、宝飾品の面持ちです。



8時45分、すっかり明るくなった湿原では 霜が解けて、至る所に 光が満ちあふれていました。



ミズバショウの葉でしょうか、表面の霜や氷滴が 不思議な造形になっていました。

撮影メモ
写真3、どうしてこんなに おどろおどろしい様な彩りになるのでしょう。
写真7、散策路の木の階段に張り付いた 何という事も無い 小さな秋。
写真8~10、ナナカマドは 殆どの葉が何故か赤くなっていない。
写真11、落葉の霜が引き立つ様に 氷のバックが木陰で暗い立ち位置を探して撮影。
写真12、シモバシラは、地下から吸い上げる水分が枯れた茎から染み出る時に 霜柱の様な氷になるので有名な、シソ科の多年草。

写真1
 絞り優先AE f11(1/30sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=60mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 AF R5
写真2
 (1/125sec) 焦点距離=110mm ISO=3200

写真3
 f8(1/200sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=80mm ISO=3200
写真4
 (1/800sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=180
mm ISO=3200
写真5
 f8(1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm ISO=800

写真6
 f16(1/320sec) 焦点距離=160mm ISO=800
写真7
 (1/80sec) 焦点距離=240mm
写真8
 f5.6(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=110mm ISO=800
写真9
 f8(1/400sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=340mm
写真10
 (1/100sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=410mm
写真11
 (1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=320mm
写真12
 (1/60sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm ISO=800
写真13
 f5.6(1/2000sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=120mm ISO=400
写真14
 f5.6(1/1600sec) 露出補正=0EV 焦点距離=1100mm ISO=400
写真15
 f16(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=510mm ISO=800      他は同じ

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高谷山



9月23日 兵庫県丹波市の
  高谷(こうだに)
                       へ出掛けました。

先輩写友のK氏が「朝景を狙うポイントの前の木々が 綺麗に伐採されて、とても撮り易くなっている」と
ご親切に教えてくださったのです。 



確かに 窓が開いた様に 日の出方向の木々が見事に伐採されていて、とてもスッキリと朝景を狙えます。
まあ この方向だけで無く 後方も切られていたので、特段 カメラマンにご配慮くださった…という訳では無さそうです。

後から来られた地元の方も「去年だったか伐採されて、また少しずつカメラマンが戻って来つつある」と 話して居られました。
口づてに噂が広まって行くのですね。

この日は(後で知ったのですが)濃霧警報が出ていたらしく 霧が此処まで流れて来る程濃く、
全体にコントラストが悪くて ぼやけた「眠たい」感じの絵になってしまいました。



ほどほどに切り上げて 帰路 丹波篠山市の篭坊温泉へ向かったところ、バッタリと K氏ご夫妻に遭遇。

高谷山へ行ってきた事、霧が濃すぎて遠方はクッキリとは撮れなかった事をご報告して お礼を申し上げたところ、
「やっぱり! そう思って今朝は此方へ撮りに来た」との事、流石地元の大ベテランカメラマン! と敬服。
この調子ですから、作品も敵う訳が有りません。



秋らしい情景を見つけたので 一寸撮らせていただき、帰宅しました。



27日 早朝穏やかに晴れそうなので、また高谷山へ向かいました。

この日は 霧は上までは上がってきませんでしたが、下の濃さがイマイチで
正面下の尾根を手前に流れ下る 「滝霧」状態にはなりませんでした。



霧が濃すぎても 薄すぎても文句を言うカメラマンには、天気の神様も閉口している事でしょう。



光が次第に赤味を失い 白っぽくなってきたので、東向きの撮影を切り上げて …



数十m戻って 北向きの展望ポイントへ移動、風が殆ど無いので 低地は霧の中に沈んでいました。



丁度霧の高さの尾根を 霧がゆっくりと越えて 流れて行きます。
下で暮らしている方には鬱陶しい霧でしょうが、上から気軽に眺める分には なかなか素敵な情景です。



帰路は また丹波篠山市から猪名川町のルートを取り、途中で 気に入った情景を見つけると 気ままに撮影。



チカラシバは この日も朝露をまとって 輝いていました。



少し開いてきたススキを入れ 記念撮影をして、帰宅しました。

忙しさにかまけて 放置していた 小生の風景写真サイト「四季逍遊」を
実に実に7ヶ月ぶり!に更新しました!! 早春から晩夏まで 図らずも盛りだくさん?!な内容になっております。
宜しければ覗いてみて下さい。

URLは http://shikishouyuu.hannnari.com/index.html ですが、右欄外「ブックマーク」の「 …四季逍遊… 」でも
リンクしています。

撮影メモ
写真2、手前下の蛇行する林道がアクセントになる 素晴らしい撮影ポイント。

写真1
 絞り優先AE f22(0.4sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=60mm ISO=100
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=風景 MF R5 三脚使用
写真2
 f16(1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=50mm ISO=200
 三脚使用
写真3
 f5.6(1/100sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=90mm ISO=200
写真4
 f5.6(1/2000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80
mm ISO=400
写真5
 f16(1/250sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=220mm ISO=800
 三脚使用
写真6
 f16(1/640sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=130mm ISO=800 三脚使用
写真7
 f16(1/1250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=220mm ISO=800 三脚使用
写真8
 f16(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=30mm ISO=400
写真9
 f16(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=400
写真10
 f5.6(1/640sec) 露出補正=0EV 焦点距離=360mm ISO=400
写真11
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=200
写真12
 f5.6(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=90mm ISO=200
      他は同じ

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