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朝の日本海



写友のY氏が 素晴らしい作品を見せてくださって、その場所 鳥取の
  白兎(はくと)海岸
              を知りました。
一度訪れたいモノだと ずっと思っていたのですが、とうとう昨27日未明 出掛けてきました。

未だ暗い内に到着、早い朝食を済ませて 5時半から撮影開始。
15分もすると 随分明るくなって来ました。



みるみる明るくなって行く光と 変化に富んだ波を撮っていると 直ぐに千枚ほども撮ってしまい …



デジカメの便利さを 痛感します。



日の出後30分もすると 光が強くなり 波が輝くようになったので、
望遠で 砕け散る波を狙う事にしました。



暖かく穏やかな朝なのに 思いの外 波が荒くて、なかなか良い感じです。
2時間余り 波を撮りまくり、朝の日本海を堪能しました。

前夜は 余り寝ていないので そのまま帰宅しても良かったのですが
折角 鳥取県まで来て居るのですから 少しだけ寄り道をして帰る事にしました。



国府町にある 雨滝へ向かいます。
これは直ぐ傍にある 布引の滝、左側は大崩落した様で 正面から撮るのは 少々はばかられました。



これが 滝百選にも選ばれている 県内随一の 雨滝、落差40mもあって 大変立派です。



足元の流れも なかなか良く、紅葉の時期に 再訪したいと思いました。

撮影メモ
写真1~3共、波が来る所に立っているので長靴の中に海水が入り、三脚のパイプの隙間にも
  細かい砂が入りジャリジャリして 帰宅後分解掃除するハメになった。
写真1~5共、連写を多用するので2時間余で4,000枚近く撮影し、後の整理が大変な事に。

写真1
 絞り優先AE f22(0.3sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=16mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール重視 MF 5DMk4 三脚使用
写真2
 (1/80sec) 露出補正=-1EV
写真3
 (1/80sec) 露出補正=-1EV
写真4
 f8(1/2500sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=110mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真5
 f8(1/2500sec) 露出補正=-7/6EV 焦点距離=180mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真6
 f16(1/5sec) 露出補正=-5/3EV 焦点距離=60mm ISO=100
写真7

 f5.6(1/1600sec) 露出補正=-13/6EV 焦点距離=25mm ISO=3200
写真8
 焦点距離=30mm ISO=100                             他は同じ

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春の花



毎年この時期 訪問するのですが
  春の彩り
               を求めて、兵庫県内の丹波~朝来市方面へ
23・24日と続けて 出掛けました。24日は 写友のMさんもご一緒です。

先ずは 青垣のミツマタ群生地へ。
全体に白っぽく見えるのは 未だ満開の少し前 なのでしょうか。



丁度見頃の 黄色の球状になっている株を探し、背景を慎重に選んで…の撮影です。



文字通り ミツマタ。



少し薄暗いくらいの杉林や 湿気を好むのか、こういうシーンで良く見かける様に感じます。



24日は 未明に春の雪が降ったので、日陰には 未だ少し 雪が残っていました。



峠近くまで登って行くと 沢の流れが小さくなり、ミツマタの映り込みを 直ぐ近くで狙えました。



峠を越えて朝来市へ入り、伊由谷の お馴染みのポイントへ。



ウキウキするような 春の色です。



繊細な サンシュユに …



早咲きの桜。
春の花を追いかける 忙しくも楽しみな日々が これから暫く続きそうです。

撮影メモ
写真2~4・6共、ミツマタは下向きに咲くので その美しい形を捉えようとすると上向きで
  狙う事になり、画面に明るい光が入らない様に気をつける必要が有る

写真2・3・8・9共、群生する花は 主題が背景に重なると画面が煩くなるので
  出来るだけバックを整理するために絞りを開いている。
写真7、地面近くノーファインダーでの撮影。


写真1
 絞り優先AE f8(1/160sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=140mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール重視 AF 80D
写真2
 f5.6(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=80mm ISO=800 5DMk4
写真3
 f5.6(1/6sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=80mm ISO=200 MF 5DMk4 三脚使用
写真4
 露出補正=-5/3EV 焦点距離=180mm
写真5
 f5.6(1/500sec) 焦点距離=110mm ISO=800
写真6
 f22(1/10sec) 露出補正=-19/6EV 焦点距離=90mm ISO=200 MF 5DMk4 三脚使用
写真7
 f11(1/250sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=25mm ISO=400 5DMk4
写真8

 f5.6(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80mm ISO=800 5DMk4
写真9

 f5.6 露出補正=0EV 焦点距離=80mm ISO=800 5DMk4
写真10
 (1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=80mm ISO=800 5DMk4            他は同じ

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氷ノ山星景



先輩写友のK氏から お勧めのご連絡を戴いていた 養父市の棚田に、
何とか時間を作り やっと出掛けて来ました。

  雪の棚田と氷ノ山
                       に掛かる星を狙って
13日深夜24時に出掛けたのですが 現地は想定外の降雪。

日の出まで4時間ほど 車中で粘ったのですが、晴れの天気予報は 虚しい大外れで
まともに撮れたのは 束の間訪れた晴れ間の この1枚だけでした。




日の出時刻を過ぎても 降雪は止まず、氷ノ山も見えず終いでした。

この日は所属する写真クラブの 撮影会下見で、神鍋高原から新温泉町方面を 廻る予定なので
7時頃には 集合地点へ移動。



しかし小生は 連日の寝不足が祟ったのか 体調が思わしくなくて …



下見は 撮影会担当の方々にお任せして、神鍋高原だけで 小生は早退させて戴く事にしました
面目ない…。



帰宅して休んでいる内に 体調が戻り、そうなると現金なモノで 気になるのは 氷ノ山と星の事。
棚田の雪が どんどん溶けて行くので、気が気でないのです。

22時に出発して 現地を再訪、今度は間違い無く快晴で 満点の星空です。
 


あれこれ 試し撮り。



この日は 月齢の具合や自分の都合で叶わなかった 月明かりの下や 朝焼けの氷ノ山も、
また 撮ってみたいとおもいました。



そこで 人一倍しつこい性格の小生は、快晴となった17日夜に再々訪。
22時に 
月齢11の月明かりで撮影。



そのまま車中で一夜を過ごし、夜明け前に 天の川を入れてもう一枚。



ほんのりと ピンクに染まった姿を撮影して、今冬シーズンの 氷ノ山星景撮影は終了です。
K氏、いつも情報を戴き 本当に有り難うございます。

また来シーズン 撮りに来ますね… 。

撮影メモ
写真1・5~9共、下記の撮影情報で マニュアル露出なのに露出補正の表記が有るのも変だが
  撮った後にPCで明るさ調整をしたため その値を記しておいた。
写真1、左端は蠍座。
写真7、28枚の約15分20秒間露光相当分を、後からPCで比較明合成した
写真9、天の川の上の一際明るいのは木星で、その右に蠍 氷ノ山の上にはうしかい座。月が沈み
   天の川が立ち上がって画角に入ってくるのを待っていたら 日の出1時間前になり、東の空が
   白んで来てしまった。兵庫県内での雪の星景写真は恐らくラストチャンスで、これが撮り納め。

写真1
 マニュアル露出 f4, 30sec 露出補正=+2/3EV 焦点距離=16mm ISO=3200
 画質=RAW WB=3600K ピクチャースタイル=ディテール重視 MF 5DMk4 三脚使用
写真2
 絞り優先AE f5.6(1/160sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=50mm ISO=1600 WB=オート AF 手持ち
写真3
 絞り優先AE f5.6(1/1250sec) 焦点距離=60mm ISO=400 WB=太陽光 AF 手持ち
写真4

 絞り優先AE f5.6(1/500sec) 焦点距離=70mm ISO=400 WB=太陽光 AF 手持ち
写真5
 
露出補正=+5/3EV 焦点距離=15mm WB=3800K ピクチャースタイル=風景
写真6
 f5.6 露出補正=+3/2EV 焦点距離=8mm WB=3800K ピクチャースタイル=風景
写真7(後からPCで比較明合成)
 
露出補正=+5/3EV ISO=6400 WB=4200K ピクチャースタイル=風景
写真8
 f11, 20sec 
露出補正=+2/3EV 焦点距離=24mm ISO=1600 WB=4600K
写真9
 f5.6, 30sec 
露出補正=-1/3EV 焦点距離=15mm WB=4600K
写真10
 絞り優先AE f22(1/8sec)  
露出補正=-7/6EV 焦点距離=40mm ISO=200 WB=太陽光
        他は同じ

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星景撮影練習会



去る8日 写友のNさんと 兵庫県内猪名川町の
  大野山
               へ 星空の撮影練習に出掛けました。

日没の18時に現地着、早速撮影を開始して 30分も経つと
西の空が 美しいグラデーションに染まりました。



更に10分程経つと みるみる辺りは薄暗くなり、予想に反して かなり強い風が出て来ました。



折角の記念なので 猪名川天文台のシルエットを入れて 1枚。



北の空も一応記念撮影して 寒い寒い撮影会を20時に終え、暖かい飲み物で コンビニサンドの
夕食を取った後、22時前に無事帰宅しました。写友のNさん、寒い中 お疲れ様でした!

撮影メモ
写真全て、外気温は-1度だったが日没から風が出て、体感的には-5度以下の感じだった。
写真1、下の白いのはゴルフ場の池、低い空に掛かる か細い月は月齢2。
写真2、目では見えない月の影の部分が、地球照で丸く写っている。南西の街明かりは三田市街か。
写真3、南の遠方 一際明るい街明かりは大阪方向。
写真4、25枚の画像を後からPCで比較明合成して、計約8分50秒相当分だけ星を廻している。北西
   の街明かりは篠山市街。更に遠方には綾部・舞鶴が有るが、遠くのが何処の街明かりかは不詳。


写真1
 絞り優先AE f11(2.5sec) 露出補正=-2/3 EV 焦点距離=70mm ISO=200
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=風景 MF 5DMk4 三脚使用
写真2
 (13sec) 露出補正=-1EV 焦点距離=40mm
写真3
 マニュアル露出 f5.6 , 15sec 焦点距離=20mm ISO=1600 WB=4200K ピクチャースタイル=ディテール重視 80D
写真4 (25枚の画像を後からPCで比較明合成)
 マニュアル露出 f4 , 20sec 焦点距離=20mm ISO=1600 WB=4000K 80D               他は同じ

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枝垂れ梅の郷へ



好天と 春の陽気に誘われて、昨5日 写友のK氏とMさんをお誘いして
昼過ぎから 三重県鈴鹿市の 「鈴鹿の森庭園」へ出掛けました。

其処だけを往復するのも 一寸もったいない気もしたので、途中 滋賀県信楽町の
鶏鳴の滝 に立ち寄りました。

場所柄 焼物に適した土の特徴なのでしょうか、独特の色合いの岩を舐めて 流れ落ちて居ます。
Mさんは 夏にも訪れた事があるそうですが、緑陰で 如何にも涼しそうな
とても良い流れでした。



16時過ぎ
  鈴鹿の森庭園
                   に到着、夕刻で少しは空いているか と思っていたのですが
18時からのライトアップを 皆さんも狙って来て居られる様で、相当の人出です。



そう広くも無い庭園内には 梅の香りが 溢れていました。



アチコチ歩き廻っている内に …



陽も傾いて 良い雰囲気になってきました。



園内は 高低差が余り無く、見晴らしは 余り良くありません。



日が落ちて 赤味が残る西の空を入れて 撮影。



18時少し前に 一斉にライトが点き、どんどん暗くなって行く空に 梅花が冴えます。



三脚使用禁止エリアが何処までで 何処が使っても良い場所なのか 表示が一寸判り辛く、
来場者が多い事もあって 戸惑いながらの撮影になってしまいました。



快晴なら星を入れて撮ってみたいと思っていたのですが、夕刻から生憎 薄雲が全天に広がってしまい
19時に撮影を切り上げて、途中夕食休憩をしながら 22時前に無事帰宅しました。

小 風景写真サイト「四季逍遊」を更新しました。宜しかったら 覗いてみてください。
           http://shikishouyuu.hannnari.com/
右欄外 「ブックマーク」の「四季逍遊」でも リンクしています。


撮影メモ
写真1、台風か何かの影響か 下流では多数の倒木が流れに落ち込んでいた。
写真2~10共、久し振りに梅園を訪れたが 梅の香がこんなにも強い事をすっかり忘れていた。
写真8・9共、園入り口には「三脚使用禁止エリアがある」旨の注意文があるが、どこなら良いのか
  表示が明確では無かった。日没後に撮影するには現実的には三脚が必須となるが、他の来場客に
  ご迷惑を掛けてまでする事では無く、使っても良い場所を明示して戴けると有り難い。
  実際には非常に多くのカメラマン諸氏が三脚を立てて撮影していた。


写真1
 絞り優先AE f16(0.3sec) 露出補正=-1/2 EV 焦点距離=20mm ISO=200
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール重視 MF 5DMk4 三脚使用
写真2
 f5.6(1/160sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=150mm AF 80D 手持ち
写真3
 f5.6(1/400sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=170mm ISO=400 AF 80D 手持ち
写真4
 f5.6(1/1250sec) 露出補正=0EV 焦点距離=160mm ISO=400 AF 80D 手持ち
写真5
 f5.6(1/1000sec) 露出補正=-13/6EV 焦点距離=150mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真6
 f5.6(1/320sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=120mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真7
 f5.6(1/80sec) 露出補正=-8/3EV 焦点距離=110mm ISO=800 AF 80D 手持ち
写真8
 f22(4sec) 露出補正=-7/3EV
写真9
 f22(8sec) 露出補正=-7/2EV 焦点距離=30mm
写真10
 f5.6(1/13sec) 露出補正=-4/3EV 焦点距離=16mm ISO=1600 AF 手持ち       他は同じ

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