各地で撮り貯めた写真を掲載。人との出会い・写真・デジカメ等について持論を語ります。掲載写真の無断転用は禁止します。
きむさんのフォトノート
厳冬の信州行 (その17)
雪に煙ぶる
青木湖
を通り過ぎて…
白馬の 姫川源流附近 へ やって来ました。
当ブログ 昨年1月12日 等でも ご紹介した所ですが、この時期
雪景色に「外れ」が無い場所 として貴重で、とても気に入っています。
撮影一口メモ:
写真上、少し暖色系に写ってしまったので 後からPCでWBを調整した。
写真上
絞り優先AE f8(1/800sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=110mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=4800K AF
写真下
(1/200sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=70mm ISO=200 他は同じ
厳冬の信州行 (その16)
美ヶ原を降りて 一路北上、仁科三湖 の一つ 木崎湖へやって来ました。
撮影していると 突然 近くの家から犬が走り出てきて
朝の巡回
を始めました。オハヨーッ!
これは アジサイですね。
もっこり と雪に覆われていますが、春になったら また元気に新芽を伸ばしてくれる事でしょう。
撮影一口メモ:
写真上、なかなか良い顔をしていたので もう一寸キチンと撮ろうと思ったのに、すぐに走り去ってしまった。
写真上
絞り優先AE f8(1/2500sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=130mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
f5.6(1/2000sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=80mm ISO=200 他は同じ
厳冬の信州行 (その15)
翌日 絶景を期待して また美ヶ原へ上がりましたが、霧氷も樹氷も無く ただの
朝焼け
に終わりました。
なかなか 難しいものです。
焼山の朝焼け だけを撮って、早々に 山を降りました。
撮影一口メモ:
写真上、パンフォーカスで撮りたいので 普段は使わない f16まで絞り込む。
手前の暗がりを 辛うじて描写出来る程度のアンダー目 に露出補正。
写真上
絞り優先AE f16(0.3sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=70mm ISO=200
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 MF 三脚使用
写真下
f11(1/6sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=210mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その14)
これも 橋の下。
陽が差さない為でしょうか 広がった氷の上に
霜の華
が 成長していました。
木立が多いのですが、この位置だけは 丁度 青空が氷に写っていました。
薄氷の下を 黒々と 渓流が流れています。
少し離れた所にある 雑木には、宿り木が 幾つも 大きな玉を形作っていました。
撮影一口メモ:
写真上、霜の華を描写したいので 白飛びだけはしない様に 露出に注意。
写真上・中共、氷の冷たさを表現したいので 後からPCでWBを調整。
写真上
絞り優先AE f11(1/500sec) 露出補正=0EV 焦点距離=240mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=4500K AF
写真中
(1/15sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=120mm ISO=200
写真下
f8(1/250sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=170mm ISO=400 WB=太陽光 他は同じ
厳冬の信州行 (その13)
動と静
の対比 を表現したく、小さな流れ込みの近くの氷 も狙ってみました。
ここは橋の下で 全体が日陰。
このデジカメのクセで 青味がとても強く出てしまいます。
撮影一口メモ:
写真上・下共、氷のツブとの対比で 出来るだけ水を流したいので、手ブレしない様気を付けながら スローシャッターで撮影。
写真下、日陰は嫌になる程青味が強く写るので 後からPCでWBを調整して 中心の5200Kよりも暖色系へ振った。
写真上
絞り優先AE f8(1/15sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=250mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=4200K AF
写真下
f16(1/13sec) 露出補正=0EV 焦点距離=270mm WB=5400K 他は同じ
厳冬の信州行 (その12)
更に下った所で 宮田氏が車を停め、直ぐ下の渓流で 氷を撮る事になりました。
水飛沫が
凍り、次第に成長して出来る 造形です。
氷のツブツブが 美しく輝いていました。
撮影一口メモ:
写真上、横着して 三脚もNDフィルターも持って降りなかったので シャッター速度を十分遅く出来ない。
なるべく遅いシャッター速度にはしたが 水の流れが写ってしまい うるさい感じ。やはり横着してはいけない。
写真上・下共、日陰の部分の氷を見た印象に近付ける為 後からPCでWBを調整した。
写真上
絞り優先AE f16(1/40sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=250mm ISO=100
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=4500K AF
写真下
(1/15sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=200mm WB=4200K 他は同じ
厳冬の信州行 (その11)
美ヶ原から下る途中で、斜面に 落葉松の
影のパターンが
面白い所があったので、車を停めてもらって 暫し撮影。
こちら側の斜面では 鹿の家族が、目印になる白い尻毛 を見せながら
ゆっくりと移動中でした。
ガイドの宮田氏に依れば、巣でもあるとみえて ここら辺には 良く現れるそうです。
空は青空。ダケカンバの 柔らかい白の木肌が 青空に映えます。
撮影一口メモ:
写真下、CPLフィルターを付けているのでは と思われるかも知れないが 上を向いて撮っただけ。
モンゴル高原の青空は黒っぽい と聞くが、それ程では無いにしても 本当に驚く程濃い青色。
目がいよいよゴロゴロと痛くなって来た。「雪目」の前兆なので 目をなるべく細くしている。
写真上
絞り優先AE f11(1/400sec) 露出補正=+1EV 焦点距離=150mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真中
(1/800sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=270mm
写真下
露出補正=+1/3EV 焦点距離=16mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その10)
9時半頃 の様子です。松本市街の向こうに 乗鞍岳が 白い姿を輝かせています。
この時刻でも ここ美ヶ原の王ヶ鼻附近では
ダイアモンドダスト
が、時折 キラキラと舞っていました。
すっかり雪に覆われた駐車場に 長い影が 美しく伸びていました。
10時半頃になって、そろそろ下り始めようか… と車に戻り 遅い朝食にしましたが
その時 車外温度計は 未だ零下17度を示していました。
撮影一口メモ:
写真上、山頂や手前の雪原が白飛びしそうなので これ以上露出をプラス補正できない。
樹氷が少し灰色にくすんでしまうが 止むを得ない。
写真上
絞り優先AE f11(1/500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=120mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真中
(1/320sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=40mm
写真下
(1/640sec) 焦点距離=60mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その9)
影を追っていると こんな情景に出会えました。
手前のダンゴが 一寸余計ですが、有る物は仕方ありません。
本当に 雲一つ無い快晴、影の写真を撮るには とても良い朝です。
ウド か何かの草でしょうか、すっかり雪ダンゴですが 斜面に
伸びる影が
面白く、思わず 撮ってしまいました。
撮影一口メモ:
写真上、小さな木なので 太陽の隠しようも無く 枝の中に入れて撮影。
少しでも枝が重なって 光が弱くなる所を探し、出来るだけハレーションを避ける。
写真上
絞り優先AE f11(1/1000sec) 露出補正=+3/2EV 焦点距離=20mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
(1/1250sec) 露出補正=+4/3EV 焦点距離=100mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その8)
デジカメは 日陰の青色を強調するので、気持ち露出アンダー目(日陰部分を)に撮れば
パッと見 とても美しく 見栄え良く撮る事が出来ます。
一寸した斜面も
逆光で迫れば
それなりに 絵になる構図の写真 になります。
笹の葉が 雪から顔を出しています。ガイドの宮田氏も仰っていましたが、
今年 この附近の積雪量は 少な目の様に 小生も感じました。
撮影一口メモ:
写真下、真逆光での広角レンズ使用の為 ハレーションが出ない様に 「ハレ切り」には細心の注意を払う。
写真上
絞り優先AE f11(1/125sec) 露出補正=+5/6EV 焦点距離=330mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
f18(1/500sec) 焦点距離=40mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その7)
日の出後 50分近く経ち、日の光にピンク色はもう無く すっかり白くなりました。
樹氷も真っ白に
輝きます。
ダケカンバ でしょうか、広葉樹の樹氷も なかなか良いものです。
こちらは 斜面一杯の針葉樹。これもまた 見事です。
反射が強く 紫外線のせいでしょうか 暫くすると 目が痛くなってきました。
自分の車には サングラスを置いてあるのですが、ここへは持って上がらなかったのが悔やまれます。
撮影一口メモ:
写真下、斜面の向きが悪く ほぼ順光なので 陰影が付かず、全面がフラットに白くなってしまった。
写真上
絞り優先AE f11(1/640sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=40mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真中
(1/125sec) 焦点距離=130mm
写真下
(1/500sec) 露出補正=+2/3EV 焦点距離=200mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その6)
ただの枯れススキも 霜が降りて 逆光に照らされれば 宝石に変わります。
零下18度 という寒さに、空中の水蒸気が いきなり微細な氷の粒になる
ダイアモンドダスト
が、キラキラと舞っています。
撮影一口メモ:
写真下、ダイアモンドダストは 目では良く見えるが とても写真に捉え難い。
MFに切り替え、出来るだけ暗い所をバックにして ピントを前後させ キラキラが多い所で止めて撮影。
写真上
絞り優先AE f11(1/500sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=100mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
f5.6(1/640sec) 露出補正=0EV 焦点距離=320mm MF 他は同じ
厳冬の信州行 (その5)
真逆光だと シルエットになって 折角の樹氷が 真っ黒になりやすいので
お日様を枝で隠して 撮りました。
枝が随分多いなあ… とは思いましたが、後で良く見ると 2本の木が重なっていたんですね。
素晴らしい情景に出会うと 気持ちが焦ってしまい、急いで撮ってしまうのが 反省点です。
出来るだけシンプルな構図 が欲しくて アチコチ歩き回り この木を見つけました。
夢中で撮りました
が、これも今見ると
もう1mだけ 左側へ寄って撮れば良かったですね。
幾ら撮っても 反省の種は 尽きません。
撮影一口メモ:
写真下、折角の良い被写体 もう少し左へ回り込んで キチンと暗いバックの位置で撮るべきだった。
写真上
絞り優先AE f8(1/320sec) 露出補正=0EV 焦点距離=110mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
露出補正=+1/6EV 焦点距離=180mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その4)
近くの木々にも 朝日が当たり始めたので、最初に撮った 東側を見通せる場所に戻りました。
青空をバックにした 順光の樹氷も美しいですが…
やはり 最高なのは 逆光気味の
輝く樹氷
出来るだけ 暗いバックを探しての撮影です。
撮影一口メモ:
写真下、霧氷は陽が差すと見る見る落ちて行くが 樹氷は結構長持ちする。寒さが厳しいお陰もあるのだろうが。
写真上
絞り優先AE f11(1/100sec) 露出補正=+1/2EV 焦点距離=40mm ISO=400
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 AF
写真下
f8(1/200sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=190mm 他は同じ
厳冬の信州行 (その3)
昨日の写真から 10分も経たない内に、陽はどんどん高くなって
モルゲンロート(朝焼け)の
ピンク色が山を駆け下って
行きます。
近くの 焼山 にも、朝の光が 差し始めました。
美しいです。 …が 寒いです。
撮影一口メモ:
写真上・下、雲一つ無い 本当の快晴の空 をバックに、ピンクに染まった雪の美しさ を堪能する。
写真下、手前の梢が邪魔をするが 場所を移動する間に 焼け色が薄くなってしまうので、とにかく撮る。
写真上
絞り優先AE f11(1/40sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=60mm ISO=200
画質=RAW ピクチャースタイル=風景 WB=太陽光 MF 三脚使用
写真下
(1/50sec) 露出補正=+1/3EV 焦点距離=150mm 他は同じ
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