西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「場所がないから・・・」は違うでしょ。

2014-12-08 17:10:05 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

昨日は消防団×本庁南地区の合同礼式訓練。
場所が海辺なもんで、まあ、寒かったこと。。。

で訓練終わって、みんなで詰め所に引き上げてホッとしてたら、火事発生!とのことで緊急出動指令が。
慌ててみんなで飛び出して、出動した先は西宮市のゴミ焼却場である、西部総合処理センター。
「ごみピット内に堆積した可燃ごみの自然発火」ということで大事なかったのですが、つくづく火事は怖いなあ。
慌ただしい年の瀬、皆様、火の始末には十分ご注意下さいませ。

さて本題、今日は西宮市立中央病院(以下、中央病院)に関する話など。
少し前に総務常任委員会の視察でいくつかの病院に行ってきたのですが、その中の一つに箕面市立病院がありました。
色々お話をお聞きしたのですが、個人的に興味深かったのが
「箕面市立病院では従来、20数社から購入していた診療材料を1社からの購入にまとめた。
 これによって年間6~7億円かかっていた材料費を5億円程度に抑えることが出来た。」
という話でして。
これ当然、中央病院でも同じことできるんちゃうの???と。

ちなみに中央病院の診療材料費は今年度、約3億円となる見込み。
で中央病院は、かつての箕面市立病院と同じく診療材料費を20数社から購入しています。
ということは、これ、同じことをやれば相当、効き目あるんではないかいな???と。
ちなみに箕面市立病院は公立病院の成功例として関西圏では有名な存在らしく
、中央病院も色々勉強させてもらっていると聞いていました。
だったら、ここらへんの研究も進んでるのでは???と思ったのですよ。
ところがどっこい、そうはいきませんでした。

中央病院担当の職員さんに事前に趣旨を説明した上で来てもらったのですが、まず最初に返ってきたのが
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●箕面市立病院で診療材料費の削減に成功したことは認識している
●ただ、それを実施するには診療材料を保管する場所が必要
●中央病院には場所がないので、できない
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という返事でして。
おいおい、ちょっと待て、と。

そもそも中央病院の許可病床(←医療法に基づき、使用許可を得ているベッド)数は257床。
これに対して実際に稼働している病床数は193床でしかありません。
かつては入院機能を保持していた産科も、今は休診状態に陥っており、本来、入院患者さんが使用するはずの部屋は空室だらけ!という状態にあります。
こんな状態で「場所がない!」とか言われても。

で、そこから色々ツッコんだのですが結局、納得のいくような返事は全く返ってきませんでして。
つうか、絶対、真面目に検討したことないんやろな~、と。
これでは「分かりました!」って訳にはいきません。
というわけで、この話、引き続き、ガッツリつっこんでいきます。
ちゃんと進めれば、年間数千万円の費用削減が見込める話を「場所がないから出来ません!」で納得できるわけがありませんもの。

というわけで、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


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