西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

待機児童解消に有効なはずなのに、打っていない対策が沢山ある西宮市。まずは、それらの施策を推進するべきです!

2018-12-11 16:14:55 | すべての人にやさしいまちを実現するために

昨日、両手に10kgダンベルを持って背筋トレーニングをしていたところ、腰に激痛が...
「風呂入って湿布して寝りゃ楽になるやろ!」という超楽観モードでいたものの、やばい、寝て起きても全然あかん。。。
筋トレって、器具とか重りを使うと効果は上がるけど、やっぱり体のどこかに負担がかかりがちな面は否めん気がするんですよね。
私のように自己流だと余計に。
てなわけで自重トレONLY!の人気番組(?)第二弾、参考にさせてもらいます。
  ↓
『みんなで筋肉体操』第2弾制作決定 実演は武田真治らが続投


さて本題、今回でようやく終了の9月議会×一般質問のご報告です。
それでは早速始めます!

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【質問】

保育所待機児童解消に寄与すると思われるにも関わらず、本市では募集自体していない事業についてです。
国も保育所待機児童を重大な課題と受け止めており、様々な施策を展開しています。
にも拘らず、これらの事業のうち、本市では募集自体、行っていない、すなわち施策として展開されていないものを資料⑩にまとめました。
ご覧ください。
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展開されていない事業は具体的には3つ。
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●保育者の居宅等で行われる、小規模の異年齢保育である家庭的保育所
●保育を必要とする乳幼児の居宅において、家庭的保育者による保育を行う事業である居宅訪問型保育事業
●企業内または事業所の近辺に用意された、育児中の従業員向けの託児施設のうち5名以下の事業所内保育所
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です。
これらの事業の推進が待機児童解消に寄与することは確実であり、早急に募集するべきです。
また通常の小規模保育事業についても、同様に募集を再開するべきと考えます。
この点についての見解をお聞かせください。
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【答弁】
地域型保育事業(以下「地域型」と言います)は、0から2歳児を対象としております。
本市では、平成28年度まで地域型保育事業者を募集しておりましたが、地域型を卒園した子供の受け入れ先が不足する、いわゆる3歳児の壁が生じたことから、平成29年度以降は地域型の募集をせず、5歳児までを受け入れる認可保育所の整備に重点を置いているところです。
今後は、先ほど答弁いたしました幼稚園での預かり保育の拡充や、都市公園・生産緑地を活用した認可保育所の整備等の可能性を引き続き探るなど、3歳児の壁の解消に努めてまいります。
地域型は、本市の0から2歳児の待機児童の抑制には一定の役割を果たしてきており、また、少人数での保育を希望される保護者もございます。
したがいまして、今後は、3歳児の壁の解消を図る中で、近年、本市でも開設が増えている0から2歳児を対象とした企業主導型保育事業の開設状況や、平成31年4月の待機児童数の状況等を踏まえ、地域型事業者の募集の可能性や募集対象地域を判断したいと考えております。
なお、地域型のひとつの形態である居宅訪問型事業については、これまで本市での実績がないため、まずはニーズを把握した上で研究してまいります。
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【意見・要望】
資料⑨で示した通り、本市における1・2歳児の待機児童の状況は、きわめて深刻です。
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「小規模保育施設や家庭的保育所等の地域型保育事業」に対する市の評価が「本市の0から2歳児の待機児童の抑制には一定の役割を果たしてきており、また、少人数での保育を希望される保護者もございます」というものであることが答弁から明らかになりました。
であるならば、早急に地域型事業の募集を再開するべきです。
そもそも待機児童が発生しているにも拘らず、その「抑制に」「一定の役割を果たして」いる施策を実施しないという感覚自体、私には理解できません。

もちろん地域型事業者を募集することで「今以上に3歳以上の児童の受け入れ先が不足するという事態は避けなければならない!」という、市の意識は理解できます。
だからこそ答弁にもあった通り「幼稚園での預かり保育の拡充や、都市公園・生産緑地を活用した認可保育所の整備等の可能性を引き続き探る」べきです。
また今回、指摘・提案した他の内容についても真摯に前向きに受け止め、検討を進めるべきです。

繰り返しになりますが、市長は所信表明において「待機児童ゼロを目指す政策は、最重要施策の一つと考えています。保護者の切実な要望に応えるため、これまでの施策で不十分な点を、さらに拡充してまいります。」と述べておられます。
素晴らしい発言だと思います。
そうした認識・気持ちを、是非とも具体的な施策や取組を通じて、示して頂きたいと思います。
このことを強く要望するとともに、今後の展開を見守っていくこと、今後も指摘・提案を続けていくことを、この場でお約束して、私、澁谷祐介の一般質問を終了します。

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西宮市の待機児童対策の現状って
「打つべき手は全部打った!
 もう、これ以上、何の対策も思い浮かびません...」
というのとは全然違うんですよね。
だって、私のような半分素人が考えても、まだまだ打つべき手があるのは明らかですもの。

「子育てするなら西宮」に相応しいまちとなるために重要なのは、地道な取組を着実にしっかりと進めていくことであるはず。
なので、その方向で今後も指摘と提案を続けてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。