西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

これが、市長に一番お伝えしたかったこと。私達は行動をもって、ここに記した意志を示す覚悟です!

2018-07-06 11:48:02 | 市政全般に関連すること

ものすごい雨ですね...
今のところ、市内では人命に関わるような大きな被害は出ていないとのこと。
が、道路・交通機関等には既に大きな影響が出ていますし、当分の間、雨は降り続くとのことなので、むしろ、これからが本番かもしれませんね。。。
くれぐれも不急不要の外出はお控えください。
そして多数、泊まりこんでの対応をされている市職員も含め、様々な形で対応を余儀なくされている皆様、くれぐれもご安全になさってください。

さて本題、6月議会で行った代表質問のうち、最後に述べた市長に対する意見・要望の内容をご紹介。
本会議で述べた順番とは大きく異なりますが、6月議会との関係で、今この時期にこそ、ご紹介したいと思っています。
というわけで以下ご覧ください。
  ↓
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最後に市長に申し上げます。
石井市長の就任以来、様々な場で市長と同席させて頂く機会がありました。
その中で、とりわけ印象に残っているのが、市長が「自分は走っている電車に飛び乗った気持ちでいる」「まずは水に慣れる」と仰っていたことです。
仰る趣旨を、私なりに理解した上で、そこには足すべき要素があると考えています。

表現をお借りするなら、そもそも市長は「『走っている電車』の運転手になりたい!」と電車に飛び乗られたはずです。
その先にはいくつもの線路が分かれており、どの線路を選ぶか。
どの方向に進もうとするのか。
究極のところ、その方向を選ぶのは全て市長の権限であり、責任です。
そのことの重みを、改めて重々ご認識頂きたい。
そう思います。

水に慣れることは大事でしょう。
けれども馴染みすぎて、役所の論理に染まることには強く注意して頂きたい。
役所は決まったことは永遠にやり続けますし、放っておけば際限なく事業を増やしていきます。
「あれもこれも」はできても「あれかこれか」はできません。
自分たちにとって都合の悪い情報を、自主的に市長の耳に入れたりはしませんし、やらない理由、できない理由、うまくいかなかった理由を説明させれば天下一品です。
様々な情報を取捨選択して都合が良いものを上手に取り上げるのはもちろん、都合が悪いものでさえ上手に加工して、耳障りの良いものにしてしまう。
そういうことをさせれば本当に上手だと、ある意味、感心さえしてしまう場面が多々あります。

今後、西宮市政はこれまで以上に厳しい時代を迎える可能性が高いでしょう。
そんな中、我々議会がなすべきは市長が仰る通り、「市民感覚をプロフェッショナルとして行政にぶつけ」ること。
そして、そこに留まらず地方自治のプロとして市政のあり方を考え、行政と意見を交わし、議決という形も含めて、その意思を示すことだと考えています。

そして市長をはじめとする行政には、こちらも仰る通り、議会との「議論を通じて、よりよい施策を講じていけるようにして」頂きたい。
言葉だけでなく、本当にそういう意識をもって頂きたい。
そうでなければ結局のところ、OPEN!な市政など実現不可能だと私は思います。

さて縷々、厳しい意見を申し上げましたが、私は石井市長に期待しています。
よりよい市政を形作ることが出来るよう、共に切磋琢磨していきたい。
そう考えていることをお伝えしておきます。

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ちなみに西宮市HPに動画もアップされていますね。
よろしければ...の意味も込めて、以下ご紹介しておきます。
  ↓
西宮市議会×本会議インターネット中継


そして、こうした思いを行政にきちんと理解させるためには、結局のところ、行動をもって示すしかないのだ!ということを改めて痛感しています。
その覚悟をもって、行動していかなければなりませんね、この6月議会でも。
今の時点では書けないことも多いのですが、そのつもりで行動していきます。

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。