我が敬愛してやまぬ山内大輔監督の2022年の作品
2022年の<OPフェス>でこの「バーミリオン」というタイトルでR−15版として81分の尺に伸ばして上映された作品ですが
OP・PICTURESのピンク映画としては「欲情セレブ妻 いやらしい匂い」というタイトルで70分の尺として劇場上映されてる作品ですが
<OPフェス>での売りは“百合ジャーロ”
まぁそういうことでこの5月3日にスターボードからようやっとDVDリリースされた作品
まぁあんまり映画の情報は入れない私ですが、監督が山内大輔氏であるし、ここきて古川いおりさんが引退されてのちにこう言った作品で主演されてる方で一番見たいなぁって思わされてるAV女優が山岸逢花さんだし
なんたって過去のお話ではあるものの只埜なつみさんが初脱ぎ作品であるということの三拍子で衛星劇場あたりでのOA待っていたんですが・・・
なんと今月OAだったとか
確かに山内監督お得意のJホラー寄りの作品ではあるし、”百合ジャーロ“としては売ってる点も含めていやグロは完全に抑えての本家イタリアンジャーロ顔負けの色彩感覚が実に心地よくて
さらに劇中使われてる絵画全部がなんとその画家役を演じられてる只埜なつみさんがこれまたプロットにふさわしいほどの作品を全部描かれていたんですね
まぁ百合映画ってことで劇中ではお金持ちの御令嬢に山岸さんが扮し
なんと父親からの勧めで政略結婚して学生時代から百合関係であった只埜なつみさんを振ってるものの
なんと夫安藤ヒロキオサンとの夜の部の夫婦生活はご法度
安藤さんは山岸さんからメイドをあてがわれているという
そんな夫婦に父親から今度再婚するって紹介されたのが只埜なつみさん
二人は関係を再開させるために山岸さんは安藤さんと離婚し
只埜さんはなんと山岸さんのお父さんであり再婚相手の夫を事故死に見せかけて殺すわけで
ようやっと只埜さんが描いた絵同様に百合夫婦と子供との夢の人生が得られるというお話
まぁエロくもなくかつグロくもないものの、随所に山内節が見られる作品だったかな
日本版ジャーロっていうことで時を同じくして光武蔵人監督がJジャーロ映画と銘打って古川いおりさんで「マニアック・ドライバー」を作ってましたよね
色彩面では山内監督に
エログロ度では光武監督それぞれに軍配が上がってると私は見ましたが・・・
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2022年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
山内大輔脚本・編集・監督作品、劇中画制作只埜なつみ
出演:山岸逢花、只埜なつみ、美園和花、豊岡んみ、安藤ヒロキオ、小林節彦、モリマサ、加藤絵莉、杉浦檸檬、八ッ橋さい子、福山理子、須藤未悠