最適化問題に対する超高速&安定計算

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東芝が半導体で起死回生なるか、マイコン・記憶・パワーの1チップ化技術

2022年09月02日 23時28分23秒 | Weblog

東芝が半導体で起死回生なるか、マイコン・記憶・パワーの1チップ化技術

フラッシュメモリー会社「キオクシア」の分離独立や、ADAS(先進運転支援システム)/自動運転向け画像認識SoC(System on a Chip)「Visconti」の新規開発中止など、不正会計問題に端を発して複数の痛手を被った東芝の半導体事業。そこに光明が差すような、新たな半導体プロセスが開発された。このプロセスにより、これまで分かれていたマイコンとパワー半導体が1チップに集積できる。より具体的には、モーターの動作を監視・制御するための回路、プログラム格納用のフラッシュメモリー、モーターに駆動信号を与えるドライバー回路、ドライバーからの信号をモーター駆動電源とするインバーターなどをすべて1個のチップ内に集積できる。ファンやポンプのモーター直接駆動可能な車載マイコンのサンプル出荷を、半導体事業会社の東芝デバイス&ストレージが2022年12月に始める見込みである。

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