最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

TSUBAME 2.0 と SDPA, SDPARA その11

2012年02月28日 02時55分40秒 | Weblog
昨日続きで性能効率 14.6 % ということは 6.2730e+13 FLOPS * (290.08 / 1975.6) = 9.2107e+12 FLOPS なので、要するに 410 ノード(2CPU)で約 9.2 TFLOPS しか出ていないことになる。
原因としては
1:各ノードでの行列サイズが小さい
2:ネットワーク性能の低下
が考えられる。
ちなみに 2CPU + 3GPU 構成では行列の大きさは異なるが、16 ノードで 10TFlops を越える性能になっている。

◯東工大 TSUBAME 2.0
HP Proliant SL390s G7 1408台
HP Proliant SL390s G7
CPU: Intel Xeon 2.93GHz 6コア×2ソケット = 12コア(Hyperthreading時 = 24コア)
GPU: NVIDIA Tesla M2050 3GPU
Memory: 54GB (一部は96GB)
SSD: 120GB (一部は240GB)
ネットワーク: QDR InfiniBand x 2 = 80Gbps

◯1ノードあたりの性能(倍精度)
CPU 140GF(2.93GHz) + GPU 1545GF = 1685GF
CPU 153GF(3.2GHz : TB) + GPU 1545GF = 1698GF
コメント
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