最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

マイクロセル対マクロセル

2007年11月12日 04時35分48秒 | Weblog
次世代無線通信ではマイクロセル方式(PHS:ウィルコム)とマクロセル方式(携帯電話、ワイマックス)が予定されているが、一方のワイマックス方式の事業化が難航しているようだ。現在はウィルコムの端末 W-ZERO3(初代)を用いて PHS で通信しているが、電車などの高速移動ではかなり接続状態が悪く、通信速度も遅いので早く次世代 PHS が出てこないかなと思っている。実際のサービスは総務省から 2.5GHz 帯域を割り当ててもらってからなので、商用化はまだまだ先で 2009 から 2010 年ごろになっている。マクロセルが先行しそうな雰囲気だったのだが、ウィルコムとってはこの躓きは追い風になるのだろうか?


次世代無線構想が後退、米2社が共同計画を断念

 【ニューヨーク=八田亮一】米携帯電話3位のスプリント・ネクステルと無線通信専業の米クリアワイヤは9日、次世代の高速無線通信「WiMAX(ワイマックス)」の共同事業化計画を断念すると発表した。資金難が原因とみられる。スプリントは単独で事業化を進める意向だが、世界初となる計画の後退は必至。ワイマックスは日本でもNTTドコモなど携帯各社が実用化を目指しているが、先行する米企業のプロジェクトに遅れが出れば、事業化に慎重になるケースが出る可能性もある。
 スプリントとクリアワイヤは7月にワイマックスの共同事業化で合意。両社が投資を分担して2008年末までに全米で1億人が利用できる環境を整える予定だった。スプリントの投資額は10年までに50億ドル(約5500億円)。クリアワイヤの投資予定額は明らかになっていない。
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