最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

文書作成

2005年10月24日 23時26分20秒 | Weblog
理系でも出世したければ研究しているよりも作文と社交に力を入れなさいと良く言われるが、ここ1,2週間は科研の申請書や新学部新学科のコース分け、特色、カリキュラム、説明分などの文書作成に明け暮れている(それでも学生の博士論文の関係で研究の方も一応やってますが)。特に新学部の方は、カリキュラムなども一から作成することになるので、今までに経験も無いのだから大変なことだ。新学部が出来るということは少数ながら新しい雇用が出来るのだが、かなり分野と専門限定なのでほとんど自明にスカウトされていくようだ。
最近では若い研究者の就職斡旋を頼まれることも多いが、COE 研究員などのポスドクならばともかく(COE の主要な目的の一つはオーバードクターの一時救済だが)、常勤職員で OR や最適化系の就職先はほとんど見たことが無い。あっても外部から入り込むのは難しそうだ。いろいろとアドバイスしているが、自分の専門を生かしながら他の分野に入っていくのは難しいのだろうと思う。こればかりは人間のタイプもあるので、皆に勧めるわけではない。
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