司法書士佐季papaの毎日が一期一会

■■最近は気まぐれですが、日常の業務等を通じて実際に感じたことや,プライベートでの出来事についてお伝えしています■■

自分で自分の首を絞めるんじゃない

2017年01月19日 | お仕事

昨年から経験するようになったのが、手続報酬の値下げの要求です。それも、すべて不動産決済の場面で。

確かに、平成15年4月から報酬が自由化されましたが、幾らでも良いとは言っても報酬を請求する上で拠所は欲しいもの。だから、私は平成8年の開業当初から存在した「司法書士報酬額基準」に則った金額を自由化以降も一貫して請求をしてきました。ちなみに、昨年までは「高い」と言われたことは1度たりともありません。

しかし、なぜか急に昨年から2万円~4万円もの値下げの要求をされてしまうようになりました。依頼者にとっては、安ければ安いほどありがたいのでしょうし、取引先からの依頼なので素直に応じるものの、それにしてもこの値下げ幅は個人的には酷すぎると思っています。そもそも、元々がそんなに高額ではないし、通常の不動産登記(住宅ローンの借換や相続登記)ならばまだしも、不動産決済に伴う登記は、関係者も多く、その分いつも以上に気を遣い、時間もかかるからです。

多分、アイミツを取ったり、知り合いに司法書士がいたりと金額を比較できるような環境にあるからだとは思いますが、それにしても、かなり無茶な要求だと感じています。見積もるほうも見積もるほうです。自分が仕事を請けたいから、友達だから、と理由は様々でしょうが、不動産決済という前提で、もう少し責任をもって見積もりをしてもらいたいですね。

このような無責任な行動が、今後自分達(司法書士全体)の首を絞めるようなことにならなければ良いと願っています。

では、皆さんにとって今日が昨日よりも幸せな一日となりますように

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