今日の草履は、新潟県新潟市にお住まいの男性からの、ネットによるオーダー草履です。
「緑系おまかせ」のご注文でしたから、先日到着したばかりの新柄でお作りしました。魚の画をはじめとする和柄が、楽しくも綺麗な草履になったと思います。
明日の「今日の草履」では、おそらく奥様用でしょう、「赤系おまかせ」をご紹介します。
こちらのお客様との出逢いは、今年のお祭りでした。ちょうどご自宅を新築かリフォームされるご予定があり、このたび竣工と共に角館草履のご注文というわけです。メール返信にも記したのですが、『よくぞ思い出してくださいましたっ』は本心ですよ。
なんと言ったって「わが家が一番」、まして新しい家となれば喜びもひとしおですよね。
草履職人の家は築20年になります。ローンはまだ5年もあるのに、仮に売るとしたとき査定は限りなくゼロに近いそうですね。確かにあちこち傷んでますよ。
家と言えば「ホームページ」、角館草履のホームページは本日から5年目に入りました。おかげさまでネットによるご注文は堅調に推移していて、こちらのほうは年を経るごとに価値が上がるようにしたいものです。
昨日のこと、娘たちが買い物をしたいと言うので、家族で大仙市大曲にある大型ショッピングセンターを訪れました。三人娘の帰宅を待ってでしたから、到着は午後7時に近かったです。晩飯をどうするか、買い物の終わり時間を見て決めることにしました。
時間が遅いせいもあってか、店内の様子は閑散としています。お店が大きいほど直に伝わりますね。まずは買い物を済ませ、一応レストラン街を歩いてみました。するとむしろこっちのほうが閑散としているんです。時刻はまさに夕食タイムというのに、中にはひとりのお客さんさえいない飲食店もありました。
昨日から本格的な降雪になっている当地、そんな事情も客足を落としているのでしょうが、やはり私が思うのは「懐具合」なんですね。わが家の買い物にしたって、出来るだけ安価なものを探してしまいます。「安物買いの銭失い」はこれまでの人生で充分知っていても、年末年始の費用や冬場の収入を想えば気前良くは参りません。
世の中を見回しても、冬のボーナスが出たらめっけもの、それ以前に職を求めている人が多数います。
結局わが家の晩飯は、食品売り場からすぐ食べられる惣菜を買うことにしました。時間が遅いとこの手の品は値段が下がっていますしね。
倹約も目的のひとつですが、やっぱりご飯を食べる場所は「わが家が一番」でしょう。