角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

店の魅力は人間力。

2015年06月25日 | 実演日記




今日の草履は、仙台市若林区の女性のオーダー草履です。ご自身用は今日のfacebookにアップした足半(あしなか)草履で、こちらはご主人用です。ご希望配色が極めて稀な、「よく脱ぎ忘れるので目立つようにおまかせ」でした。稀というより、十一年の草履職人生活で初めてかもしれません。そこで思いっきり赤で統一してみました。明日仙台からお引き取りに見えるとのことですから、再会を楽しみにしたいと思います。平生地はこちらです。




最近の秋田県観光で脚光を浴びているのが、横手市増田地区です。角館のように古い街並みが今も残る、藩政時代に商業地として栄えた場所ですね。こちらの目玉は「内蔵」で、その豪奢な造りは角館も及ばない絢爛たるものです。最近はお客様が一休みできるお店も増えているそうで、やはり角館のような「散策する街」を目指しているのでしょう。

今朝の新聞に、増田のガイドブックが新調されたとの記事が載っていました。街の案内地図であればどこの観光地にもありますが、増田のガイドで面白いと思ったのは「人」を紹介する点なんですね。公開している蔵のご当主やお店のご主人などを、似顔絵付きで人物紹介しているようです。
かねてより角館あきんど塾が会員店のガイドブックを作るとしたら、まずその店の主を紹介したいと思っていました。扱う商品もさることながら、商いはまず「人」です。読んだお客様が、「この人に会いたいな」「この人なら私の欲しいモノを相談できそう」「この人ならきっと信用できるわね」と感じていただける。そうしたガイドブックをイメージしていたわけです。

角館あきんど塾の場合、小売店舗がなかったり、商人ではない会員もいることから実現はしませんでした。ですからなおさら増田には頑張ってほしいと思っているんです。その土地へ出掛けたら、「必ず立ち寄る店がある」というのはよく聞く話です。そこへもう一つ、「必ず会いたい人がいる」を目指すのは、これからの観光地にとって欠かせない要素でしょう。

角館にその手のガイドブックは未だありませんが、心構えだけは持っていたいですね。お店の最大の魅力は即ち「人間力」、ただしそこに至る修行が長いわけですよ。明日もまた頑張ります(^^)
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人間は人柄によって動く。

2015年06月24日 | 実演日記




今日の草履は、お隣大仙市のおばさまのオーダー草履です。赤の唐草をベースに赤系との組み合わせで一旦決まったのですが、直後に「あっ、黄色も好きなんですよねぇ」。そこで中央に黄色の帯を配してみました。出来る限りご要望にお応えしたい角館草履は、これくらいなら朝飯前です。おそらく本日到着しているでしょう。もうお履きになっているかもしれませんね(^^)

鳥取県倉吉市からお越しのご夫婦旅は、七十歳ほどとお見受けしました。初めての東北旅行で数か所を巡り、最後の立ち寄り先が角館とのことです。もっとも角館を最終地と決めたのは角館入りしてからで、スケジュールは自由自在ですからほかの土地も計画にはあったんですね。昨日の午前角館入りしたご夫婦は、武家屋敷通りのみならず街中も散策してみました。そして「この町にはもう少しいたい」というのがご夫婦の一致したご感想だったそうです。気の向くまま一泊を追加し、結果この旅は角館が最終地になったというわけです。

昨日の午後初めてお会いしたご夫婦とは、一時間余りにわたっておしゃべりしました。秋田のこと、鳥取のこと、角館の歴史、ご主人のお仕事、そして角館草履の沿革等、話題はずいぶん多岐にわたりましたよ。23cm草履が一つだけ展示してあり、奥様がその草履をお選びです。ご主人のサイズも同じ23cmだったため、一旦は郵送でオーダーとなりました。その後おしゃべりが続く中でもう一泊すると聞き、であれば角館を出立する時刻までにお作りして差し上げることになりました。お約束は今日の午前11時です。

ご夫婦は10時30分に西宮家を訪れ、ご自身の草履が仕上がる最後の工程を写真に撮り、また時間の許す限りを実演席の丸太椅子で過ごされました。これまで何度も経験しましたが、二日連続でゆっくりおしゃべりすると、もう出会ったばかりという気がしなくなるものです。別れが惜しまれる感覚さえありますね。
別れ際のご主人の言葉は、『あんたに会えて良かったよ。角館は必ずまた来るからね』。

毎朝ケータイに届く「致知一日一言」で最近出会った言葉は、「人間はその相手の人柄によって動く」。東洋思想家の境野勝悟さんとおっしゃる方が遺したそうです。これは日常にもよくある現象で、「あいつのためなら協力するべっ!」というのは誰しも覚えのある感情だと思います。
一人でも多くの方にそう感じていただく。これがおそらく死ぬまで続く、人としての努力なんだと思うわけです。
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付加価値の発想。

2015年06月22日 | 家族の話




今日の草履は、東京都大田区の女性のオーダー草履です。ご希望配色は紺の唐草をベースに赤いプリント柄、そして出来上がったのがこちらになります。唐草のシブさが赤の組み合わせで可愛らしくなりましたね。「シブカワ」とはこういう草履をいうのでしょう。
ご友人の草履と共に明日の便で出発です。早速履いてくださいね~(^^)/

角館草履を通販でご利用くださるお客様の多くは、二足目、三足目のいわゆるリピーターさんです。再注文となるからにはナニかを気に入ってくださったからにほかなりません。その大きな理由は「土踏まず付き」にあると思っています。草履に土踏まずの盛り上がりがあるのは結構な意外性なんでしょう。今日オーダーを賜った大阪府堺市のおばさまも、ちょうど同じことをおっしゃっていました。

これまであったものにちょっとしたアイデアを加え、付加価値を高めて発売するというのは極めて重要な発想と思います。半年くらい前から仕事で使うセロテープカッターを、従来の半分の力で切り取れる「カルカット」なる商品に替えました。刃のギザキザを細かくするだけで、これほど力が要らないものかと驚きましたよ。

百円ショップでさえ買えるセロテープカッターに千円を出すのはどうかと思ったものの、やっぱり使ってみるとその価値はあると思いました。しばらく使うとその軽さにも慣れてしまうのですが、自宅にある普通のセロテープカッターをたまたま使うとまるで違うのが分かります。手前勝手な推測ですが、土踏まず付きの角館草履を一度履いてしまうと、スリッパはもちろん一般の布草履も物足りなくなるのでしょう。

昨日は「父の日」でした。そうした記念日に多くの期待をしない性格の私ですが、もしかしたら娘たちが何かくれるかな…くらいは思っていたものです。西宮家から帰宅すると、仕事が休みだった長女が置いていったとするプレゼントがありました。中を開けると…








なんでもないビールグラスに、娘たちの手描きイラストとコメントが散りばめられています。これこそ一手間加えて付加価値を高めた典型例じゃないですかね。もうほかのグラスは使えないかもしれません。
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未来の草履職人。

2015年06月20日 | 実演日記




今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き[五阡円]
明日は「父の日」なので、オーダー草履製作の合間に展示用を一つ編んでみました。定番配色④とは違う唐草プリントで、花柄が可愛い印象です。水色のドットプリントを組み合わせると、爽やかなお父さんにお似合いの一品となりました。さてどんなお客様がお選びくださるのでしょうか。平生地はこちらです。




今日の実演席はいっときとても賑やかになりました。仙北市立神代小学校三年部の親子レクご一行様です。三年部の児童数は28名とのことでしたが、親子レクですからご両親や下のきょうだいも一緒です。二班に分かれ、総勢70名ほどの団体さんとなりました。実演席には保育園児から高校生までさまざまな団体グループが訪れる中で、小学生グループが一番元気かもしれません。もちろんそれでいいと思います。

自由に質問を寄せてみると、日ごろ観光のお客様に訊かれる内容とほぼ変わりませんね。小学三年にもなればある程度の常識が備わっています。質問に答えていても、なにほどいつもと違和感はありませんでした。
ひとしきり質問を終えるとひとりの男の子が、『おれ、草履職人になろうかな…』。いささか驚いた私がそう思ったワケを訊くと、『ん~、なんか感じるものがあった!』。

たとえ思いつきの発言であっても、草履職人のおっさんはとても嬉しく思いました(^^)


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世の理不尽。

2015年06月17日 | 地域の話




今日の草履は、東京都足立区の女性のオーダー草履です。ご自身用は定番配色⑥で、「今日の草履」は娘さん用です。「十代の女の子に合う緑系」のご希望で編んでみました。
こちらの草履は土踏まずをつけないタイプです。十代後半を「子供」とは呼べないとして、まだ足に疲れを感じる年齢でもありません。そうした場合は「土踏まずなし」で構わないでしょう。
本日の便で出発しました。早速履いてくださいね~(^^)/

先日実演席をお訪ねくださったのは、目指す仕事があって当地に暮らす沖縄県出身の二十代女性です。角館草履やこの土地のこと、彼女が打ち込んでいる仕事や角館あきんど塾などが話題となった中で、沖縄の基地問題を語る彼女に関心を覚えました。マスコミで連日のように話題となる基地問題は、遠く離れた私たちでも概要は知っています。けれどもその土地に生まれ、物心ついたときには当たり前のように基地があった若い世代から、基地問題に対する生の声を聴くのは初めてでした。

彼女が心を痛めるのは、基地が存在することで元来仲の良い県民同士が争いとなる「理不尽」といいます。戦争経験者や一定の年齢に達した人は、基地の存在そのものがかつての敗戦を物語り、未だに主権を取り戻せていない象徴なのでしょう。対して若い世代は、基地に務める友人あり、アメリカ軍人と結婚した友人あり、基地になんらかの商品を供給する知人ありと、日常生活が基地に密着しているんですね。まず生まれたときからそこにあれば、極端な違和感はないのかもしれません。

それでも多くの県民は「基地は出て行け」と叫びます。彼女や周囲の若者たちも、その気持ちは十分に分かるのでしょう。けれどもそれによってまた悲しい思いをする人々もいる。基地があって暮らしている現実もある。その葛藤が「理不尽」という言葉になるのだと感じました。
同じ土俵で語ることはできませんが、当地の「雪」もその通りです。屋根から滑り落ちる雪で隣家を損傷すれば争いになり、除排雪で生計を立てる人がいて、スキー場で収入を得る人がいます。

世の中を見回せば、理不尽がいたるところに存在していますよ。

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出会いは素晴らしい。

2015年06月16日 | 実演日記


5月8日のブログにご登場のハーフの男の子から、今日封書が届きました。中から出てきたのは私の似顔絵です。こんな嬉しい贈り物があるでしょうか。

性別も年齢も国籍さえ無関係に、人と人の出会いとは素晴らしいものです。
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草履台が出来ました。

2015年06月15日 | 製作日記











昨日は七時間かけて8本の草履台を造りました。おそらくこれだけあればしばらく造らなくていいと思います。日常の仕事と違う分、結構疲れるものです^^;
工業高校の建築科を卒業したものの、結局その道を生業とすることはありませんでした。そのことについてはなにほどの後悔もありません。かねてより好きだった日曜大工や木工いじりが、ささやかな面影でしょうか。丸ノコやベルトサンダーを使うと、木材との摩擦熱で焦げた臭いがします。これが好きなんですよ。

今住んでいる白岩の自宅をいつか改築することがあったら、「木工機械部屋」を作るのが夢の一つです。草履編みの合間に木材をいじって何か造っている、そんなジジイになりたいですね。
それと並んだ草履台を見て、車座になった「草履教室」を思い浮かべました。木工機械部屋よりは容易そうな夢ですが、それさえもなかなか難しいものです。

さて、夢を見ながら明日から再開です。今月下旬からJR東日本大人の休日倶楽部乗り放題パスがありますので、次は三週間ほどノンストップで参ります。新幹線の帰路に、草履台を担いだおばさまがいるかもしれませんよ(^^)
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地方移住の理由。

2015年06月12日 | 地域の話




今日の草履は、岐阜市の女性のオーダー草履です。先月西宮家で出会いご自分用をオーダーされた女性から、父上様と母上様へプレゼント用として再度オーダーを賜りました。「今日の草履」は父上様用で、ご希望配色が「黒地に黄色」。若々しさが表現されたと思っていますが、さて気に入っていただけましたでしょうか。

「十年後の東京圏は介護難民が溢れる」。先日の新聞にそんな記事が載りました。「もう東京圏ではあなたを受け入れる施設がないので、今のうちにどこか地方に移住しませんか」。政府としてそうはっきり言うのではないにしろ、言葉の含みにそれを感じます。首都圏の知事は「年寄りを追い出すようなことはしない」と言い、地方の知事は「負担ばかり増えるようでは納得できない」と言っていました。秋田県知事は、「空き家になる首都圏の固定資産税を地方に回すような制度が必要」と具体策を口にしています。

実際どうなんでしょう。介護施設が不足の理由で移住を考える人っているものでしょうか。確かに首都圏から当地の施設へ入所していたおばあさんがいました。六十代と思しき娘さんがときどき訪れ、私の草履をお買い上げくださったのを憶えています。親子、特に母娘の情として預けっぱなしは少ないでしょう。面会でご家族の行き来が生まれれば、ある程度の経済効果が見込めるような気はします。

でもなんかしっくり来ませんね。秋田に、角館に何らかの魅力を感じて「終の棲家」としてくれるのなら、地元民として手放しで喜びたいところです。それが介護云々の打算が見えるとき、人はどんな付き合い方をするのか不安ですよ。
やっぱりそれが理由で移住はないと思います。わが家の三女も介護士として働いていますが、賃金の低さから人手不足は慢性的です。仮に固定資産税が入所する自治体に収められたとして、それが介護職員の収入増に結びつく保証はありませんからね。

日々の出会いに首都圏のおじさまやおばさまは日常です。これからの実演席で、そんな話題も取り入れてみましょうか。
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久しぶりに草履台を造ります。

2015年06月10日 | 実演日記




今日の草履は、東京都文京区のおばさまのオーダー草履です。過去にもお電話をくださったおばさまで、このたびはご友人の分も含め3足のオーダーでした。そのうち2足は「ピンク系おまかせ」、1足は「赤系おまかせ」。ご自身の年齢を思ってか少し自嘲気味にされていたので、「そういうオーダー大好きです!」とお答えしました。本日の便で出発です、すぐ履いてくださいね~(^^)/
平生地はこちらです。




角館草履を編むには、力が入る特性草履台が必須です。この草履台も私が考案したもので、一応これにも著作権がついています。イ草を使わない一般の布草履にもこの草履台は魅力らしく、これまでの十一年で100台を超える数を販売しました。角館草履を発表して五年くらいが布草履の盛んな時代でしたから、その五年間で100台の大部分を占めると思います。近年は要望も途絶えたため、造らなくなって三、四年になるでしょうか。

それが今年の桜まつりで、『ホームページを見たんですけど、草履台は今日買っていけますか?』という女性が訪れました。お歳の頃は三十代前半でしょうか。これまでの草履台需要からするとかなりお若いと思います。私もいつかまた造りたいと思っていましたから、繁忙期の過ぎる六月ならということでお引き受けしました。

草履台を造るには専門の木工機械が必要なため、知人の工場をお借りします。通常の仕事を邪魔してはいけませんので、お借りできるのは日曜日。そこで14日にこの作業をすることにしました。
お客様へお届けするのは「樺細工仕様」でなく普通の白木です。私が使っている「樺草履台」も十年に近くなり、だいぶ桜皮が削り取られてきました。草履を編む台に桜皮を貼ってはいけないという見本かもしれませんね。







※三年以上も前と思いますが、ホームページからメールで「草履台」のご注文をいただきました。「急ぎませんから…」のお言葉に甘えてなかなか造れずにいましたところ、二年前にパソコンを壊してしまいそのお客様の連絡先が分からなくなっております。ご住所が千葉県浦安市と記憶しているのですが、今もこのブログを読んでくださっておりましたら、ぜひメールを賜りたく存じます。誠に申し訳ございませんm(__)m
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娘にナイショの角館散策。

2015年06月09日 | 実演日記




今日の草履は、名古屋市西区のおばさまのオーダー草履です。先回の「今日の草履」のおばさまとご一緒にお越しでした。ちょうど赤のドットプリントを使っていたときで、『あらっ、これ可愛いじゃない!』とベースにご指定です。「とにかく可愛らしく」のご希望は叶えられたでしょうか。もう到着しているはずです。早速履いてくださいね~(^^)/

今さらですが、角館には全国各地からお客様がお越しになります。すると「この街は楽しいですね」「面白いから飽きませんね」「次はもう少しゆっくり時間をとって来るわ」といった声がたびたび聞かれます。地元民である私との会話ですから若干のリップサービスはあったにしても、まったくお世辞だらけとは思えません。「今日の草履」のおばさま三人旅も、遠く東海地方からのリピーターさんでした。

一方で秋田県内や隣県といった、比較的お近くからお越しの方も相当数に上ります。具体的な比較は分かりませんが、実演席では年に複数回お会いする方が多いですから、むしろそうした地域で過半数を占めるのかもしれません。
いつでも行ける距離が案外遠いという話はよくあります。そして一部の人には、近くの土地をあまり良く言わないという性質もあります。そういうことを考え合わせると、より近くからお越しのお客様はかなりの「角館ファン」と思っていいのでしょう。

今日お立ち寄りのおばさま三人は、大仙市協和からお越しでした。過去に一度か二度お会いした記憶があり、草履オーダーは今日が初めてです。みなさん角館が大好きとおっしゃっていましたね。中でひとりのおばさまは、『この近くサ娘が嫁いでるもの。でも遊びに来てるのは娘サ内緒だ、はははっ!』。
聞けば私も良く知るご家庭でした。実母がナイショと言うのでしたら、私も胸に秘めることとしましょう。角館ファンのご希望を叶えるのが私たちの責務ですしね。
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