角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

得した気分。

2008年11月14日 | 実演日記


今日の草履は、彩シリーズMグループ23cm土踏まず付き〔四阡円〕
藍色基調の花柄プリントをベースに、合わせはエンジ基調の花柄プリントです。相性の良い組み合わせで、お洒落に仕上がりました。どちらの生地もこれにてほぼ最終です。

今週はとても天気に恵まれました。放射冷却現象で朝は寒くとも、天気予報で晴れを告げられるとそれだけでちょっと得をした気分になります。最高気温も15℃まで上がってくれたら申し分ないでしょう。散策のお客様もそれだけで笑顔が増えた気がします。

大人気だった「男鹿和雄展」が閉幕し、またいつもの角館へ戻ると思ってましたが、私が予想したよりお客様が多いです。角館草履に関心の高い方やリピーターさんのご訪問も多く、嬉しい再会のうえに草履在庫も増えません。この時期にしては、これもまたちょっと得した気分ですかね。

この好天も今週まで。土曜夜の雨から一気に冬へと向かうそうです。山場は19日水曜日、氷点下30℃の寒気が入り込み平地でも雪、山間部では積雪との予報でした。平地で根雪になる心配はないでしょうが、一度降ると角館散策はぐっと減ります。ご来客数も売上も、いよいよ冬を考えなくてはなりませんね。

トップページのスケジュールカレンダーを修正し、明日から三日間お休みをいただくこととしました。
休み中の仕事のひとつが「冬囲い」。ほぼ雪と無縁の地域にお住まいの方にはそれこそ無縁でしょうが、雪国に暮らす私たちにとっては晩秋の大事な仕事なんですね。囲いを作ると同時に、冬は使わない生活道具を片付けたり、車のタイヤ交換もこの時期です。幸い明日の日中はまだ好天が続くようですから、これもちょっと得した気分でしょう。
あっ、オーダー草履をお待ちのお客様、お約束通りその分は作りますのでご安心を。

17日の月曜日は、あさって開幕の「想nicArt。1」(そにっくあーといち)を観て回る予定です。ここ数日この企画に参加するアーティスト数人と会いましたが、みなさんの意気込みには頭が下がります。
「男鹿和雄展」は西宮家出勤前の短時間でしたから、今回は少し時間に余裕を持って見られそうです。これもちょっと得した気分ですね。

「バラマキ」だとか「選挙対策」だとかいろいろ言われてますが、「定額給付金」はわが家にとって得した気分です。賛否あると思いますので、この話題はこのへんで…。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブログ読者との出逢い。 | トップ | 食の安全。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

実演日記」カテゴリの最新記事