トルコのトピックス

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「コロナ感染者がイスタンブル、ブルサなどで増加」保健相

2020年10月17日 | 国内
10月17日 ファフレッティン・コジャ保健相が、コロナウイルス感染は先月に比して落ち着いてきたが、イスタンブル、ブルサ、コジャエリ、カフラマンマラシュ、デニズリの諸県での感染の増加が懸念されると語りました。

 Hurriyet

10月16日、保健相は、東部エルズルム県での記者会見で、これらの諸県でウイルスとの戦いに成功することが極めて重要だと言いました。コジャ保健相はまた、重症患者数が久しぶりに増加傾向にあると言い、コロナウイルス対策を厳守するよう全国民に要請しました。

コロナは昨年の12月以来、全世界189か国で、110万人の命を奪いました。


天然ガス発見を発表するために、トルコ大統領が船に乗った

10月17日、トルコ大統領が黒海の掘削船に乗り込みました。大統領は新たな天然ガス埋蔵の発見の詳細を発表する予定です。この夏、黒海で天然ガスが発見されましたが、またまた新たな発見の発表です。

 Hurriyet

10月16日、エルドアン大統領は公正発展党(AKP)の議員たちに、「われわれは直接、現場の作業を見守り、新たに発見された天然ガスの埋蔵量を発表します」と語りました。「この8月、掘削船ファティフ号が黒海で3200億立方メートルのガスを発見し、トルコを大喜びさせましたが、いま、もっとよいニュースを発表します」

8月、ファティフ号が、トルコの北海岸から約170キロのサカリヤ・ガス田で、TUNA-1井を発見したとき、トルコ当局はまもなくもっと多くの埋蔵ガスが発見されるかもしれないと言いました。この発見はトルコ史上、最大でした。2023年には、このガス田からのガスが公共に使用される準備が整うだろうと、大統領は言いました。


「アルメニアは戦争犯罪を犯しつづけている」トルコ外相


アルメニアはアゼルバイジャンで戦争犯罪を犯しつづけ、子供を含む市民を殺している」と、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が言いました。

 Hurriyet

「蛮行を黙視することは殺人を是認することと同じだ。人道の共有を求めない者は、彼らの犯罪に責任がある」と、外相はツイッターで言い、「トルコはつねにアゼルバイジャンを支持する」とくり返しました。

土曜、アルメニア軍が、アゼルバイジャンの第2の都市ギャンジャをミサイル攻撃した結果、2人の子供を含む、少なくとも13人が殺害され、40人以上が負傷したと当局は言っています。これはアルメニアのギャンジャへの2度目の攻撃でした。前回の攻撃から1週間もたっていません。ギャンジャは前線から遠い、 人口50万の都市です。

9月27日に、両国間で新たな衝突が始まってから、アルメニアは市民とアゼルバイジャン軍への攻撃を続けています。昨夜の攻撃前に、アゼルバイジャン当局は、アルメニアの攻撃によって、少なくとも47人の市民が殺され、222人が負傷していると言いました。


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1800年昔の暖房システムがディヤルバクルで発見

2020年10月17日 | 文化
10月16日 ディヤルバクル県スル地区に位置するアミダ・マウンドで行われている発掘で、1800年昔の水路と暖房システムが出土しました。

 Hurriyet

「ディヤルバクルの中心」と言われるアミダ・マウンドは、ウラルト人からローマ人まで、多くの文明の母体でした。この発掘には何十人もの専門家や考古学者が参加していますが、ムスリムの学者アルジャザリが科学的研究を行った場所が発掘されました。発掘隊長のイルファン・ユルドゥス博士はアナドル通信に、アミダ・マウンドはディヤルバクルとメソポタミア両方の中心だったと語りました。

ユルドゥス博士は、このマウンドはディヤルバクルの最も重要な古代居住地のひとつだと強調し、このマウンドから都市と地方双方が統治されていたと言いました。「アミダ・マウンドの秘密のトンネルは、逃亡用のトンネルと水源へのトンネルを兼ねていました。ローマ時代、イチカレの水源の水はこのトンネルにも送られていました」

ユルドゥス博士はまた、AD200年には、プールなどに配水するために、石の水路が造られたと言いました。「居住地の浴場に温水を運ぶための水路があったことを示す証拠が見つかりました。彼らは温水が冷えないように、水路にレ制御システムンガを使っていました」


エルドアン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と会談

ウクライナのウオロディミル・ゼレンスキー大統領が、10月16日、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領と会い、防衛と通商の協力から、相互問題、地域問題、カラバフ危機を含めた国際問題まで話し合いました。

 Hurriyet
ウクライナのゼレンスキー大統領(左)とエルドアン大統領


ウクライナの製造会社アントノフと、トルコの航空会社とのAN-178航空機の共同生産も議題になりました。エルドアン大統領は2月にも、ウクライナの首都キエフでゼレンスキー大統領と会っています。トルコは、ゼレンスキー大統領の訪問中に調印した協定の下に、ウクライナの軍事的ニーズを援助するために、2億500万リラ(2580万ドル)を提供することを約束しました。

両国はまた、相互の貿易を100億ドルと200億ドルに増加することで合意しました。これは2019年の50億ドルを大きく上まわっています。両大統領はまた、2012年以来の自由貿易協定に関する交渉を要請しました。

昨年、ウクライナは、武装無人航空機「バイラクタルTB2 」6機と、地上制御ステーション・システム3基をトルコから買いました。8月にはウクライナの副首相が率いる代表団がトルコを訪れました。


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