トルコのトピックス

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AKPの議員と握手するのを拒否した理髪師がなぐられた

2015年05月24日 | 国内
5月26日 23日、公正発展党(AKP)の議員が差し出した手を握らなかった理髪師が、議員の支持者に殴られました。

 Hurriyet
殴られたゲンチさん(左)と防犯カメラの写真


イスタンブル選出のAKPのヒュセイン・ビュルゲ議員は、選挙運動の一環として、イスタンブルの中心ベイオール地区の商店主たちを訪問、理髪師のムスタファ・ゲンチさんに握手の手を差しのべましたが、ゲンチさんはそれに応じませんでした。

ビュルゲ議員の支持者たちとゲンチさんの間で口論が始まり、エスカレート、ゲンチさんは殴られ、負傷しました。ゲンチさんの理髪店の防犯カメラが、この事件を撮影していました。
1人の男が、ビュルゲ議員の訪問にケチをつけたとゲンチさんをなじり、群衆をけしかけたと、ゲンチさんは主張しています。


アダナのAKP候補者が選挙運動中、胃を刺された

現政権・公正発展党(AKP)の候補者ラマザン・デミル氏が、南部アダナ県アラダー地区で胃を刺されました。

 Hurriyet

23日、アダナのAKP候補デミル氏は、選挙運動中、身元不明の男2人に胃を3回刺されました。デミル氏は最初、応急手当のため、アラダー保健センターに運ばれ、その後、救急車でアダナ・ヌムネ教育研究病院に運ばれました。容態は良好ということです。

警察は2人の容疑者を拘束しました。2人は興奮状態だったと、24日、アナドルニュースが報じました。オメル・チチェキ文化観光相は、ツイッターでこの事件を発表した1人。「わがAKPの候補者が刺されました。この攻撃を非難します。彼の早急な回復を祈ります。私は救急隊の連絡を取って容態を聞きましたが・・・」

AKPの要人たちがアダナの病院を見舞いに訪れています。事件には裏があると言う人々も。


ブルサのギュルス区長襲撃者が警察に自首

西部ブルサ県で区長に発砲した市警の警察官が、23日、中央アナトリアのヨズガト市で警察に自首しました(5月21日の頁参照)。

 Hurriyet

警官F.B.は20日、ブルサ市ギュルス区のジュネイト・ユルドゥス区長と警備員イエネル・シムシェクさんに発砲し、負傷させました。警察はF.B.を審問のためブルサに送りました。AKPのユルドゥス区長は病院でいまも重態、警備員のシムシェクさんは危機を脱したそうです。

市警勤務の警官だった襲撃者は、午後3時頃、ユルドゥス区長のオフィスに押し入り、発砲して、区長と警備員を負傷させました。メフメト・ムエッジンオール保健相は襲撃を確認し、負傷した区長の早急な回復を祈ると言っているそうです。


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南北キプロスのリーダーが笑顔でグラスを合わせた

2015年05月24日 | 国際
5月25日 ギリシア・キプロスとトルコ・キプロスのリーダーが、分断された首都ニコシアの旧市街をともに歩き、カフェでスナックや飲物を楽しみました。分断された島の再統合のための話し合いは順調に動き出したようです。

 Hurriyet
ギリシア・キプロスのアナスタシアデス大統領とトルコ・キプロスのアクンジュ大統領、いい雰囲気ですね。なぜかノーネクタイの服の色まで同じ。


1974年、東地中海に浮かぶこの島が分断されて以来、両サイドの指導者がこのようにともに過ごしたのは初めてのことです。ギリシア・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領とトルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領は、国連が管理する緩衝地帯で会った後、両サイドのカフェでともにすわり、コーヒーとお菓子を楽しみ、ウオッカに似た伝統ドリンク「ジヴァニア」を飲みました。

アナシタシアデス大統領も、アクンジュ大統領も、「希望のメッセージを発信したい。平和のために懸命に努力する」と言いました。


今度はISIL参加志願のフランス人が拘束された

5月22日、シリアのジハーディストに参加しようとトルコに到着したフランス国籍者を拘束し追放したと、トルコ当局が発表しました。

 Hurriyet
イラク軍とシーア派戦闘員が、イラク・ファルージャ市郊外にいるISILの戦闘員に迫撃砲を発砲しはじめました。


B.T.という男は、5月21日夜、ミラノからの便で、イスタンブルのサビハ・ギョクチェン空港に到着したと、AFPが報じました。国境警察が彼に疑念を持ち、足止めし、尋問しました。「長い面談の後、B.T.はアダナへ行き、シリアのテロリスト集団に参加するつもりだったと告白した」と当局は言っています。

男は空路で出国した国イタリアへ送還され、フランス当局へ通告されました。トルコ政府はこれまで、13,500人の外国市民を追放しましたが、彼らの18%はヨーロッパと北米出身です。これまで98か国からの外国人が、ISILに参加しようとトルコにやってきました。

イラクとシリアと1300キロの国境を共有するトルコは、外国戦闘員の流れをじゅうぶんに阻止していないという外国の批判に憤慨し、否定しています。


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