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選挙にソシアルメディアは無視できない時代に

2015年05月18日 | 国内
5月19日 「われわれはツイッターにマジメな記事を書こうとしているが、大臣の中にはツイッターに悩まされている者もいる。多くの支持者がいることを自慢したいのだろう」と政府のスポークスパースンであるビュレント・アルンチ副首相が、昨年、記者会見で言いました。

 Hurriyet

「ツイーティングは病気になった。クリック、クリックで、1日中、ツイートを送っている」とアルンチ副首相はつづけました。「まっとうな人は、何通ツイートを送ったか、何通受け取ったかなどで悩みはしない。ナンセンスだ。ツイッターから離れなさい」

2013年の夏、ゲジ・プロテストが最高潮に達したとき、ソシアルメディアの使用が空前の高まりをみせ、エルドアン首相(当時)はいつもの慇懃無礼な調子で、ソシアルメディア、とくにツイッターを“最悪の脅迫”と言いました。

しかし、総選挙が3週間後に迫ったいま、アルンチ副首相も、エルドアン大統領も、ツイッターを利用しています。2人は積極的にツイッターを利用し、アルンチ副首相は225万人の支持者に、3500件以上のツイートを送っています。エルドアン大統領はトルコで3番目のツイッターの利用者です。

今年の選挙は、政治家のソシアルメディアの利用と選挙キャンペーンとソシアルメディアの結合の里標となりました。ほとんどすべての政治家と政党がFacebook とツイッターの頁を持ち、さまざまに利用しています。今回の選挙では、ソシアルメディアは無視できなくなっています。


「高齢者と身障者のためのデイケア制度を始める」と家族相

アイシェヌル・イスラム家族・社会政策相が、家族の負担を軽くするために、高齢者と身障者のためのデイケア制度を確立するべきだと発言しました。

 Hurriyet
アイシェヌル・イスラム家族・社会政策相


5月18日、「家族とともにいて幸せ;81県81家族の会」と題したイベントで、イスラム家族相は「私たちは近い将来、新しいプログラムを始めます。家族が忙しい昼間、高齢者や身障者がステイできる施設を設立します」と言いました。

「この制度によって、高齢者や身障者とともに暮らしたいが、フルタイムで働きたいという家族を援助できると、私たちは考えています」とイスラム家族相。彼女はデイケア制度がどのように機能するか説明し、家族は高齢者や身障者を朝、施設に預け、夜、迎えにいくことができると言いました。

「この制度によって、高齢者や身障者が家族とともに暮らせるようにします。それが、みんなにとって、いちばん幸せなことですから」とイスラム家族相は言いました。


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モルシ氏の死刑判決で、トルコがEUにエジプトに対する制裁を要請

2015年05月18日 | 国際
5月18日 エジプトの元大統領モハメド・モルシ氏に対する死刑判決後、エルドアン大統領は国際社会とEUに、エジプトに制裁を課すよう要請し、エジプトのアブデル・ファタハ・エル・シシ大統領に対して沈黙していることを非難しました。

 Hurriyet

「ヨーロッパの皆さん、ヨーロッパでは死刑は禁じられたのではありませんか?それなら、なぜ黙っているのですか?なぜ皆さんはシシに味方するのですか?私は全世界に呼びかけます。なぜ制裁を課さないのですか?」と、エルドアン大統領は17日、中央アナトリアの町カイセリでの選挙演説中に言いました。

「モルシ氏に死刑判決が出ました。彼の友人たちはとても納得できません。世界は沈黙していることで自己否定している。民主主義だ、選挙だと言うのなら、この判決は、選挙によって民主的に、国民の意志で選ばれた大統領に対する死刑判決です」とエルドアン大統領は言いました。
モルシ氏に対する判決は6月2日に最終的に決定します。


「シリア国境でライフル所持の男を逮捕した」参謀本部

カラシニコフのライフル2丁を持って、シリアからトルコに潜入しようとしていたシリア人の男を拘束したと、16日、参謀本部がオンラインで発表しました。

 Hurriyet

シャンルウルファ県の国境チチェキアランで、バッグを持ってシリアからトルコに潜入しようとしていた男をパトロールが見つけました。止まれという警告を無視し、男は逃げようとしましたが捕まりました。カラシニコフ2丁とピストル1丁、弾薬の入ったバッグは押収され、男はスルチの憲兵隊司令部に護送され、調査が始まりました。

トルコを中継地としてヨーロッパ諸国へ行こうとする不法移民の数が急増しています。この週末にはトルコ各地で、総計229人の移民が捕まりました。トルコの沿岸警備隊は17日、ムーラ県ボドゥルムの沖合で、溺れているシリア人移民50人を救助しました。

同じ日、同じムーラ県のマルマリスで、ミニバスに乗っている、子供13人と女性5人を含む47人のシリア人移民を憲兵隊が捕まえました。彼らは不法にギリシアの島へ渡るつもりでした。

5月16日には、北部エディルネ県の村々で、不法に国境を越えようとしていた移民84人が、憲兵隊に拘束されました。西部チャナッカレ県のアイワジュクでは、憲兵隊が48人の移民を捕らえました。移民たちはすべて、法的手続き後、地元の移民追放センターへ送られます。


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