晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

北海道 ニペソツ山 (十六ノ沢コース) 2014年8月26日

2022-06-24 19:17:06 | ハイキング
前天狗から見た天狗岳とニペソツ山


期日:2014年8月26日
メンバー : (L)YY、KM、Akky

コースタイム、天気 晴れ
 帯広幌加除雪ステーションⓅ5:05=R273=杉沢登山口5:30~40―小天狗岩場7:22―前天狗8:38~48―天狗平9:03―天狗岳下9:15―ニペソツ山頂上10:09~35―天狗岳下11:35頃―前天狗岩場12:00~40―天狗のコル13:18―小天狗南岩場13:29―杉沢出合登山口14:40~55=幌加除雪ステーションⓅ15:15~45=糠平温泉中村屋(温泉)16:00~17:55=帯広(インデアンカレー)19:20~20:00=道の駅コスモール大樹(泊)21:09
時間8:34(登り4:29、下り4:05) 距離14.7Km、標高差2003m、累積標高差+1530m



記録及び感想
 8月22~24日は、天気が悪く天人峡のクワンナイ川登山口に行ってみたが水が多くしかも濁っていてとても無理。次にカムイエクに登るため25日に札内川ヒッテに行ったが25日は一日雨でしかも札内川が増水しカムイエクも困難、あきらめる。
 天気予報を調べた結果、26日はニペソツ山が晴れるとの予報でニペソツ山に登ることにして杉沢(十六ノ沢)登山口に向かう。


 杉沢出合登山口に車を置いて出発。すぐに十六ノ沢の渡渉。大きな倒木が架けてある。慎重に渡る。樹林帯の急坂を登ると既に紅葉が始まっていた。小天狗南の岩場は、左側をへつった。ガスの向こうにはニペソツ山が見え隠れしている。紅葉が始まった天狗のコルを過ぎてさらに行くと岩ゴロが現れ分かりづらい道を登ると前天狗。


        杉沢(十六ノ沢)登山口にて


        杉沢丸太橋 慎重に渡る


        小天狗の岩場


        天狗のコル


        岩ゴーロの道を登ると前天狗(中央ピーク)

 ルートは分かりづらいためかロープがあった。前天狗にはテン場があった。北には1888mの岩峰があり、ニペソツ山へは2.5kmとの標識があった。この辺は、ナキウサギが見られるとの事であるが、見ることはできなかった。辛抱強く待つ必要があるのであろう。


        前天狗テント場

 ここからは、天狗岳とニペソツ山が見えるはずであるが、ガスがかかりかすかにしか見えない。70m程下って登り返すと天狗平。天狗岳の西を巻いていくとかなりガスが晴れてきた。
 1720m鞍部まで下って登って行くと厳しそうな四ピークが見えてきた。多分あの裏側をトラバースして最高峰に登るのであろうと思い頑張って行く。振り返ると天狗岳も高く見えた。近づくにつれかなり山頂が良く見えるようになってきた。登山道は北西稜線へ回り込んで登って行く。


        前天狗下りから天狗岳とニペソツ山


        前天狗から見た天狗岳とニペソツ山(帰りに撮影)


        天狗岳のトラバースから鞍部に下る


        下ってきた天狗岳を振り返る


        東壁の北尾根鞍部1910m付近から山頂 登山道は(右)北西尾根へ登っていく


 ガレ場やハイマツの登山道を行くと岩の頂上に到着。残念ながら周囲の山の展望はない。帰りの天狗岳との鞍部まで降りたら、南東に糠平湖、頂上の右側に十勝連峰と大雪山、トムラウシが少し見えた。その右には石狩岳が見えた。振り返ると又ニペソツ山の上部はガスがかかっていた。残念。


        北西尾根を登る


        山頂直下の尖りピークを巻いて行く  左は東壁


        ニペソツ山山頂にて ガスで展望はきかない


        天狗岳との鞍部から 糠平湖


        左、オプタケシテ山、雪渓の右がトムラウシ

 前天狗まで戻ってハイマツをこいでミニクライミングとして天狗平岩峰に登った。クライミングの気分を味わう。頂上は段々見えなくなってきたのであきらめてくだった。北海道の槍ヶ岳と言われるニペソツ山に登ることができて大満足。


        前天狗近くのピークを登って遊ぶ


 帰りは糠平温泉中村屋によって温泉とコーヒーを満喫した。お薦めの温泉である。
ようやく天気が回復してきたので、27日は、日高入門の沢 コイボクシュメナシュンベツ川から楽古岳に行くことになった。


       ニペソツ山十六ノ沢コース
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北海道 増毛山地  暑寒別岳  2014年8月21日(木) 

2022-06-18 17:05:05 | ハイキング
八合目 扇風岩から山頂を望む


期日: 2014年8月21日(木)
メンバ― : ( L), YSさん、KMさん、NHさん、Akky

コースタイム、天気 曇り時々晴
 千歳4:00=増毛町=暑寒荘登山口 5:40~6:00―つつじヶ丘7:50―五合目8:50~9:00―滝見台9:40―扇風岩(八合目)10:10~20―九合目11:05―箸別コース分岐11:10―暑寒別岳山頂(昼食)11:25~12:30―分岐12:40―九合目13:00―扇風岩13:23―五合目14:20―暑寒荘登山口 15:35~16:05=増毛町=岩尾別温泉夕陽荘17:00~18:00=千歳
         
時間8:30(登り5:25、下り3:05) 距離10km、標高差1200m


記録   
 昨日は千歳のサケのふるさと館など見学し、YSさん宅に泊めていただいた。21日は天気が悪いため比較的天気の良い暑寒別岳(花の百名山)に行くことにした。ルートは時間の関係で暑寒コースにした。
 早朝にYSさん宅を出発し増毛町を通り暑寒荘登山口に到着。橋を渡って最初の急坂を登るとつつじヶ丘。この尾根は木の高い所に番号盤が着いており冬季のスキーのコースになっていた。五合目には湧水があり冷たくておいしかった。ここは平でテント場にもなっていた。


        駐車場にある暑寒別岳の花の一覧


        暑寒別荘から出発


        登山口

 
        ルート案内図


        急坂を登って楽な登山道になった つつじヶ丘 


        左上台


        五合目水場 湧水が冷たくておいしい


         五合目

 樹林帯の急坂を登ると前方に暑寒別岳が見えてきて滝見台に到着。右下のポンシュカンベツ川には滝が二ヶ所かかっているのが見えた。少し下って登ると八合目、扇風岩。暑寒別岳のたおやかな頂上が大きくなってきてルートが見えた。九合目からの急坂にはロープが設置されていた。


        滝見台から大滝が二ヶ所見えた


        八合目 扇風岩 奥に山頂が見えた


        九合目、急登が始まる


        急坂を登るNHさん


        急坂にはロープが設置してあった         


        稜線に出ると箸別ルート分岐

 稜線に出て平になった登山道を少し行くと箸別コースの分岐。頂上まではまだある。ハイマツの道を行くとエゾトリカブトやエゾウメバチソウ、タカネトウウチソウ、ハイオトギリなどのお花畑であった。マシケゲンゲは見つけられなかった。


        分岐から山頂を望む この付近はお花畑


        エゾトリカブト


        ウメバチソウ


        タカネトウウチソウとウメバチソウ


        エゾリンドウ


        もうすぐ山頂 ケルンが見えてきた

 山頂には石で保護された祠と展望盤、一等三角点があった。南西には奥徳冨岳(左)と群別岳(右)が見えたが、南暑寒別岳と共にガスがかかって見えなくなった。残念。


        暑寒別岳山頂 祠


        山頂にて

 帰りはのんびり下って暑寒荘に戻った。


        箸別分岐ピークに戻る


        帰りは扇風岩の北側を巻いた


        暑寒別荘登山口に戻った
         
 帰りの増毛町への途中で、道端で売っていたリンゴとスモモを買って食べた。リンゴは小さくて今一であったがスモモはおいしかった。帰り道は、地元の人から聞いて札幌へはR231を南下するのが早いとのことであった。さらに地元の人に聞いた増毛町岩尾の夕陽荘で、夕日が沈むのを見ながら風呂に入り汗を流した。展望がすばらしい温泉であった。R231は信号がほとんどなく車も少ない景色のよい道路であった。


        暑寒コースGPSトラック 1


     暑寒コースGPSトラック 2 


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北海道  芦別岳   2014年8月19日

2022-06-14 19:36:00 | ハイキング
芦別岳山頂


期日 : 2014年8月19日(火)
メンバ― : (L) YSさん、KMさん、Akky

日程、コースタイム、天気 雨
8/17~18
 大洗港15:00=(フェリー)=苫小牧港18:00
8/18、
  苫小牧港13:20=千歳
 夕食は、キリンビールのレストランでジンギスカンをいただく。
8/19 芦別岳登山
 千歳3:20=千歳東IC 3:50=トマムIC 4:46=山辺自然公園Ⓟ新道登山口 5:40~6:00―見晴谷―鴬谷8:15―半面山9:07―雲峰山―頂上10:32~40―登山口Ⓟ 13:15=トマムリゾート(入浴)15:10~16:30=トマムIC=千歳東IC 18:15=イオン千歳店18:55=千歳19:50
時間7:07(登り4:32、下り2:35)、距離16.4km、標高差1406m、累積標高差1580m


記録及び感想


        大洗港をフェリーで出発


        苫小牧港13:30に着いた

 予定していたクワンナイ川沢登りが雨のため中止。その代わりに芦別岳に行くことにした。19日の芦別岳の天気予報は午後から雨なので、早く登って降りる予定で早朝に千歳を出発。

 新道コースの山辺自然公園,登山口の石碑横の駐車場に車を置く。前は大きな池。したくを始めるとポツリポツリと雨。カッパの下を履いて出発。金網の扉を開けて登山開始。入林届の箱の隣に熊出没注意との赤い標識。
 ダケカンバ、シラビソなどの樹林帯を登って行く。笹が登山道にかぶりカッパが濡れる。雨がきつくなってきたので上着も着る。暑くて蒸れるし靴も濡れてきた。途中で夫婦岩の展望があると教えてもらったが、カメラを向ける気にならずにドンドン登って行き、鴬谷で休憩。周りが見えない中登るしかない。


        富良野市 山辺自然公園 新道登山口を出発


        鶯谷で休憩

 30分位で半面山。ジグザクの急坂を登ると頂上かと思って登るが、登山道はその先にまだあった。雲峰山からは頂上へのルートがきれいに見える所らしいが残念。この辺で二組のパーティに合う。きちがいは我々だけでなかった。右が切れ落ちた所を越えて、ガレの直登コースをやめて迂回コースで頂上を目指す。ハイマツで覆われたコースを、Hさんを先頭に登って行く。ガスの中に岩峰が見えた。
ルートが良くわからないので岩を巻いて高い所を目指して登ると頂上であった。富良野盆地、大雪山、十勝岳、夕張岳が見えるとのことであるが何も見えない。


        半面山


        雲峰山からの展望(晴れた場合)


       山頂下のハイマツの道を登る


        岩場を登ると山頂


        山頂 二等三角点があった ガスで展望はきかない


        山頂にて 

 じっとしていると寒くなるので写真を撮ってすぐに下る。頂上からは少し左の緩い岩場を下る。岩が濡れているので滑らないよう注意する。巻き道のハイマツの踏み跡が不明でルートを探して登山道に戻りドンドン下った。
 久しぶりの雨の登山で、汗でカッパの中まで濡れてしまった。登山口の扉が見えてようやく笑顔が戻ってきた。


        登山口に無事戻った

 帰りはトマムリゾートタワーに寄り、温泉に浸かって英気を取り戻した。トマムリゾートの風呂は800円で露天風呂もあり安い。
 千歳のスーパーで、カスベやシズコ、エビなどを購入してイクラ丼、カスベの煮物、サラダなどのおいしい夕食をいただいた。
 雨のなかご苦労様でした。
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礼文島 桃岩展望台コース   1999年7月17日

2022-06-13 12:00:57 | ハイキング
レブンウスユキソウ


期日 : 1999年7月17~18日
メンバー : (L) GNさん、ISさん、Akky
 
日程及びコースタイム 、天気
7月17日  霧
利尻島、民宿浜野屋=鴛泊港10:05=礼文島香深港10:30=林道起点10:50―桃岩展望台11:00~10―キンバイノ谷―元地灯台12:10~40―礼文町香深知床、民宿北の屋13:40―北のカナリアパーク―民宿北の屋
7月18日
 香深知床、民宿北の屋7:14=香深港7:26~8:45=稚内港、稚内空港10:40~13:35=新千歳空港14:25~47=札幌15:23~32=ニセコ18:23(タクシー)=羊蹄自然の家18:40 (後方羊蹄山登山)


記録、感想
 計画では礼文滝まで行く予定であったが、昨日の利尻山登山で疲れたので、林道起点から桃岩展望台コースに行くことにした。残念ながら利尻島は桃岩展望台からは霧がかかって下がよく見えなかった。お花畑にはレブンウスユキソウ、レブンキンバイソウ、エゾイブキトラノオ、エゾカワラナデシコ他、沢山見ることができた。元地灯台のルートも素晴らしかったが霧でよく見えなかった。民宿に着いたら家の外にも高山植物が咲いていた。早く着いたので北のカナリアパークを見学した。夕食はお客で大混雑であった。


        桃岩展望台から 霧がかかり展望は悪い エゾイブキトラノオ、エゾシシウドなど


        レブンウスユキソウ


        レブンシオガマ


        桃岩展望台 霧で見えない


        エゾカワラナデシコ


        レブンウスユキソウ


        キタノコギリソウ


        レブンキンバイソウ


        チシマフウロ


        元地灯台


        礼文島を後に稚内港に向かう


        稚内駅にて


        礼文島桃岩展望台ルート 


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利尻山  1999年7月16日

2022-06-06 18:37:53 | ハイキング

        八合目長官山から利尻山

期日 : 1999年7月15、16日
メンバー : Gさん、Iさん、Akky

日程及びコースタイム、天気
7月15日 曇後晴
 羽田空港12:30=稚内14:10~15:30=東日本フェリー=利尻島鴛泊港17:10=民宿浜野屋安田(泊)
7月16日 晴、上は雨または霧
 民宿浜野屋安田=北麓野営場(210m)5:15―甘露泉水(朝食)5:25~40―五合目6:30―六合目7:01―七合目7:37―八合目8:14―避難小屋(昼食)9:00~40―九合目10:11―山頂(北峰)11:10~40―九合目12:05―避難小屋12:37―七合目13:33―五合目14:06―甘露泉水14:57―北麓野営場15:10―利尻富士温泉16:00=民宿浜野屋安田(泊)
7月17日
 礼文島へ
              時間8:57(登り5:55、下り3:03)、距離12.6km、標高差1719-210=1509m

感想
 利尻山は、コニーデ型の火山で、端正な山容は利尻富士と称されている。山名は、アイヌ語の「リ・シリ」高い・島によるとの事。
 飛行機及から見た利尻山は尖っていて素晴らしかった。フェリーから見た利尻山はドンドン大きくなって期待が高まる。宿泊は、モトリヤウシナイ川の脇にあり漁師がやっている民宿で刺身や焼き魚がすごくおいしかった。


        稚内空港近くから大沼と利尻山(飛行機より)


        稚内港よりフェリーで鴛泊港へ


        湾内大橋、鴛泊港に近づいてきた


        ペシ岬を望む

 16日は、北麓野営場まで車で送ってもらう。甘露泉水の東屋で弁当の朝食。この辺りは蝦夷松、椴松の樹林帯のうっそうとした登山道を登っていく。五合目付近から蒸し暑くなってきた。少し見晴らしがよくなってきて六合目の第一見晴台に着いた。しかし途中七合目から雨が降ってきた。八合目には佐上長官の記念碑があった。3時間20分程で1285mの避難小屋に到着。多くの人が休んでいた。ここから引き返す人もいた。我々は、ここで昼食をとって出発。


   北麓野営場



        甘露泉水


        八合目、長官山


       1320m付近から避難小屋、登山口方面を振り返る

 九合目からは雨でえぐれたガレの急坂を慎重に登ると北峰の山頂。山頂では祠以外何も見えず残念。南峰とローソク岩の展望を期待していたのに。お花畑が慰めてくれた。


        霧の利尻山山頂

 山頂下のお花畑


        ウコンウツギ


        ハクサンチドリ


        チシマフウロ


        エゾムカシヨモギ


        エゾツツジ


        イワヒゲ 


        リシリオウギ


        コガネギク


        エゾムカシヨモギ


        コケモモ


        チシマキキョウ


        避難小屋と海岸瀬を望む 1350m付近から


        コゼンタチバナ


        イワオトギリ


        ミソガワソウ


        長官山より山頂を振り返る


        エゾセンテイカ


        イワキキョウ


        ペシ岬展望台から鴛泊港、上部は利尻山(雲で見えない)


        ベシ岬から夕陽ケ丘展望台、ポンモシリ島、礼文島方面    

 九合目までガレ場を注意して下った。雨がやんだが七合目でまた降ってきて、五合目で上がった。雨の中よく登った。汗を流した利尻富士温泉は、露天風呂が大きく素晴らしかった。


        利尻山ルート


 
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