晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

妙義山・金鶏山

2019-11-20 18:05:42 | クライミング
U字型ガリーを登る


期日:2019年11月14,15日(金,土)
メンバー : (L)Akky、Yさん、OKさん

コースタイム、天気 晴
11/14 愛甲石田駅14:50=吉井町16:32
11/15 吉井町6:35=妙義山さくらの里近くⓅ7:38~48―金鶏山登山口8:19~29―金鶏山頂上10:19―830mピーク(昼食)13:20~35―筆頭岩基部14:28―駐車余地14:38~48=さくらの里=吉井町15:57
歩行時間 6:50、標高差263m、距離 4.8km、累積標高 +476m


記録
 駐車余地より金鶏山登山口まで歩く。登山口には「岩がもろいので登山禁止」の看板があった。落ち葉の積もった階段からルンゼを登り670m付近より左の尾根へ上がって登って行く。740m付近より礫岩が出てきてU字ガリーが始まったので底を登って行く。下の方はホールドもあって登りやすかったが、760m付近からは溝が細くなりいわゆる「頬ズリ」となりスタンスが少なく難しくなった。先頭をOKさんに交代して登って行く。溝の底はスタンスがないので、ステミングで登った。脇の壁にはホールドがしっかりあった。登山靴で登ったので20m程の登りなのに結構疲れた。その上も礫岩なので登りやすかった。843m付近には石像が立っていた。すごい、よく担ぎ上げたものだ。登山の安全を祈った。


         駐車余地


         金鶏山登山口 落ち葉の積もった階段を登って行く


         710m付近、落ち葉を踏みしめて


         U字型ガリーを登る 743m付近


         上部は狭いガリー「頬ズリ」


 798m付近の礫岩岩場の登り


         830m付近、痩せ尾根の通過


         843m付近の石仏にて

 少し登ると奥ノ院の山頂。10m程北に貴重な三等三角点があった。痩せ尾根を行くと850mピークに到着。見晴らしがよい。北西にはもう一つのピークがそびえていた。これから行く西方向の830mピーク(離山)であろうか。
 850mピークの右側を巻き、北に進んだが行き止まりで間違えと分かり戻った。ピークまで戻りかすかな北西方向の踏み跡をたどり鞍部まで降りて、さらに右側を下り795mのキレットの底まで降りた。底から6m程上から小判型の大きな鎖が付いていた。対岸にはトラロープがあり817m稜線まで簡単に登り返すことができた。


         山頂、奥ノ院


         三等三角点


         850mピークにて 見晴らしがよい  直進は間違い


         850mピークより西側へ進む 右側を鞍部まで下る


         鞍部からさらに右へ下る


         大きな小判型鎖でキレットを下る。対岸にトラロープ


         キレットを登り返す 

 830mピーク北側820mからは又10m程切れ落ちた巻き道。トラロープが設置されているが持参のロープで懸垂降下。登り返して稜線に出た。稜線を北に30m程進むと又岩稜の巻き。左側のざれたルンゼを26m程西に下ると北方向のスラブのトラバースが二ヶ所。
Yさんがロープを引いて渡り対岸で確保。二番目にOKさん、最後に自分がトラバース。二人は余裕で渡る。角度は50度くらいであるが、スタンスが小さく登山靴では心もとなかったが何とか渡ることができた。二番目のスラブトラバースは下っておりスタンスはさらに細かく怖かったが無事に渡ることができた。


 830m岩峰を巻くため右側へ降りる。トラロープがあるが持参のロープで懸垂降下


         懸垂降下


         登り返して降下した所を望む 右岩峰は830m離山


         さらに登り返して稜線へ


  ザレたルンゼを西に下って大岩壁を巻く 少し下って右のスラブのトラバースへ


         一ツ目のトラバース スタンスが小さく頼りない

 踏み跡を緩く登り返すと右側に巨大な岩壁。30m程あるのであろうか。ここを懸垂降下するグルーブもいるようだ。稜線へ緩く登り返して紅葉の稜線を進むと830mピーク。ここで遅くなったが昼食と水分補給。緊張していたため喉がカラカラ。少し進んで再度岩を左から下って巻く。ワイヤのロープが設置してあった。
 

         稜線へザレた斜面を登り返す 


         右手の30m程の大岩壁


         稜線への登り返し


         さらにザレた斜面を登る 
 

         歩いてきた稜線を振り返る 中央が大岩壁で、右端が離山かな


         さらに進んで少し下り、筆頭岩近くの岩峰の下を巻く


         岩峰を巻く ロープとワイヤーがあった


         ワイヤーを掴んで岩を巻いて降りる          

 少し降りてザレの坂を登り返すと筆頭岩のクライマーの声が聞こえてきて11月1日に懸垂降下した着地点が近い事がわかり元気が出て来た。着地点を確認して筆頭岩基部まで下り、ザレた坂をジグザグに道路まで降りた。これで一安心。駐車地点に着いて、おいしい大福とアンパンをいただき元気を回復した。
 さくらの里へ行きおなじみの紅葉の筆頭岩の写真をカメラに収めた。


         筆頭岩へのざれた斜面の登り返し


         前回、筆頭岩から降下した着地点に到着


         筆頭岩基部まで降りた


         ザレた斜面を下りて道路に出た


         筆頭岩 さくらの里より望む


         金鶏山GPSトラック





 
 
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湯河原 : 幕岩・悟空スラブ   マルチピッチ練習

2019-11-12 19:04:14 | クライミング
2ピツチ目終了点付近をリードで登る



期日:2019年11月10日(日)
メンバー : Akky, 他4名

コースタイム、天気 晴
 幕山公園Ⓟ8:06=悟空スラブ基部(395m)8:38―4ピッチ終了点(446m)10:40~11:38―基部(昼食)12:15~13:00―2ピッチ終了点(二回目)―基部14:00~35―幕山公園Ⓟ15:07
        
歩行時間6:16、標高差251m、距離 1.8km、累積標高+268m


記録 
 桃源郷より西に入り悟空スラブ標識から少し行って北の踏み跡をたどり岩場を越えてスラブ基部に到着。少し斜めになっているがここにザックを置いて装備を着ける。3人二班に分かれて登攀開始。


         345m付近の急な岩場を越えていく ロープあり


         悟空スラブ基部 395m付近


 1ピッチ目はTHさんリード、2ピッチ目はTSさんリード。3ピッチ目は自分がリード。ロープをスムースに出すのが重要。
  後ロープ長10m程で終了点なのに、標高440m付近でロープいっぱいのコール。岩が少しへこんだ所で3ピッチの確保支点を作り後続を上げる。ロープを引くのが重くて疲れる。
 後続がセルフビレイを取って4ピッチ目はTHさんがリードで自分が確保。坂の途中で確保したので足首が疲れた。標高446m付近で4ピッチ終了。


         1ピッチ目を登る 坂が緩いので易しい


         1ピッチ終了点409m付近から2ピツチ目を望む


         2ピツチ目終了点付近を登るTSさん


         2ピツチ目終了点419m付近にて、木で確保。ロープの流れはこちらが良い


         3ピツチ目を望む


         4ピツチ目終了点446m付近 


         4ピツチ終了点よの真鶴半島を望む


 もう一組が上がり、他のグループが上がるのを待って2ピッチ終了点まで懸垂降下。マッシャーを併用する人もいたが、ロープ径が8.5mmでATCガイドが滑らないので併用なしで降下。二回目はロープが60mだったので基部まで降りることができた。
 昼食の後、2人、3グループに分かれて再度2ピッチまで登り確保と交代の練習。2回目なので後続の引き上げはスムースにできた。久しぶりのマルチピッチクライミングであったが、比較的スムースにできた。


          2ピツチ目終了点まで懸垂降下


         二回目懸垂降下


          二回目懸垂降下の下部 
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上信越 : 妙義山 ・ 筆頭岩  岩登り

2019-11-06 17:13:51 | ハイキング
筆頭岩を登る



期日 : 2019年11月1日(金)
メンバー : (L)Akky、Yさん

コースタイム、天気 晴
 さくらの里駐車余地7:50―登山口7:58―筆頭岩基部(746m)8:20―765mテラス(1ピッチ始め)8:27―P3(782m,2p始め)―P2(795m,3p始め) 9:05―P1(816m, 4p始め)9:39―筆頭岩(4p終、826m)9:42~10:13―懸垂降下着地点(785m)10:43~11:10―さくらの里駐車余地11:28~50=こんにゃくパーク12:33~13:30
      歩行時間3:38、標高差 116m、距離1.0 km、累積標高差+116m

記録
 登山口の階段を登り南西尾根を歩き、崖の下をトラバースして基部へ到着。登山口には登山禁止の標識もなかった。基部で装備を付けて岩を登る。始めはやさしいので765mまでロープは使わなかった。765mテラスからYさんが1ピッチ目の登攀開始。ホールドがしっかりあるので易しい。ピーク3(782m)より2ピッチ目は私がリード。岩塔は立っているが横に割れ目があり易しい。岩の中間にはリングの支点があった。13m程登るとピーク2(795m)。ハーケン二本にスリングが付けられた支点があった。



    駐車した広場


         階段を登り尾根に取り付く


         崖の下をトラバース


         基部で装備を付けて登る、やさしいのでロープは使わない


         765mより登攀開始


         ピーク3(782m)で1ピッチ終了


         ピーク3よりピーク2へ登る(2ピツチ目)

 3ビッチ目はYさんがリード。ピーク2から2.5m程下って登る所が60cm程の幅のナイフリッジ。写真で見ると両側が切れ落ちて高度感があり怖そうであったが、掴まる岩があるので簡単に通過。拍子抜け。ここからピーク1への登りの岩場は急で少し緊張。ここには鎖が設置してあった。鎖やハーケンにつけられたクィックドローを回収しながら割れ目を見つけて登った。ピーク1(816m)にはリングの支点が三ヶ所有った。下を走っている妙義もみじラインやさくらの里、金洞山、相馬岳がきれいに見えた。
 最後(ピーク1から頂上)は私がリード。10m程緩い坂を登ると筆頭岩山頂。かわいらしい標識があった。


ピーク2(795m)よりピーク1へ登る、この先下が切れ落ちたナイフリッジ(3ピッチ目)


         3ピツチ目をリードするYさん


         ピーク1へ―に到着 (ピーク2より)


         ピーク2より金鶏山を望む


         ピーク1の背後は相馬岳、上にYさん


         ピーク2よりナイフリッジとピーク1を望む


         ピーク1を登る私 


         ピーク1で確保するYさん


         ピーク1(816m) 3ピッチ終了点にて


         ピーク1より金洞山、相馬岳を望む


        筆頭岩山頂826m

 30分程展望を楽しんでいよいよ2ピッチの懸垂降下。下降点にはリングとハーケンにセットされたスリングが有った。始めは10m程の降下。ロープ一本で817mのテラスまで下る。回収もスムース。
次に32m程の長い懸垂。ここは50mロープ二本をつないで使用。若林さんが先頭で降下。私はローブをそろえて順次下に出して絡まないようにする。テラスからは尾根状の降下地点と、その右にルンゼ状の降下地点があった。今回は尾根状の地点から降下。下部は垂直で空中懸垂となる。足を使って慎重に降下して無事に785mの着地点に下りた。次に赤ロープを引っ張って回収するがきつくてなかなか降りてこない。引っ張る輪を作って二人がかりでようやく下ろすことができた。一安心だが疲れた。


    山頂よりテラスへ懸垂降下


         降下地点


         817mテラスから二回目降下


         785m着地点


         ロープを引く

 踏み跡を少し行くとルンゼ状の降下場所らしい所が有った。こちらは落石が有りそうであるが、きつくなく良さそう。崖の脇をトラバースして道路に出て駐車余地に戻った。
 この後こんにゃくパークで食べ放題のこんにゃく料理を満喫して帰途についた。


         770mトラバースする


         基部近くに戻った


         道路に無事降りた


         出発点に戻った


         こんにゃくパークを見学


         こんにゃくパークで昼食


         かわいらしいマスコット






 


 








  

      




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