晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

西上州 ・ 黒滝山、トヤ山、九十九谷(つくもたに)

2019-10-22 18:46:58 | ハイキング
両側が切れ落ちた馬ノ背


期日:2019年10月16~17日(水,木)
メンバー : (L)Yさん、TSさん、Akky

コースタイム、天気
16日 曇
吉井町17:19
17日 晴後曇
吉井町6:25=下仁田IC 6:44=黒瀧山不動寺Ⓟ7:22~38―黒滝山8:58―トヤ山11:14~44―馬ノ背分岐13:30―九十九谷分岐14:09―上底瀬九十九谷登山口15:12―黒滝山登山口15:19―馬ノ背分岐16:00―黒瀧山不動寺Ⓟ16:14~23=吉井町
        
歩行時間8:06、距離 12.8km、標高差616m、累積標高 +1179m



記録
  黒瀧山駐車場から出発。車は我々だけ。紅葉はまだ。黒瀧山不動寺入口を左に進み荒船山方面に進むと黒瀧山歩道に出た。ここを荒船山方面(右)に進む。黒滝山を目指して860m付近のカーブから北尾根に登り東に進む。分岐には道標はない。鞍部から少し登ると地図上の黒滝山870m山頂。展望はない。手製の標識があるだけ。群馬百名山が案内する黒滝山は、「黒瀧山不動山寺を中心に観音岩、九十九(つくも)谷、馬ノ背、鷹ノ巣山などの山全体を黒滝山という」との事。


          黒瀧山駐車場 紅葉はまだ


          黒瀧山登山口


          黒瀧山不動寺入口、宿坊、 左が登山道


          登山道の案内


          黒瀧山歩道に出た 左は馬ノ背、九十九谷、右は荒船山 右へ


          黒瀧山歩道を荒船山方面へ 気持ちの良い道


          黒滝山分岐 道標はない


          黒滝山山頂 展望はない


 林道に戻り倒木やえぐれた小沢を横切って行くと高原分岐。道標は折れ壊れたまま。ここから気持ちの良い尾根道を行くと1190mに荒船山への道標があるので手前右側の踏み跡をたどり急坂を登るとトヤ山1231m山頂(トヤ山への道標はない)。山頂からは妙義山、鹿岳、四ツ又山が見えた。曇っていて他はあまり良く見えなかった。


          小沢の横断と登り 少し崩れている


          高原分岐 左か荒船山方面


          1010m付近の大岩


          左が切れ落ちた所 柵がある


          トヤ山分岐 トヤ山への道標はない 右折して急坂を登る


          トヤ山の急坂


          トヤ山山頂


          トヤ山からの展望 鹿岳と四ツ又山


 下って広い登山道を気持ちよく歩き、九十九谷、馬ノ背分岐まで戻り、左折して馬ノ背に向かう。二分程で最初の梯子。続いて馬ノ背のナイフエッジと二番目梯子。ナイフエッジは両側に鎖があり難しくはないが高度感がある。三番目と四番目の梯子を登るとスラブの70度ほどの斜面のトラバース。鎖とスタンスがあり問題ない。五番目の梯子は上が短くて、ルートが曲がっているので注意が必要。ここで馬ノ背は終了。



          不動寺分岐先の馬の背分岐へ戻る 気持ちの良い道


          左 馬ノ背、九十九谷、直進 上底瀬、 馬ノ背へ


          馬ノ背の一番目の梯子




          馬ノ背のナイフエッジと梯子


          スラブのトラバース スタンスが切ってある


          五番目の梯子上部


 見晴台の脇を通り九十九谷分岐を過ぎるとスラブの両側が切れ落ちたリッジ。設置されたロープを使って左側を通過。岩が滑らず安全に下れた。ここが一番面白い所であった。この後、時間がないので鷹ノ巣山は省略し上底瀬の九十九谷登山口へ下りた。7分程歩いて黒滝山登山口から舗装道路を登り返して馬ノ背分岐まで戻り、不動寺分岐から黒瀧山駐車場に戻った。
トヤ山は期待した程でなかったが山全体としての黒滝山はそれなりに面白かった。


          見晴台下のスラブ


          見晴台分岐、左 九十九谷


          観音岩、九十九谷分岐


          800m付近から九十九谷をのぞきこむ 切り落ちていて怖い


          右側が切れ落ちたスラブのリッジ




          755m付近のスラブのリッジ ロープがある


          下底瀬分岐


          上底瀬九十九谷登山口に下りた


          上底瀬黒滝山登山口から登り返して駐車場へ戻る


          馬ノ背分岐に戻った


          黒滝山、トヤ山、黒九十九谷GPSトラック 




        


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丹沢 : 大滝沢 ・地獄棚沢  沢登り

2019-10-10 18:52:39 | 沢登り
F5-二条四段16m


期日:2019年10月6日(金)
メンバー : Akky, Tさん,TSさん, 他4名

コースタイム、天気 晴時々曇
 大滝橋駐車余地7:58=マスキ嵐沢出合8:28=地獄棚9:02~13=右岸尾根取り付9:15~820m(引き返す)9:40=尾根下降(770m)10:21=沢(F2-7m下)10:29(730m)=F5-二条四段16m 11:24=790m右俣11:32=二段6m黒滝11:50=872m尾根取り付11:58~12:13=955m登山道(昼食)12:30~50=大滝橋Ⓟ14:03
歩行時間5:43、距離7.5mkm、標高差505m、累積標高+648m


記録
 大滝橋のゲートを過ぎた所に車を置いて出発。堰堤を越えた所から大滝沢に入り地獄棚に向かう。途中で沖箱根沢F1-15mを見学。15mでも迫力がある。12分ほどで地獄棚に着いた。落差は45m又は50mとの事であるが、高すぎて落ち口が見えない。地形図では35m程と推定される。どの値が正しいのか調べることはできなかった。エイドクライミングで登る人がいるようだ。又左岸を巻く人もいる。我々は一般的な50m戻った右岸尾根を登り巻く。



          マスキ嵐沢出合より大滝沢に入渓


          沖箱根沢 F1-15mを見学


          地獄棚50mにて記念撮影

 Tさんを先頭に尾根を登る。単純に踏み跡をたどったので820mまで登りすぎた。760m辺りで右に山腹を進む細い踏み跡があるが、見落としてしまった。現在地を確認して770m尾根分岐まで戻る。770m尾根から北西の尾根を下り、F2-7m二条ナメ滝の下に下りることができた。一安心。地図読みは難しい。



          50m戻り右岸尾根に取り付く


          820mまで登りすぎたので引き返す


          770m尾根分岐から北西尾根を下り、F2-7m二条ナメ滝の下まで下りた


          下ってきた尾根 ロープなしで下りられる 

 F2-7m二条ナメ滝を登ると二番目核心部F3-13m。結構迫力がある。岩は濡れているが滑らず登れそう。流れの右側をYAさんがリード。中間支点がなく不安そうであったが無事に登り切った。右側はホールドもしっかりあり難しくなかった。
 次のF4-11mくノ字滝はTさんがリード、シャワークライミング。ナメ滝なのでロープなし。途中で落石が有ったが左側を登っていたので影響はなかった。



          F2-7m二条ナメ滝 右側を登る 滑りはない


          F3-二段13m、右側から登る


          F3-二段13mをリードで登るYAさん 中間支点はない


          F4-11mくノ字滝、シャワークライミング

  三番目の核心部F5-二条四段16mは右側の流れに沿って楽しく登ることができた。最後上段3mトイ状滝は滑っておらず歩いて登ることができた。
 すぐに790m二俣。三条11m滝、トイ状7m滝などを楽しく登って行く。最後の二段6m黒滝は、上段が難しい。ロープで確保して登った。これで沢は終わりで短くて少し物足りない。
 872m支沢出合より北尾根を登り登山道に出て昼食にした。満足して大滝橋ゲートまで戻った。新規の沢は面白い。


          F5-二条四段16m


  F5上段3mトイ状、歩いて登れた


          右俣 三条11m滝 右から


          上段は中央又は左から登る


          トイ状7m滝


          5mナメ滝


  最後の滝 二段6m黒滝


          872mより北尾根を登る



         地獄棚沢遡行図



  


          
          

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東北吾妻連峰: 前川大滝沢 沢登り

2019-10-04 12:56:57 | 沢登り
滑川大滝100m



期日:2019年9月26,27日(木、金)
メンバー : Akky, Yさん

コースタイム、天気 晴
9月26日
 関越道、上信越道=吉井IC=Y宅14:26=高崎JCT=北関東道=岩船JCT=東北道=福島飯坂IC 17:43=ヨークベニマル(夕食)18:00~30=峠駅(テント泊)19:30
9月27日
峠駅5:58=滑川橋Ⓟ6:13~45―滑川大滝7:43~8:10―ホラ貝沢9:11―吊橋下11:08―樋木沢11:57―入道ノ沢出合12:11―登山道(昼食)12:20~39―大滝展望台14:09―滑川橋Ⓟ14:33~54=飯坂温泉波来湯16:00~33=福島飯坂IC 16:45 

歩行時間6:05、沢登り4:10、下り 1:54、距離8.2km、標高差530m、累積標高差+621m

記録
 滑川橋から入渓。大岩ゴーロを行くと釜を持った三段15mの滝。釜のへつりのバンドで狭くなっている所があるので落ちないように注意。赤い岩から豪快に水を落としている。上段10m滝も幅と高さがあり、上部にカモシカ沢三段15mを合わせてすばらしくも豪快。左側を楽しく登って行く。




          滑川橋から入渓、初めの5mナメ滝


          釜を持った三段15m滝


          上段10m 楽しく登る


          右よりカモシカ沢三段15m滝が流入


          3mV字滝

 ここを登ると赤い滑床と釜を持った滝、二段5mナメ滝と四段ナメ滝10m(1+6+二段3m)。私の好きなナメ滝。さらに滑床が続いてトイ状ナメ滝7m。いいねを連発しながら登る。さらに赤い滑床は続く。
小岩が多くなってくると前川大滝が見えて来た。高さ100m、幅40m(公称80m)との事。近づくと飛沫で濡れる。手前から写真を撮り左側ルンゼより巻き道を登る。右側が切れ落ちたトラバースが二箇所あるので注意。坂を登ると落口の滝3mに出た。上流には大釜のある10m。釜のへつりが少し難しい。滝は左側から登る。ゴルジュの3m滝をへつると赤い6m直滝。通常は手前の岩のバンドを登り巻く。夏は水に入り滝の左角を登ることもできる。巻いて降りると灰色のスラブ、気持ちが良い。すぐにネコの沢が左から流入し又赤い滑床となる。本当に素晴らしい。



          釜がある二段5mナメ滝


          二段5mを上から


          四段10mナメ滝 (1+6+二段3m)  


          7mトイ状滝(13年撮影)


          二段2+2mナメ滝


          大滝100m


大滝100m近くから


          左側のルンゼを登りトラバース 二ヶ所  右側が切れ落ちているので慎重に


          釜を持った10m滝 左側をへつって登る


          6m直滝 左のバンドを登り巻く


          2mナメ滝とスラブ


          2m直滝


          左からネコノ沢3m滝


          ホラ貝沢が右から

2mヒョングリを過ぎると大釜を持った8mI,Yのナメ滝。左の流れもフリクションを効かせて登れるが今回は右端を登った。次は8m幅広の滝。右側の枝に掴まって越えた。ザックがつっかえて難しい。2+4mナメ滝の左壁をフリクションで越すと、一番目の核心部12mヒョングリの滝。少し戻って左壁を登って巻いた。すぐに8m直滝、これも右から巻いた。次は14m滝。ここは右壁を登った。スタンスも十分あった。続いて3mトイ状滝。左壁が登れそうなのだが釜が深く右手ホールドが届かずドボンしそうなのであきらめて右の草付き岩壁を登った。草が取れそうで怖かった。Yさんは余裕で登ってきた。



          2mヒョングリ滝


          大釜のあるI,Y8m滝  右から登る


          幅広8m滝  右から登る


          2+4mナメ滝


          12mヒョングリ滝  手前の左壁を登って巻く


          左壁を登る


          8m滝  右から登る 


          14m滝 右から  難しくない


          14m滝を登る


          3mトイ状 左は難しい 右壁を登る


いよいよ二番目の核心部、釜を持ったY字滝8m。釜をへつって滝に近づくが先は水面付近がえぐれておりトラバースできない。夏であれば泳いで渡り、滝の下から右側の細い滝を登ることができるが、今回は無理。少し戻り左壁を斜め上にトラバースして越える。ロ-プをだしてもらう。上の木の枝にビレイポイントがあった。二条8m+3mナメ滝や2m滝、二段3m滝を越すと上に吊橋と索道が見えた。ここは鉄鉱石を峠駅まで運んでいた設備の残骸との事。



          Y字滝8m 左壁を右上に上がり巻く 高さがあり注意必要


          二条8m+3mナメ滝  3mナメ滝を登る


          2m滝の手前岩をへつる


          二段3m滝


滑川鉱山の吊橋と索道

大岩二条3m滝を越すと最近崩れたばかりの崩壊地があった。怖いね。三条3mなどを越すと左から樋木沢が六段滝となり流入。最後のナメを行き入道ノ沢を確認。以前あった赤いマークは分からなかった。入道ノ沢に入り少し行くと左に赤いテープがあり登山道に着いた。分かりにくいので注意。すぐに薬師森と滑川温泉分岐の道標。登山道を行くと左が坂で右から草がかかり、道が見えづらいので落ちないように慎重に下った。予定した時間に滑川温泉の吊橋に着いたが通行止めなので、下流を渡渉して赤白のガードレールの所から舗装道路に上がって駐車場に戻った。


          大岩二条3m


三条3m滝 水流右を登る


          樋木沢17m滝


          三条2m  左をへつる


          入道ノ沢出合 入道ノ沢へ


          登山道 赤テープがある  分かりづらい 注意


          登山道の道標 左 滑川温泉、右 姥湯

 赤い滑床と登れる滝が多い楽しい沢であった。紅葉にはまだ少し早かった。帰りに飯坂温泉共同浴場「波来湯」に入った。他の温泉は48.8℃との事であるが、45℃に調整してあり快適に入ることができた。
 



          飯坂温泉 共同浴場 波来湯  駐車場もあるきれいな風呂


           前川大滝沢 遡行図




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