晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

1378  飯豊連峰、祝瓶山(1471m)

2024-08-23 16:39:06 | 登山

       大石橋の吊橋を渡る

 

期日 :  2013年8月13(火)~15日

メンバー   :     Akky   単独

コースタイム・天気 

13日  晴

 高尾山IC 7:28=新潟西IC 12:20=(実家)12:50

14日 晴

 実家5:40=荒川IC=R113=小国町=五味沢=針生平=五味沢登山口Ⓟ7:39~47―大石橋7:54―祝瓶山分岐8:19― 一ノ塔10:03―二ノ塔(左分岐)10:25―祝瓶山頂上10:38~11:10― 一ノ塔11:42―祝瓶山分岐―大石橋13:53―登山口Ⓟ14:00~30=小国町=荒川IC=実家16:50        

15日 晴

 実家8:00=高尾山IC

 時間5:27(登り2:44、下り2:43) 距離9.4km、標高差1470-440=1030m

       祝瓶山ルート

   祝瓶山ルート標高

 

記録及び感想

 小国から五味沢登山口までカーナビで行く。大石橋手前の駐車場に車を置いて五分ほど歩いて荒川にかかる大石橋の吊橋に着く。荒川は水が澄んできれいだ。大石橋吊橋はうわさに聞いていた踏み板一枚の吊橋。調査時点では危険でヌンチャクが必要かなと危惧していたが、両脇のロープに手が届き安全に渡ることができた。ここで女性が怖くて渡れないとのことで一緒に渡ってやろうとしたが怖くてだめとのことで、荒川を、靴を脱いで渡った。水がきれいで川は砂地で気持ちが良い所であった。

             大石橋 吊橋手前から

    荒川の吊り橋を渡る

     大石沢を渡る

    

 少し行き大石沢を渡渉し祝瓶山の標識を右折して鈴振尾根に入る。ブナなどの広葉樹がきれいでいやされる。しっかりした道をドンドン登って行く。ブナ林の間の道であまり暑くはない。730m付近にあるらしい鈴出ノ水場は分からなかった。登山道は飯豊山のように土が流れていなくて登りやすい。

      登山口分岐から鈴振尾根に入る

    ザレより大朝日岳が見えた

 やや疲れてくると一ノ塔の岩場が見えてすぐに一ノ塔に着いた。道標があり向いの尾根の上には袖朝日らしい山が見えて来た。

    一ノ塔下から大岩

     一ノ塔1265m

気持ちの良い鈴振尾根を登ると左に平岩山経由朝日岳への道が分岐している二ノ塔に着いた。朝日岳への道は結構刈り払いされた良い道であった。ここから望む祝瓶山は尖ってかっこいい山である。70mの急坂を登ると頂上に着いた。赤トンボがいっぱい飛んでいた。二等三角点があった。

              二ノ分岐塔

        二ノ塔分岐から祝瓶山

         祝瓶山山頂

       以東岳、袖平岳、西朝日岳

     西朝日岳 中岳 大岩

 北には以東岳、袖朝日岳、西朝日岳、大朝日岳が見えた。南東の方向には六月に登った飯豊山がうっすらと見えた。昼食を食べていると追い越してきたグループが着いた。7月11日の大雨で木地山ダムから道が崩れているので西から回り込んで登ってきたとの事。

 ブナの森林を楽しみながらゆっくりと下った。大石橋(吊橋)を渡ってから靴を脱ぎ荒川に入って清流を歩き水流の感触を楽しんだ。お盆休みで登ってくるグループは三組もいた。三百名山で有名な山であることを認識した。

   二ノ塔より山頂を振り返る

   一ノ塔方面を振り返る

     登山口分岐まで戻ってきた

    大石橋の下を歩く 

         橋上流を歩く

 

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0237    朝日連峰 大朝日岳(1870m)

2024-08-18 18:33:20 | 登山

    御影森山から大朝日岳、小朝日岳を望む

 

期日 : 2002年10月 11~12日 晴

コースタイム :   天気

10月11日 晴

 蔵王ユギリ荘 5:34 =朝日鉱泉 Ⓟ(560m) 8:31~51―993mピーク 10:12―金山沢(960m)10:43―古寺鉱泉分岐11:38―鳥原山 11:58~12:38―小朝日岳13:24~46―銀玉水14:36~47大朝日岳小屋15:08~16:30―大朝日頂上(1870m)16:36~45―大朝日岳小屋16:51

10月12日 晴

 大朝日岳小屋5:53―大朝日岳頂上6:06~36―平岩山7:22~37―大沢峰8:10―御影森山8:47~9:22―御影森山下9:43―上倉山10:29-上倉水場10:35~42―急坂( 630m)―吊橋11:24―朝日鉱泉11:40―駐車場11:45~50=R287,12:30=ユースH ATOMA  17:44 

 時間 12:54(7:45,   5:09)    距離22.7km、標高差1320m  累積標高差+2320m

 

         大朝日岳ルート地図

           大朝日岳ルート標高

 

記録及び感想

 予定より30分程遅れて朝日鉱泉に到着。

 朝日鉱泉の近くはもう駐車場はいっぱいのため少し下の道の広いところに停める。天気は上々。

 ここで朝食をとりリュックを60Lに替えて出発。朝日鉱泉の前を通り、狭い釣橋を渡る。かなりゆれて少し怖い。ここからしばらく行った所でヘッドランブを忘れたことを思い出す。

    失敗。30分ロスする。急いで車に戻る。気を取り直し出発。のんびり登ることにする。ジグザクの急坂、ザックの重さが少し気になる。

                             朝日鉱泉吊橋

    980m付近でほほ平らになり快適な稜線万歩。カエデ、ウルシ、ナナカマドの紅葉が目にしみる。

    左側に尖った大朝日岳が見えてきた。正面は鳥原山。かなりの登りだ。ここからせっかく登ったのに金山沢まで下る。ここから又急坂。少しゆるくなりまた急坂を登る。人にはほとんど会わない。いい天気なのに金曜日のせいだろう。あえいで登ると急にゆるくなり湿原に出る。いちめんの赤と黄色の草紅葉に白樺が映えて美しい。左側に鳥原小屋。ようやく鳥原山に到着。

   

       鳥原山

    金山沢渡渉

    赤いカエデの木の向こうに小朝日岳がそびえている。その向こうに大朝日岳。はるかかなたで少しうんざりする。幕の内弁当でカロリーを補給。誰もいない。景色を独り占め。アクエリアスを飲んでミネラルと水分を補給。なかなか飲みやすい。がんばって小朝日岳に向かう。

                         小朝日岳に向かう

    小朝日岳の頂上近くは急登。ロープもある。自分を励まし登る。急に頂上に飛び出す。ここには一組のパーティ。古寺鉱泉から来たとのこと。急に人恋しくなり話し掛ける。登ってきた方向を見ると鳥原山が赤く染まっている。すばらしい。

     小朝日岳にて

 急な坂を熊越まで下る。振り返ると小朝日岳が一面の赤く燃えているよう。大きすぎてカメラに収まらない。熊倉沢は急な崩れ出した沢。振り返り振り返り歩く。しばらく来ると小朝日岳がほんとに尖った形を見せている。すばらしい風景だ。

      熊越より小朝日岳

    紅葉を見ながら歩くとすぐに銀玉水に到着。冷たくおいしい水だ。節約していた為思い切り飲む。

      銀玉水と小朝日岳

 ここから結構人が多くなる。思い思いにこの眺めを楽しんでいる。少しザレた坂を登ると大朝日小屋が見えた。やったーという感じ。小屋はできたばかりできれい。混んでもいない。二階に止まる。今日は全部で36人とのこと。ゆったり。頂上に駆け上がり写真を撮る。ついに来た。寒い為すぐに小屋に戻る。小屋の中でコンロを点けてカレーの食事。重いがおいしい。充実感でいっぱい。ビールが欲しかったが、何もない。残念。

 聞くところによると天気がよければ新潟と佐渡が見えるとのこと。でも西側には雲があり夕日は雲に隠れてしまった。今日は、早々と寝る。今日の泊まりは、36人で二階と三階で寝る。余裕のスペースだ。小屋の中でステンレス板の上でコンロをたいてよいとのことで寒い外で食事をしなくてよく助かった。本日の夕食は、カレーとレトルトご飯だ。大変おいしい。

10月12日

  五時におきて小屋の外で日の出の写真を撮る。東は蔵王山であろうか。尊厳な朝だ。北に月山、その少し北よりに鳥海山が見えると小屋番の人が教えてくれた。今日もいい天気だ。フリースを着て頂上へ向けて出発。頂上は寒い。

 月山、鳥海山、竜門岳、中岳、以東岳、寒河江山、西朝日岳、平岩山、御影森山が見えた。残念ながら、日本海、新潟市は見えない。大朝日岳のジグザグの急坂を少し下ると良い道になった。

 

         大朝日岳山頂

     山頂から小朝日岳

      大朝日小屋

     大朝日岳山頂より小朝日岳、古寺山

     西朝日岳への稜線

                南方向  祝瓶山方面

       小朝日岳と古寺山方面

 平岩山―御影森山コースを取り朝日鉱泉へ下る。ほとんどの人は、中ツル尾根コースを取るようだ。新潟の夫婦もこのコースで下るとのこと。ガレたやや急な坂を下る。だんだん大朝日岳が大きくなった。平岩山の上に祝瓶山がそびえている。ゆるい稜線万歩である。振り返ると大朝日岳が穏やかな稜線を示している。

  大朝日岳を下る ジグザグの急な下りを振り返って

    南の祝瓶山方向

 途中で二人のパーティに会う。祝瓶山を巻いて途中でビバークしてきたと言う。かなり山なれた人達だ。展望を楽しみ平岩山に到着。祝瓶山の上は蔵王が霞んでいる。

       平岩山より大朝日を振り返る

 大沢峰(1483m)に到着。大朝日岳が小さくなり尖った厳しい形にり、祝瓶山が大きくなった。月山が小朝日岳の右側に穏やかにそびえている。アップダウンを繰り返すとやや急な登りになる。

 登りつくと御影森山(1534m)だ。ここで30分の大休止。ツツジの紅葉がすばらしい。フルーツゼリーを食べ展望を楽しむ。蔵王と飯豊山の間の山は吾妻山連峰だろう。ここからさらに下るとカエデやブナ、ナナカマドなどの紅葉がすばらしくなってきた。大きなブナも出てきた。ブナとナナカマドの紅葉のトンネルだ。逆光でナナカマドが輝いている。すばらしい。

        御影森山から大朝日岳

      御影森山から大朝日岳、小朝日岳

     御影森山から祝瓶山

 上倉山(1144m)で顔を洗う。冷たくて気持ちがいい。もう大朝日岳は見納めかな。ここから急な下り坂になり、疲れた足にはきつい。400m位でやや平らになりコナラ、ブナの木が多くなってきた。行きに通ったのよりゆれる吊橋を渡るともう大朝日岳のトレッキングは終わりだ。朝日鉱泉は本日は営業を始めたようだ。車が多く止まっていた。

       二番目の朝日川の吊橋 

 米沢を通り267号、13号線を通り福島へ向かう。国道を通った為、通信が便利になった。トイレは満席。フルーツラインを目指して帰る。

 

 

 

 

 

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0229   飯豊連峰 飯豊山 川入コース

2024-08-03 11:19:57 | 登山

            姥権現 この後御秘所へ続く

 

1. 期日  : 2002年8月 2~3日 曇り時々雨、曇後晴

2. メンバー  :    単独

3. コースタイム

8月2日     曇り後雨、霧

自宅4:00=東京IC,4:50=和光IC,5:17=上河内SA,6:25~35=鏡石PA,7:18~35=郡山JC 7:50=会津坂下IC,8:34=山都8:40~55=

川入キャンフ場(550m)10:10~38―御沢登山口,(560m) 10:40―下十五里711:18―中十五里11:32~47―横峰12:40~45―13:00―地蔵山分岐13:16―剣ヶ峰(岩稜)13:30―三国小屋14:18~30―種蒔山15:30―切合小屋15:45 

8月3日     曇

切合小屋5:00―草履塚―姥権現―御秘所(岩稜)―御前坂―本山小屋,6:15~―飯豊本山山頂(2105m),6:40―本山小屋7:15~23―御秘所8:10~15―姥権現8:23― 草履塚8:37―切合小屋9:01~12―三国小屋10:28~11:00―剣ヶ峰11:38―急な岩場下11:48―峰秀水12:13~20―横峰12:34 ―上十五里13:00~10―御沢登山口13:50―川入キャンプ場14:02~08―飯豊ノ湯14:31~15:47―桧原湖野鳥公園18:00 

 時間 11:55 (登り5:58、下り5: 57)、距離20.4km、標高差 2105-570=1585m、累積標高差+1820m

 

             飯豊山川入ルートコース①

         飯豊山川入ルートコース②

 

           飯豊山川入ルート標高

4. 記録及び感想

    昨年は雨が降っていたため川入まで来たが中止にした。今年は一週間早くして道路混雑を避けるとともに天気予報は晴の予報。 高速道路は渋滞もなく会津坂下ICには予定より一時間早く着いた。 郡山付近から空が曇ってきて、会津付近では雨がぱらついてきた。 飯豊山方面はガスがかかってなにも見えない。 ラジオの予報では午後から少し良くなり曇になるという。

 少し待って新しいおにぎりと弁当を買った。山都から川入までは、ほとんど車が走っていない。 川入集落からキャンプ場までは、大白布川の脇を走る砂利道で少し心もとなかったがすんなりキャンプ場に着いた。 

 キャンプ場で食事をしているとカッパを着けて泥んこになり疲れた様子でおりてくる人がかなりいた。 17kgのザックをかついで御沢登山口から登りはじめる。 御神木が大きい。いつもは7kgくらいしか背負わないので今回は重く感じる。 ジュース1Lと水1L、ステンレス水筒 0.7L(約1kg)は、2kgは軽くできそう。

       御沢登山口 御神木(帰りに撮影)

    コナラ、ブナの林の中を登っていく。長坂尾根は長くてつらい登り。所々木の根っこの下が崩れておりかなりの段差になっている。また、横峰の下は、道がえぐれており、沢状になっている。 毎年多くの人が登る為であろう。

 中峰あたりから雨が降ってきたのでかっぱを着ける。(雨なので登りの写真は省略) 今回もまた雨の登山になってしまった。登山道は、雨水が流れてほとんど沢登り状態である。 峰秀水は通過。地蔵山分岐を過ぎて樹林の間をしばらく行くと急な岩場になった。大きな岩の稜線の後、剣ヶ峰のかなり長い岩場が続く。雨が降っているが登りであるので怖くはない。

 三国小屋から剣ヶ峰の稜線 両側が切れ落ちている

 パワーがないと厳しい。登り終えると三国小屋。ここからは、大日岳がきれいに見えるのに。10分程度休んで又雨の中を、切合小屋を目指して進む。 ここからかなりの下り、少し登ると鎖場である。登りであるのでなんのことはない。景色は相変わらす見えない。ただ歩くばかりである。 カッパも中がぬれてきた。 やっぱり新品が欲しい。

   予定の時間で切合小屋に到着。

     三国小屋から切合小屋へ続く稜線

       三国小屋北の鎖場

           切合小屋に到着

 手続きをして寝るところを決めてもらう。一応50cm程の幅は使えそう。 隣の人は、梅花皮木小屋から横殴りの雨の稜線を歩いてきたとの事。 景色は全く見えなかったらしい。 小屋は、いっぱいで食事をつくる場所もない。 しょうがないからおにぎりとジュースの夕食とする。湿ったTシャツとズボンのまま寝袋に入り暖めて乾かす。

    次の日も雨である。大学生らしい一団が出て行ったあと少し余裕ができたので食堂らしい所でお湯を沸かしてカップヌードルを食べる。 雨具を着けて出発。草履塚までゆるい登りであるが風が強く横なぐりの雨。

           草履塚 横殴りの雨

 姥権現も回りは何も見えない。 御秘所の岩場は、両側がきれ落ちており少し緊張しながら慎重に登る。 やや急な砂と岩の御前坂を登ると平らな所に出た。 霧と雨で方向が分からない。道標を見つけて本山小屋方向へ進む。注意深く道を探し本山小屋に到着。晴れていればすばらしい展望なのに残念。

 本山小屋に到着し小屋で休ませてもらう。宿泊者が出発した後でガラガラ。ここで大日岳へ行くかそれとも戻るか悩んだ。リュックを置いて頂上へ行く。横なぐりの雨は相変わらずである。

    頂上に着いたが、誰もいない。写真を撮ろうとすると電池切れ。戻って電池を入れ替える。小屋で天気予報を聞くがこんなもんだとのことで引き返すことにした。

     飯豊山神社 ガスで展望はない 頂上へ行って下る

            本山小屋

    一ノ王子あたりの平らなところで水場方向へ道を間違う。おかしいと思いひきかえす。道標まで戻り正しい道を下る。

       両側が切れ落ちた御秘所の岩場を下る

             姥権現

       草履塚のお花畑

      草履塚 晴れていれば本山が見えるのに

 切合小屋付近でようやく雨が上がる。 ここで飯豊山を日帰りするという新潟の安田から来た人に会う。 今年はもう五回来ているという。ザックは軽そうであるがまったくタフな人だ。 

        切合小屋 まだガスで展望はきかない

           お花畑 マツムシソウ

 三国小屋あたりでは少し展望がきくようになってきた。 でも大日岳はガスの中。 

     切合小屋方面から三国小屋と三国岳を望む  

     三国岳北の岩場を下る

     三国岳から切合小屋へ続く稜線を振り返る 北方向

    三国小屋から剣ヶ峰を望む  東方向

       剣ヶ峰岩場取付きを下る

           地蔵山かな、横峰かな

     御沢登山口まで無事下りた

地蔵山の下の峰秀水で二宮から来た人に合う。 これから本山まで行くとのこと。雪倉岳、朝日岳や会津駒ヶ岳が花が多くすばらしいと教えてくださった。 来年は雪倉岳にぜひ行こう。

一日早く下りたので近くの山として西吾妻山へ行くことにした。

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1354   飯豊連峰 石転び沢から北股岳

2024-07-18 13:37:13 | 登山

          石転び沢出合  標高 860m       左の石転び沢へ進む

期日  :   2013年6月6~8日

メンバー :  L, Yashii、T.Ogawa 、Akky

 

コースタイム・天気 

6月6日       曇後晴

 高尾山IC10:00=吉井IC 11:15―Y宅―藤岡IC 13:00=中条IC 16:20=小国町=飯豊山荘Ⓟ(テント泊)18:00

6月7日      曇後一時雨

   飯豊山荘Ⓟ(標高406m)6:00―温身平6:20―石転び沢出合8:25―石転び沢―黒滝10:06―梅花皮小屋(泊)11:25

6月8日 曇

   梅花皮小屋5:00―北股岳5:25~40―門内岳6:20~35―門内小屋―扇ノ地紙7:00~15―梶川峰7:50―滝見場9:05~20―湯沢峰9:50―飯豊山荘Ⓟ11:15~30=川入荘(入浴)11:40~13:05=荒川胎内IC 14:00=藤岡IC 17:10=Y宅18:10~25―吉井IC 18:30=高尾山IC 20:00

  時間 11:40(5:25+6:15)、距離17.8km、標高差2025-406=1619m、累積標高差+1820m、-2230m

            石転び沢ルート1

        石転び沢ルート2

       石転び沢、梶川尾根ルート標高

 

記録及び感想

 6月6日

    新町駅でTさんと待ち合わせて出発。すいている高速道路をスイスイ走り中条ICに到着。車はほとんど走っておらず北海道の様。スーパーで弁当を購入して一路飯豊山荘へ。

 飯豊山荘Ⓟはまだオープン前で車は一台しか停まっていなかった。テントを張っているそばからブヨがまとわりつく。テントの中で夕食。三シーズン用シュラフでは暑いくらい。玉川は雪解け水がゴウゴウと流れていた。沢の音を聞き地球のエネルギーはすごいなと思いながらいつの間にか眠ってしまった。 

6月7日

 天狗平のゲートを通り温見平までブナの快適な道を行く。温身平では彼方に石転び沢と北股岳が見えた。倒木が横たわっている所や、一部崩れた登山道、崖のヘツリの厳しい道を歩き標高630m付近より雪渓に下りた。暑かった体が冷たい風に当たり気持ちが良い。雪渓に下りて歩きやすくなりなり、ゆったりと梅花皮沢を登って行く。

     天狗平のゲート、梶川尾根登山口

    温身平、沢に出る 右折すると石転び沢が見えた

          石転び沢のアップ

        カタクリの兄弟

    梅花皮沢へ下りる  標高630m(いわすげ沢下流)

         左いわすげ沢出合 標高640m 直進

         右  梶川出合  標高690m  直進

     石転び沢出合 標高860m    左の石転び沢へ 右は門内沢

   石転び沢(標高860m)に入ると急な雪渓が稜線まで見えた。かなりの急傾斜だ。30度位あろうか。ほん石転び沢(標高1210m)付近からは石が雪渓の上に現れた。黒滝付近は多数の石が転がっていた。草付き下の大岩の陰で休憩。ここから雪渓が急になり40度位になるとの事。地形図からは35度と算出。ここまでは幸い落石には遭遇していない。

    ここから急斜面を休まずリーダの踏み跡について一気に登ると雪渓がゆるくなり梅花皮小屋に到着。予定した時間より早い。 

    左がほん石転び沢  標高1230m   直進

         左がほん石転び沢  直進

                        草付き付近の大岩 標高1490m

       急斜面を登る  下を見ると怖い  踏み跡をたどる

      梅花皮岳小屋が見えて来た

      最後は左にトラバースして小屋に上がる

   小屋付近はハクサンイチゲやハクサンコザクラなどのお花畑。近くの治二清水に行き喉を潤す。雷が鳴って、夕方に雨が降るとの予報から本日は梅花皮小屋に泊まることになった。我々三人の貸し切りでザックの中身を広げてくつろいだ。

       小屋から梅花皮岳を望む

        小屋近くの水場 治二清水

        お花畑  ハクサンコザクラ

        ツクモグサ

6月8日

 朝起きると雨が降っていたが天気予報は雨が上がるとのことで安心してyYashiiさん特製の卵入りオジヤをいただく。

    雨が小ぶりになり予定通り北股岳に向けて出発。雪渓の際を登り頂上に着いた。雨も上がって展望が良くなってきた。南東には飯豊本山、南には大日岳が残雪のまだら模様のきれいな姿を見せていた。北西には二王子岳や二つ峰が見えた。北には門内岳と門内小屋、その北には本日下る梶川尾根が見えた。

              北股岳山頂

        山頂から飯豊本山など

            大日岳

       二王子岳、二ツ峰、一ツ峰、滝沢峰

            門内岳方面

          北股岳山頂

     門内岳と門内小屋

          門内岳山頂

   門内岳山頂から地紙山、胎内山、扇の地紙

    門内岳山頂より本山、梅花皮岳、北股岳

    扇の地紙から地神山、朳差岳方面

    ミネ桜やお花畑を見ながら門内岳を通り扇ノ地紙に到着。柱はあるが道標はなかった。天気が良くなり蒜場山や二王子岳がくっきりしてきた。

         扇ノ地紙

             扇ノ地紙より地神山、朳差岳

        扇ノ地紙より梶川尾根に入る

    梶川尾根から梅花皮岳と北股岳

    ここから雪渓を下り梶川峰に到着。付近にはムラサキヤシオやイワウチワが咲いていた。急斜面を下ると緩い雪渓の道となり滝見場に到着。南には7段270mと言われる梅花皮滝が見えた。南西には急斜面の石転び沢が見えた。ここから見ると角度が45度あると言うのは納得できる。

 しばらくしてガラガラゴ―と言う雪崩と落石の音がした。やはり石転び沢は怖い所だ。

          梶川峰に到着

       ナイフリッジの尾根  滝見場上

   滝見場より梅花皮滝  7段270m

 

         滝見場より石転び沢と避難小屋  かなり急坂

      標高950m鞍部より湯沢峰へ登り返し

           湯沢峰 標高1021m

    さらに急斜面を下るとピンクのかわいらしいヒメサユリが咲いていた。下るにつれて多くなり、登山道近くにもかなりの数が咲いていた。なかなか見られない花に出会えて感激した。

    あちらにもこちらにも咲いていていつの間にか天狗平ゲートの下山口に到着した。駐車場には行く時なかった車がたくさん停まっていた。改めて人気の山であると実感した。

            ヒメサユリ

          ヒメサユリ

      最後の急坂を下る

       梶川尾根登山口に着いた

        天狗平のゲートに無事戻った

 川入荘で露天風呂に入り、おいしい蕎麦を食べて帰路に着いた。

 

 

 

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1245   守門岳 二口、保久礼、矢内平コース

2024-06-08 17:48:41 | 登山

         青雲岳山頂から守門岳

期日  :  2012年8月12~13日

メンバー: Akky   単独

コースタイム・天気 

 8月12日    曇

  相模湖 IC16:50=小出 IC18:35=道の駅ゆのたに(テント泊)18:50

    8月13日  曇後晴一時雨

 道の駅ゆのたに5:30=二口登山口(猿倉橋)480m,6:05~15―二分6:40―保久礼小屋7:00―キビタキ清水7:25―展望台8:00―大岳8:25―網張―大岳分岐9:08―青雲岳1487m,9:23―守門岳9:35~10:05―青雲岳10:23―大岳分岐10:45―滝見台1000m,11:17~30―892m四等三角点11:57―護人清水690m,12:15―二口登山口12:35~45=新潟

         登り3:20、下り 2:30 距離12.0km 累積標高差+1200m

 

             守門岳 保久礼コース

                守門岳ルート標高

記録、感想

    4月の残雪時に登った際、風が強く頂上まで行けなかったので、保久礼コースにチャレンジした。小出から上条までR252を走り、そこからR290に入りで貫木を右折し、二口登山口駐車場に着いた。

         二口登山口駐車場

 アブが多い。防虫剤を持ってこなかったのを後悔する。林道と登山道を歩き保久礼小屋に向かう。

   保久礼小屋まで車で入れるらしい。途中の保久礼コース入口(二分)では「二口P」と道路にと書いてあって紛らわしい。ここから刈払いされた登山道を登って行く。アブやブヨが寄ってくるのでストックを振り回しながら登った。コウクルミ沢の脇を登り20分で保久礼小屋に着いた。

      保久礼登山口 ここから登山道

        保久礼避難小屋

4月は雪の沢を登り尾根を歩いて保久礼小屋に着いた事を思い出し、大分コースが違う事が分かった。

   ここからキビタキ小屋付近まで階段の急坂が続いた。キビタキ清水はかれていた。少し歩くと展望台(私設道標、標高1250m)に出た。西に長岡市と日本海(佐渡)が見えた。さらに登ると大岳に着いた。

     キビタキ清水  水は枯れていた

    私設道標 展望台 1250m  町が見えた

   展望台から長岡市と弥彦山

 

   前方には青雲岳と守門岳が谷越しにそびえていた。キスゲやヒメサユリは残念ながら咲いていなかった。100m急坂を下った鞍部(網張)のさらに下の斜面には残雪があり、その上にはキスゲが咲いていた。

         大岳山頂

    大岳から守門岳(中央)

     ヒメシャジン 網張付近

    登り返して大岳分岐。 少し登ると木道のある草原になりそよ風が心地よい。50m程登ると青雲岳。鐘と池塘があった。緩く登ると守門岳頂上に到着。

     大岳分岐より大岳方面を振り返る

   青雲岳山頂から守門岳 池塘がある

 

    守門岳山頂(袴岳)には二グループがいた。ここにもキスゲは咲いていなかった。南東には浅草岳が、その右には八海山、中ノ岳、越後駒ヶ岳がそびえていた。巻機山は良くわからなかった。北西方向から雲が出てきて一雨降りそうであった。こちらは雲で見えなかった。一休みして大岳分岐から滝見台に下った。

    守門岳山頂より東方向

    守門岳二等三角点

    浅草岳と鬼が面方面

     守門岳より青雲岳、大岳方面

   大滝分岐より滝見平に下る 滝見平よりオカバミ滝を望む

    矢内平には四等三角点があった。オカバミ滝は遠くで小さくしか見えなかった。ここからブナの林となり気持ち良く下って猿倉橋を渡り二口登山口に着いた。車は自分以外はなく夏は人気がないと思われた。

     滝見平の西の矢内平 四等三角点

      護人清水

   急坂を下りて二口登山口に戻った

コメント
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