晴れたら山へ

写真を中心にした山登り、沢登りのブログです

西丹沢 ・ 太郎小屋山から不老山

2020-06-25 11:57:25 | ハイキング
サンショウバラの花(2010年6月に撮影)


期日:2020年6月20日(土)
メンバー : Akky

コースタイム、天気 晴後曇り
世附キャンプ場Ⓟ7:22―世附大橋7:48―(太郎小屋山北尾根)―太郎小屋山9:11―日影山9:36―番ヶ平9:53―不老山10:34―世附峠10:37―サンショウバラの丘11:14―悪沢峠(昼食)11:18~40―崩壊地11:48―芦沢橋12:25―世附キャンプ場Ⓟ12:54

   歩行時間5:10、距離 13.7km、標高差 924-335=589m、累積標高+853m

山行記録
  世附キャンプ場Ⓟに車を置き出発。世附大橋南側の階段から太郎小屋山北尾根を登って行く。作業道の踏跡があるのでそれをたどる。標高610m付近から黄色杭がある分かりやすいジグザグ道。


     世附キャンプ場駐車場


        世附大橋


        世附大橋の階段を登り北尾根へ


        標高510m看板 踏み跡を登る


        580m 踏み跡


        680m 黄色杭が出て来た


        690m 鹿柵をくぐる

  杭は鹿柵の所の番号A56(標高690m)まであった。この鹿柵をくぐり登ると730mには二番目の鹿柵と脚立があった。柵に沿って左に行くと柵が倒れているのでそこを越えた。ここから踏み跡はよく分からなくなったので北尾根を登り760m付近から北西尾根を、780m付近から方向を変えて北東尾根を登ると太郎小屋山843mに到着。山頂標識はない。


        730m 鹿柵と脚立 左に行き倒れた所から鹿柵を越える


        太郎小屋山 標識はない 


  尾根をたどると日影山867m。ここも山頂標識はない。しっかりした踏み跡をたどると山市場分岐の登山道に出た。快適な登山道を歩き、番ヶ平(林道を横切り)から不老山に登る。「不老山15分」の標識からの急坂はきつかった。不老山にはエゴノキとヒメウツキの花が咲いていた。広い登山道を標高200m程下ると林道を横切る世附峠。緩く登って行くと展望が良くなり不老山がデーンとそびえていた。すぐにサンショウバラの丘。残念ながら花は終わっていた。雲があり富士山は見えなかった。下って悪沢峠で昼食。黒マジックで書かれた道標があった。ここからかなり以前にできた林道を下る。


        日影山山頂 標識はない


        山市場分岐 登山道に出た


        不老山 15分 の標識


        不老山山頂


        エゴノキ


        ヒメウツギ


        不老山南峰(世附峠への分岐)


        世附峠東の三等三角点


        世附峠


        世附峠道標


        サンショウバラの丘東より不老山を望む


        サンショウバラの丘 花は終わっていた


        2010年6月に撮影したサンショウバラ

 8分程下ると標高650m崩壊地に出た。長さは5m程あり厳しそう。向こう側から登山者が来たがストップ、渡るのは危ないと言う。踏み跡はない。少し引き返して高巻けないか探すが踏み跡は分からなかった。mさんより崩壊地は通行できたとの情報を得ていたので決心して蹴りを入れて渡った。ホッと一息。良かった。
後でWEBを見ると戻って高巻いたとレポがあった。この後は林道を下り芦沢橋に出た。芦沢橋西の方、大棚方面へはすぐに大崩壊があって行けないようだ。意外と早くキャンプ場Ⓟに戻ることができた。


        悪沢峠で昼食


        悪沢峠から林道を下る


        標高650m 崩落箇所 注意して渡る


        芦沢橋


        夕滝


        浅瀬駐車場  車が多い


        太郎小屋山から不老山 GPSトラック


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丹沢 ・ モミソ沢     沢登り

2020-06-23 13:01:08 | 沢登り
12m大滝をリードするTさん



期日:2020年6月7日(日)
メンバー : (L) T さん、Kさん、Akky

コースタイム、天気 晴
 風の大橋下7:30=新茅荘前7:50~8:08―モミソ沢出合8:20―12m大滝9:20―大滝上10:00―725m尾根取付き10:05―尾根10:10―水無川10:50―モミソ沢出合(昼食)10:53~13:39(モミソ沢岩トレ)―新茅荘前13:50 

 歩行時間(岩トレ含む)5:48、登り1:50、下り0:48 標高差 725-485=240m、距離 2.7km、累積標高 +317m


記録
 二段5n滝から楽しく登って行と左から支流の滝二段5mが勢いよく流入、水量が多く登りたくなる滝だ。
 昨年は二条3msと3mナメ滝は枯れ木の山であったが、今年は流されていずれもきれいな滝になっていた。ナメ滝を登ると二条3mツタのある滝。昨年まであったツタは上部で切れていた。石の流れで切れたのであろうか。


   二段5m 流れの右から登る


        2m倒木の滝 左から登る


        二条3m  枯れ木は少なくなったがまだある


        三条3m やさしい左から登る


       二条3m ツタのある滝 ツタは切れてしまって上だけ残っていた

 三段滝上段は易しい左側4m滝を登る。4mチムニーや3mCSを登ると倒木がある2+3m滝。下段2m直滝は、昨年は登ったが今年は左から簡単に登る。倒木も根が小さくなって通過しやすくなった。



        三段滝上段


        4mチムニー上部 突っ張りで登る


        倒木下2m直滝 やさしい左側から登る


        倒木がある3m滝2+3 倒木の下をくぐる


        倒木をくぐるKさん

 すぐに12m大滝。Tさんが、50mロープが重いのでザックを置いてリードで登る。3m程上の一番目のペツルとその2m上の中央部のペツルはなくなっていた。三番目の左岩と4番目上部中央のペツルはあったので確保して登った。次にロープにザックを付けて上げようとしたが上がらないので、私が下からザックを押し上げながら登った。疲れた。Kさんは楽しんで登ったようだ。これで終了。


        12m大滝


        三番目のハーケンと四番目ペツルは残っていた


        大滝を登るKさん

 尾根に取り付きやすい725mまで登ってトラバースの踏み跡を登り尾根に出た。Kさん先頭で地図読みして下る。標高560mで踏み跡をたどり北にトラバースして沢に下りた。いいコースであった。
 この後モミソ岩で岩トレ。沢靴で登ったので中央部右コースは厳しかった。 
今年は倒木が無くなり元の沢に戻ってきれいになったが落ち葉が多かった。


        モミソ沢遡行図 




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北関東 ・ 後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山、袈裟丸山最高峰 

2020-06-16 16:25:30 | ハイキング
袈裟丸山最高峰から奥袈裟丸山(三角点峰1958m)を望む


期日:2020年6月9~10日(火,水)
メンバー : (L)Akky, Yさん

コースタイム、天気 晴
6/9 Yさん邸(高崎)15:00=みどり市小中16:50=群界尾根登山口(個人テント泊)17:10
6/10 4:00起床,群界登山口4:50―後(あと)袈裟(けさ)丸山7:33―中袈裟丸山(1903m)8:21―1947m峰―奥袈裟丸山(1958m三角点峰)9:35―最高峰袈裟丸山(1961m,昼食)9:55~10:16―奥袈裟丸山(三角点峰)10:33―1947m峰―中袈裟丸山11:32―後袈裟丸山12:01―登山口14:09~33=小中大滝=Yさん邸17:11

 登り5:05、下り3:53、計8:58、標高差1961-1138=823m、距離13.7km、累積標高+1463m


山行記録
 登山口からいきなり階段。しっかりした階段で歩きやすい。標高1300m付近に大岩があるが、梯子があるので楽に登れる。すぐに八重樺原(標高1320m)の標識。白樺、ダケカンバやカラマツ、小楢などの新緑が気持良い笹原。うぐいすやホトトギスなどが元気よく鳴いている。春ゼミがかしましい。1415mピークには三等三角点があった。少し下った所から前袈裟、後袈裟が見えた。つつじ岩、石祠と楽しく登って行くと1670m付近より小岩の道となる。1690m付近にはシロヤシオが残っていた。可憐だ。
 徐々に岩が出てきて1750m付近から傾斜が増してくる。西の肩に上がるとシャクナゲが豪華に咲いていた。ミツバオーレンも可憐だ。樹林帯が切れた所から後袈裟丸山への二段の急坂が見えた。急坂を登ると笹に覆われた後袈裟山頂。樹木に囲まれて展望は良くない。南に下る笹原のかすかな踏み跡の先には前袈裟丸山が結構遠くに見えた。八反張の通行は注意が必要だが可能のようだ。


       群界尾根登山口


       1290m付近の大岩と梯子


       八重樺原標識1320m


  赤子沢三等三角点1415m


       石祠 1499m 


       後袈裟西の肩より山頂を望む


       ミツバオーレン


       1875mシャクナゲの群落 


       後袈裟丸山山頂


       奥袈裟丸山と、前袈裟丸山への標識


 奥袈裟方面へ進みシャクナゲの藪の急坂を下り、笹原を登り返すと50分程で中袈裟丸山、標識と石柱があった。北斜面にはシャクナゲがきれいに咲いていた。倒木をまたいで踏み跡を進むと1820m鞍部。腰付近まで高さの笹藪を登り返す。踏み跡が有り尾根に沿って進んでいく。笹にはダニがいるようだ。藪を抜けた所でチェックするとやはりズボンに付いていた。つぶして捨てる。又笹薮の登りになり南北に長い1947m峰。大岩の間を抜け大きな倒木を越えるとシャクナゲの藪。ストックでかき分けて進むが枝が腕に当たる。


       中袈裟丸山1903mの標識


       中袈裟北の鞍部から1947mピークへの登り


       笹薮の登り 1882m 


       1947mピークへの登り 大岩を抜けてきた



       倒木を越えて


       1947mピークへの登り1940m


 急坂を注意して下り、1925m鞍部から登り返すと1958m三等三角点(奥袈裟丸山)があった。三角点には奥袈裟丸山の標識はなく45m進んだ所に「袈裟丸山1957.9m」の手製標識だけがあった。標識の高度は三角点の高度より1m程低かった。なぜ三角点と離れた所に「袈裟丸山」の標識があるのだろう。


       1947mピーク下の急な下り


       1925m鞍部 


       三角点奥袈裟丸山(1958m)


       三角点近くの赤テープ


       三角点奥袈裟丸山から45m離れて「袈裟丸山」の標識があった 


 シャクナゲの花が咲く踏み跡を下って藪を登り返すと1961m袈裟丸山(最高峰)。手製標識三枚があった。展望はない。少しがっかり。ここで昼食をとり引き返す。10m程下ると奥袈裟丸山(三角点峰)とその右に後袈裟と前袈裟がきれいに見えた。ここはすばらしい展望だ。シャクナゲの藪も下りは登り程苦にはならない。背丈ほどの笹藪を少し登ると樹林帯となり歩きやすくなり奥袈裟丸山(三角点峰)に到着。


       奥袈裟丸山北のシャクナゲの藪、下って登り返すと最高峰「袈裟丸山」


       袈裟丸山最高峰1961m


       袈裟丸山最高峰下りから奥袈裟(三角点峰)を望む


       鞍部から奥袈裟(三角点峰)への藪の登り


       奥袈裟を過ぎて下る


       奥袈裟南の鞍部から1947mピーク―の登り


       中袈裟北の鞍部への下り、樹林帯、藪はない

 笹の踏み跡をたどり一時間掛かってようやく中袈裟丸山。枯れ枝が足元や腕のあたりに出ていたりして危ない所もあるので注意が必要。笹薮の踏跡を下りシャクナゲの藪の急坂を登り返すと30分で後袈裟に戻った。暑いので日陰に入り二回目の昼食、ホッと一息。暑くなったためかブヨなどがうるさい。防虫剤が必要だ。


       中袈裟丸山


        後袈裟北鞍部から後袈裟を望む


       後袈裟への登りの藪


       後袈裟丸山山頂 

 ここから登山道となり良い道。安心してのんびり歩く。つつじ岩付近からは後袈裟、八反張、前袈裟
から折場登山口までよく見えた。春セミの鳴き声がうるさく聞こえた。八重樺原の唐松や白樺の新緑を
堪能しながら階段を下って群界登山口に下りた。


       つつじ岩付近から後袈裟、八反張、前袈裟、折場口登山口を望む 

 帰りは小中大滝96mを見に行ったが展望台からは木の葉に隠れて下段しか見えずがっかり。


       奥袈裟丸山、北、GPSトラック


       奥袈裟丸山、南、GPSトラック
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北関東 ・ 袈裟丸山

2020-06-03 14:33:13 | ハイキング
ミツバツツジとシロヤシオ 1590m付近


期日 : 2020年5月27,28日(水、木)
メンバー : (L) Yさん、Akky

コースタイム、天気 晴
5月27日
 高崎市14:54=桐生市板橋=R122=みどり市東町沢入=搭ノ沢登山口駐車場(テント泊)17:12
5月28日
 塔ノ沢登山口Ⓟ5:18―寝釈迦6:19~29―賽ノ河原7:31―小丸山8:40―前袈裟丸山(昼食)9:47~10:23―小丸山11:157―賽ノ河原12:01―寝釈迦12:56~13:10―塔ノ沢登山口Ⓟ13:57

 歩行時間、登り4:29、下り3:34 計8:03、距離14.8km、累積標高1387m、標高差 1878-835=1043m

山行記録
 「ツツジや石楠花が美しく弘法大師の伝説が語り継がれているミステリアスな山、袈裟丸山」を訪れた。
 Yさん邸に寄り、車を乗り換えて草木湖北の沢入を目指す。沢入の「袈裟丸山登山口寝釈迦6km」の標識がある所を左折して西山林道に入り塔ノ沢登山口まで行く。舗装されており狭いがよい道。
下長手橋を渡った所の広場が登山口。車は5台くらい駐車できる。本日はここで各自テント泊。ダウンも着込んで寝たので暖かく良く眠れた。4時に起きてラーメンの朝食を取ってテントを撤収し出発。撤収も時間がかからなかった。
 登山口には関東ふれあいの道の案内板があった。330m程行くと林道は終点で右側に橋があり「寝釈迦入口」の標識があり登山道が始まる。踏み跡をたどり二号橋、三号橋を渡ると左折地点。「ねしゃか、さいのかわら」の標識がある。ここから少し登ると寝釈迦の岩。狭い石段を登ると補強された寝釈迦像。狭くて写真を撮るのが精いっぱい。下りて少し行くと相輪塔の標識。


       塔ノ沢登山口 


       塔ノ沢二号橋


       1145m 左折、道標がある


       寝釈迦への登り、岩の右側に石段がある


       寝釈迦(釈迦涅槃像)


 パスして沢の脇の道を徒渉を繰り返して50分程で賽の河原避難小屋。きれいにしてあり、布団もあった。


       渡渉2回目


       渡渉6回目


       新緑の中の階段を登り、沢から尾根へ 標高1440m


 賽ノ河原避難小屋(室内もきれい)


 シロヤシオとアカヤシオ、ミツバツツジが咲いている道を登ると賽ノ河原。岩に石が積み重ねられていた。シロヤシオやミツバツツジが咲く樹林帯を楽しく歩いていくと小丸山。山頂のアカヤシオは終わっていた。前袈裟から奥袈裟、男体山まできれいに見えた。


       石が積み上げられた賽ノ河原


       賽ノ河原より前袈裟、後袈裟、中袈裟丸山を望む


       ミツバツツジ


       ミツバツツジとシロヤシオ


       1593m付近のシロヤシオ 


       小丸山から前袈裟丸山方面を望む 


       皇海山、鋸、庚申山、男体山


       1630m付近に咲く石楠花 


 笹原やシラカバ、タゲカンバの気持ちの良い道を下って行くと、かまぼこ型の小丸避難小屋。トイレも近くにある。笹原の道を登ると標高1730m付近より1800mまで急坂。1790m付近の岩場にはロープが設置されていた。坂が緩くなると展望の道。赤城山などが南に見えて前袈裟丸山の山頂。一等三角点が有った。


       小丸避難小屋


       1725m急坂が始まる


       1785m急坂 平均斜度38度


       1790m付近の岩場 斜度55度


       南側には赤城山が見えた


       袈裟丸山山頂


       一等三角点 

 北側の木がない所からは苗場山、万太郎山、谷川岳、上州武尊山、至仏山、後袈裟、皇海山、白根山、男体山がきれいに見えた。近くには石楠花がつぼみを膨らませていた。
 展望を満喫してアンパンをいただいた。Yさんはおいしそうなオニギリ。うらやましいな。
 急坂の下りは、木の根があり楽に下ることができた。小丸山からの下りはツツジやシロヤシオの動画を撮りながら下った。


       白毛門、剣ヶ峰、上州武尊、笠ヶ岳


       笠ヶ岳、至仏山、後袈裟丸山


       皇海山、鋸岳、白根山


       庚申山、太郎山、小真名子、男体山 


 南側の展望 黒檜山、妙義山、浅間山


       小丸避難小屋まで戻った(左は、避難小屋のトイレ) 

 ミツバツツジ、シロヤシオ、シャクナゲを満喫できた山旅であった。温泉が休みで入浴できず残念であった。


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