ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




タムラ洋菓子店。静岡県伊東市竹ノ内2-6。2015(平成27)年1月19日

写真正面の看板建築風の店の前を、右から左奥へカーブしている道路が国道135号の旧道で、あんじん通り商店街のアーケードが架かっている。手前から国道へぶつかる道は県道110号。右(北)へ続くあんじん通りの、南の始点となる三叉路だ。
看板建築の長屋風店舗は、航空写真を見ると2軒の家からなっている。5軒の店が入っていたようだが、みたところ今は全て空き家らしい。三叉路に向いた店に「ヨーロッパ菓子の店/タムラ」の、アーケードから下がっている看板が残っている。
写真左端が下の写真の看板建築。社名や店名は見当たらず住宅になっているらしい。



看板建築のしもた屋。伊東市竹ノ内2-6。2015(平成27)年1月19日



左:本間商店、伊東市竹ノ内2-7。右:旧家、伊東市竹ノ内2-8。2015(平成27)年1月18日

左写真は1枚目写真の右に後を見せている看板建築の店。アーケードの天井に付いている店名表示灯には「花鰹製造・海産物販売」とあり、乾物屋といっていいのだろう。
右写真は三叉路の県道に向いた日本家屋。戸袋が銅板張りだ。

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