ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 






左:たん助六、右:金陽堂印房。中央区八丁堀3-20。2003(平成15)年3月15日

新大橋通りの本八丁堀交差点のすぐ北に戦前の看板建築と思われる建物が残っている。「たん助六」は牛タンを中心の飲食店でその隣は水道工事などの佐野工業所。この2店は一体の建物である。助六は銅板貼りだった壁を黒っぽく塗っているらしい。この角を入ったところが当ブログ前回の路地である。佐野工務店の隣は幅が1.5間にしか見えない居酒屋のときわ、その隣が金陽堂印房とカットショップ・イーリスの建物。金陽堂の正面は2階が、窓はアルミサッシに換えられているが建築時の造りをよく残している。これらの建物は昭和20年代の火保図では「正札ヤ、のみやたこ八、ときわ(中華料理)、神田美容室」。


左:斉藤家住宅。八丁堀3-19。1988(昭和63)年2月21日
右:六光。八丁堀3-20。2003(平成15)年3月15日

たん助六の横を入った狭い横丁で、鈴らん通りとの間に路地との四つ角がある。その四つ角に鈴木米店がある。左写真では右奥の赤い看板の家、右写真では左の家である。その写真では左奥のビルが斉藤家があったところに建った「GEO八丁堀」(1992年竣工)。
鈴木米店はそのHPによると、1932(昭和7)年の創立。最近はランチが食べられ、おむすびや弁当の販売をやっている。町がビジネス街に変わってもそれに応じてがんばっている。

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