ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




市原ポンプ製作所。中央区日本橋蛎殻町2-3。1987(昭和62)年頃

前の通りは人形町通りの延長で、右へ行くと箱崎町から隅田川大橋へ入っていく通り。写真左に水天宮がある。道路は地下鉄半蔵門線の工事中のようだ。
角の古いビルは1986年の住宅地図では空ビル。火保図では昭和8年で「市原ポンプ店」、昭和30年頃で「市原ポンプ製作所」。大正元年地籍地図に同じ位置に「市原卿筒製作所(卿筒の「卿」の字は口へんで、「しょくとう」と読むらしい。あるいは「ぽんぷ」と読んだかもしれない)」とあり、明治期から同じ場所で営業していた会社のようだ。
現在は駐車場。



小山商会。日本橋蛎殻町2-2。1985(昭和60)年10月10日

1枚目の写真で右へ行った次のブロック。3軒並んだ看板建築の左の2軒が今も残っている。

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コメント
 
 
 
看板建築! (たまぞう)
2010-01-07 20:53:55
はじめまして。たまぞうと申します。
看板建築とても興味深く拝見しました。
私の住む大阪にもこのような物件、たくさんあります。
私も近代建築が好きで、最近レトロビル探訪のblog「大阪【無名】レトロビルヂング案内」を始めましたので、よろしければ覗いてやってください。
 
 
 
>たまぞう様 (流一)
2010-01-08 15:13:36
早速たまぞうさんのブログを拝見しました。あまり有名でない古い建物を記録していこうという趣旨はとてもいいと思います。記録に残らず消えていく建物は多いでしょうから。
建物の内部を探検したり住人と会話したり、積極的ですね。長く続けてください。応援しています。
 
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