ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 





上:圓正寺。中央区築地4-12
1987(昭和62)年9月15日
左:床店。1991(平成3)年5月5日

築地場外市場に圓正寺という寺がある。場外の地は関東大震災までは58もの寺がぎっしりと立ち並んでいた。それが現在では3ヶ院が残るばかりらしい。寺町の名残は、晴海通りからの3本の横丁と1本の裏の路地も昔の参道のままである。その裏の路地は晴海通りの方に寄りすぎている感じだが、晴海通りによって削られたせいだ。
上の写真では、圓正寺の右側が銅板貼りに見えるが、本堂とは別の建物で、圓正寺の家作の長屋形式の店舗である。「床店」と表現した本があったと思う。1軒あたり、幅1間、奥行き1.5間位の面積かと思う。
入っている店は1986年の住宅地図では、圓正寺の角から(左写真、左奥から)「カネサ(カネサ水産)、三光水産、長浜や(長濱谷商店)、都、さかもと、中村、谷沢、甲州屋」。

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