ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




新丸ビル。千代田区丸の内1-5。2003(平成15)年12月13日

正式には「新丸の内ビルディング(ビルヂング)」で、写真のビルは今では「旧新丸ビル」ということになるが、当ブログでは撮影時の名称を使うことにしている。
新丸ビルは戦前に起工されたが戦争のために工事は中断され、完成は1952(昭和27)年11月18日である。設計は丸ビルと同じ三菱地所、施工は清水建設。規模も外観も丸ビルとそっくりで、東京駅から見ると行幸通りをはさんで左右対称の景観を作っていた。たぶんそうなるように設計したのだと思う。



2003(平成15)年12月13日

ビルが完成した昭和27年というとサンフランシスコ条約調印の1年後で、この年に発効している。朝鮮戦争のおかげで戦後の復興が始まった頃だ。ぼくはすでに小学3年生で、まだ空き地のようだった建築現場を見たように記憶しているが気のせいだろうか。年表を見ると、木星号墜落、白井義男、ヘルシンキオリンピック、リンゴ追分、テネシーワルツ、君の名は(ラジオ、映画)、明神礁、水爆実験、コメット号(ジェット旅客機)、シーラカンスなどは覚えがある。



南側と西側。写真右奥に東京駅。前の道路は行幸通り。1986(昭和61)年頃

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