ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




十仁プラザ。港区新橋1-14。1990(平成2)年1月15日

堤第一ビルの北、第一ホテル(撮影時では「新橋第一ホテル本館」)の南にあった古い木造2階建ての建物が7・8軒密集していた一画。2008年10月頃にまとめて取り壊されたようで、写真はそれより18年前のものだが、すでに取り壊しを待っているだけというように見える。
1986年の住宅地図では、角が「さくら」、同じ建物に「第一旅行」、その左へ「紫蘇の実」(看板には「季節料理・お茶漬け・おにぎり」)、「鈴木」(下の写真では宝飾店のようなショーウインドウが見える)「十仁病院」「ナイニプラザ」、写真右が奥まで「十仁病院」。
これらの古い建物は戦後すぐに建てられた仮店舗がそのまま残っているのだろうか。『 戦災焼失区域表示帝都近傍図』を見ると焼け残った区域になっている。改修されてはいるが建物本体は戦前からのものかもしれない。『 毎日フォットバンク』に「新橋駅より有楽町方面を望む(1947年6月)」という写真があって、そこに見られるのは戦後すぐのバラックのようでもある。



2007(平成19)年6月7日

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