ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




東京海洋大学1号館。江東区越中島2-1。2007(平成19)年6月2 日

東京海洋大学は2003(平成15)年10月に東京商船大学と東京水産大学が統合してできた。越中島キャンパスといわれるほうは商船大学だったから、資料では(国立)東京商船大学となっているほうが多い。
1号館は1930(昭和5)年に着工して1932(昭和7)年に完成した。RC3階建てで設計は文部省と大蔵省。外観はロマネスクとセセッションの混交というか、震災復興期の学校や官庁舎によく見られるもの。



階段の手すりや仕切りの扉にはアールデコ様式の装飾もある。



平面は飛行機の形で、写真左が正面、右が正面から見て左右に長い後ろ側。正面から入ると反対側まで直線の廊下が通っている。写真には写っていないが屋上の部屋は船橋を模して丸窓が並んでいる。

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