ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




江川石材店。台東区東上野3-2。1989(平成1)年2月12日

清洲橋通りの西の裏通り。右手前の路地は後ろのビルへの通路で、そのビルのテナントの看板が通りに出ている。出桁造りの日本家屋の右側の家はしもた屋のようだが左の家は「江川石材店」、その左が「浜野酒店」。後ろに煙突が見えるが「稲乃湯」で、写真左端に入り口が写っている。
写真の家並みは現在も意外と変わっていない。出桁造りの家の半分、江川石材店がビルに建て替わった



富士多たばこ店、旭荘。東上野3-4。2013(平成25)年7月14日

左上写真は1枚目写真の向かい側の富士多たばこ店と魚正という魚屋。角のたばこ店は出桁造りの商家、隣の魚も古い商家を改装した家かもしれない。ストリートビューでたばこ店を見ると、2階の前面にほぼ間口いっぱいに看板をたてている(半分はコカコーラのもの)。それに「生菓子・たばこ/富士多」とあり、元は和菓子屋だったらしい。
右写真は富士多たばこ店の横の路地。古そうな長屋とアパートが残っている。その向かいは「プラチナ万年筆株式会社」のビルがある。1970年頃の地図では「プラチナ産業株式会社工場」とあるので、ここで万年筆の製造をしていたのだと思う。

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