ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




聖イグナチオ教会。千代田区麴町6-5。1994(平成6)年11月19日

写真の聖イグナチオ教会があった頃は四ツ谷駅前の景観になくてはならない建物だったが、1997年には解体されてすでに20年が経った。切妻屋根の本堂、その尖塔アーチの入り口とバラ窓。入り口横の高い鐘楼と、ゴシック様式の要素を取り込んだ教会らしい外観で、四谷のランドマークになっていた。
『ウィキペディア』によると、前身である「聖テレジア教会」が1945(昭和20)年5月25日の東京大空襲で焼失した。戦後は運営を東京大司教区からイエズス会に委託された。新しい教会は1949(昭和24)年4月に完成して、教会堂は「聖イグナチオ」と命名された。
上の写真では建物の全体の形も周りの環境も判らない。ちゃんとした写真が載っているサイトを二つ紹介しておく。
聖イグナチオ教会 旧聖堂(2013.12.18)
Rの気まぐれnote>聖イグナチオ教会(2013.11.14)

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