ぼくの近代建築コレクション
東京の都心と下町を中心に、戦前に建てられた古い建物の写真を投稿していきます。
 




ライオン堂。神奈川県横須賀市大滝町2。2002(平成14)年2月9日

現在、再開発が進む中央大通りの西友があった街区の北の横丁。中央大通りと並行している通りが千日通りかと思っていたが、この横丁の街灯にも千日通りの標示板が付いている。ライオン堂はいわゆる街の印刷屋さんのようだ。建物の後ろは駐車場(ライオンパーキング)で、建物の左半分がそこへの通路になっている。
横須賀建築探偵団』の「フォトギャラリー>表紙のコメント」によると、昭和初期の建築で当初はレストランだったという。外観はしゃれていて印刷屋とは見えず、建築時の感じが残っているのかもしれない。そのサイトには建物の特徴として、安定感のあるシンメトリーなファサード、軒の階段状のパラペット、デンティルの帯、縦長の窓などを挙げている。現在は取り壊されて駐車場になっている。


ライオン堂。2007(平成19)年11月16日



ファミリーマート。大滝町2。2002(平成14)年2月9日

ライオン堂の隣は、今はビル(ヨコスカ・タワー)に建て替わったが、以前は古い日本家屋だった。それがコンビニというのが妙な感じである。

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