中村亮太の活動日記

加古川市のために走り回る中村亮太のブログです

開票立会人の仕事とは?

2013-07-23 23:24:03 | 活動
参議院選も終わり、政治の新しい方向性も固まりつつあります。

さて、先日の参議院選挙におきまして、私は「開票立会人」という仕事をしてきました。
折角ですので、開票作業がどう進んでいくかも含めて知っていただければということも含め、
書かせていただきます。

開票立会人は、各候補者陣営から一人選ばなければなりません。

なお、今回は比例がありますので比例からも一人選出しなければならず、私の今回の役割は
こちら。

市議選の場合は候補者が多いので、その中から抽選します。


開票作業は、投票が終わった8時から動き出します。

投票箱は閉じられ、開票作業会場へ送られます。
加古川の場合、多くは総合体育館ですね。昔は日岡体育館でしたが。

今回、開票作業は9時半スタートでしたが、その前に開票立会人は会場に集まるよう言われて
います。(8:50集合)

開票作業は大きな机に投票箱から投票用紙を広げます。

ここで、開票立会人のお仕事①。
投票箱を片づけるのですが、そこに投票用紙が残っていないかチェックします。


それからは開票立会人席でしばらく開票作業が進むのを待ちます。

しばらくすると、開票立会人のお仕事②が始まります。

疑問票の審査です。
これがメインの仕事です。

投票は、キッチリとフルネームで書かれていたり、「この人のことでしかない」とわかるものはOK
ですが(名字はあって、その人しかいない)、そうでないものもあります。
開票作業において、ハッキリとわからないものは疑問票として、開票立会人へ審査に回ってきます。


例えば、
・漢字間違い
・字がハッキリとわからない
・党名が一部のみ(自民・自由・社民など)

こうして、投票が有効か審査をします。
ここではじかれたものは無効票となります。

また当然、最初から無効票となるものもあります。

そうした無効票も、この後に無効として良いか最終チェックします。

無効となるものは、例えば
・白紙
・雑事が書かれている(なし、わかりません、など)

などです。


その後、按分票のチェックです。

按分とは、同じ名前の候補者がいて、どちらに入れたかわからない場合に票をわけることを言います。

例えば、山本さんという候補が2人いて、投票用紙に「山本」しか書いていない場合です。
なお、山本Aさんが600票、山本Bさんが400票をとっている場合、A:B=6:4で按分します。


最後に、票数を確認し、箱詰めするまで見届けます。
なお、箱詰めされた投票用紙は任期中は絶対に保管しておかねばなりません。


そうして開票立会人の仕事が終了するのは夜中です。
今回の私の場合は、3時に終了しました。

ちなみに開票作業は公務員さんがやるのですが、担当によっては5時まで頑張っていたそうです。

お疲れ様でした。


そんな開票立会人の仕事。
皆さん、機会があればやってみられてはどうでしょうか。
開票の裏側も見れて面白いと思いますよ。




コメント
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