緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

車買い替え

2021-09-24 22:56:11 | 
今日、新しい車(中古車)を引き取りに福島まで行ってきた。
久しぶりの高速。けっこう疲れた。

車は今までずっと同じメーカー、同じ車種しか乗ってこなかった。
今まで3台乗ってきたが、いずれもスズキのジムニーという軽の4輪駆動車だ。
数年前にモデルチェンジしたスタイルが当りで、人気が高く、新車の納車が何か月も待たされるほどだそうだ。
ご存知の方も多いと思う。

最初に乗ったのは型式がJA71の前期型でインタークーラーが無いタイプの車だった。
中古車で購入時の距離数は9万7千キロ。昭和62年製。5速マニュアルシフト。
550CCなのに車体が重いので、出だしはアクセルを全開にしてもなかなか加速してくれなかった。
エンジン音は独特で甲高い音だった。
アイドル時のエンジン音も気に入っていた。
この車で山梨の林道に行った帰りに、オルタネーターのベアリングが焼き付き、走行不能となってしまったことがあった。
当時JAFに入っていなかったので、公衆電話の電話帳からロードサービスを見つけ、車両積載車で整備工場まで運んでもらった。
夜遅かったので、終電はなく、その整備工場に行く途中の某駅前に止めてもらって近くのビジネスホテルに泊まった。
クレジットカードを持ってきていたのが幸いだった。
この車で北海道の実家までフェリー(大洗~苫小牧)で行き、北海道の林道を走ってきたことがあった。
オルタネーター、ウオーターポンプ、タイミングベルトなどを交換したが2年3か月乗って手放した。

次に乗りたくなって買ったのがSJ30という型式の車。昭和56製の1型の前期タイプ。
下の写真は実家に帰省したときに撮影したもの。



購入時の走行距離8万6千キロ。
エアコン無し。4速マニュアルシフト。
ダッシュボードが後期型の樹脂成型ではなく、鉄板のプレス品をボディと同色で塗装されたタイプだった。
4輪ともドラムブレーキで、効きが悪く、早くからブレーキをかけていないと前の車に追突する不安があった。
ブレーキを踏んでいるうちに、ブレーキの踏み代がだんだん無くなってくるので、ホイールの穴からドライバーを差し込んで、ギザギザの付いた歯車のようなアジャスターを時々回して踏み代を確保してあげなければならなかった。
この車の欠点はキャブレターだった。
中古車販売店から購入時、家に行く途中で、突然エンジンが止まってしまい、再始動してもアクセルを思いっきり吹かさないと動かないというトラブルに見舞われ、冷や汗をかきながらなんとか家までたどり着いた。
原因はキャブレターのジェットにガソリンタンクの底に堆積した錆やゴミが詰まってしまったことだった。
販売店で長い間、ガソリンを入れないで放置していたらしい。
翌日販売店に行き、キャブレターを清掃してもらったが、しばらくしてまた再発。
そこで近くの整備工場で再度、清掃してもらったが、林道の帰りにまた走行中にエンジンが止まる現象が起き、家に帰るまでの長い距離の間、信号待ちでもアクセルを吹かしながら、エンジンを止まらないようにしてなんとか家までたどり着いたことがあった。
翌日整備工場に持って行き、ガソリンタンクを洗浄してもらってからはしばらくこの症状は出なくなった。
しかし2年くらい経ってから、また走行中にエンジンが止まってしまうアクシデントが起きた。
この時は完全に道路で立ち往生してしまい、レッカーで運んでもらった。
もうこの車を手放すことにしたが、この状態では次の車(今日下取りに出した型式:JA11 5型)を購入する販売店までたどり着けるかわからないでの、中古のキャブレターを中高部品屋で見つけ、その中古キャブレターに交換してから下取りに出した。
この車はアクセルペダルとエンジンオイルの吐出量が連動していた。
エンジンオイルは消費型のCCISというバイクで使うものと同一のものを使用した。
また朝一のエンジン始動時は「チョークレバー」を引いてキーを回し、点火したらすぐにチョークを戻し、暖気を終えたらアクセルを少し踏んでエンジン回転を上げるリンケージを外すというような面倒な作業をしなければならなかったが、それはそれで楽しいものだった。。
あとは林道の帰りにミッションから異音がし、中古のミッションに交換したこともあった。
この車は3年くらい乗ったか。この車でも北海道の実家にフェリーを使って帰省したことがあった。
エンジン音がバイクのような音で、スピードはなかなか出なかった。
この車は買ったときからボディが腐食しており、とくに運転席及び助手席の足元の鉄板が腐っており、錆を除去すると穴が空いていたので、数か月かけてパテやPOR-15などで穴を塞いだ。
原因は雨漏りだった。フロントガラスの周囲のゴムが経年劣化して隙間が出来、そこから雨が侵入したためだった。
ゴムの周りにバスコックを縫ってしのいだ。
とにかく冷や汗もののトラブルが多かったが、このSJ30のメンテ(補修)が一番楽しかったように思う。

そして3台目が今日手放したJA11 5期型だ。
この車についての想い出話は後日書くことにしたい。

ところで今日買った新しい車はどんな車か。
ヒントは下の写真。
車に詳しい方ならすぐにわかるかと思うが。





この車をインターネットで見つけて注文したのが6月末。
7月20日頃の納車の予定だったが、予期せぬ事情により納車が出来なくなった。
その後、販売店の方がいろいろ調べてくれてなんとか購入できることになった。
以前から欲しいと思っていた車だったので無事納車してもらって本当に嬉しい。
おそらくこの車が最後の車になるか。

先ほど講習会で親しくなった人とライン電話で話をしたが、彼らと彼らの家族を乗せてどこかキャンプや旅行に行くのが当面のやりたいことだ。

【追記202109272253】

最初のスズキジムニーJA71前期型(550CCターボ、インタークーラー無し)の写真が見つかった(どこかの林道に行ったときの一コマ)。
ただし試しプリントだったの小さい。
ボディの形状はSJ30と同一、色はシルバーでサイドに水色のラインが入っていた。





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