緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

演奏時の緊張対策について(1)

2024-05-11 23:34:07 | 心理
Youtubeでよく心理系の動画を見るが、膨大な投稿の中でとても有益なものに出会うことがある。
そのほとんどが自らの苦しみの体験を乗り越え、幸福なり喜びをつかみ取った方々である。

お金をかけずにこのような方々が発信する情報を得て自分の悩みや問題解決のために活用出来るのはありがたい。
ただ膨大な情報量の中で、どれが本物であり、確実性が高いかある程度判別できるようにしておきたい。

1か月ほど前からHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)を改善した方が、人間関係をテーマに投稿した動画を見ているが、感心するしとても参考になる。
私が自分の体験から得た解決方法と殆ど同じなのだ。
多くの投稿を見ていると、解決方法として同じようなことが述べられていて、かつ私自身もこの方法こそが本質的解決に導くものだと感じられるものが複数あることに気が付く。
それによって、自分の考えに対する確信度を高めることが出来る。
自分が長年模索してきた心の苦しみに対する解決方法はかなり整理され、絞り込まれてきている。

前回の記事で、人前での演奏時の緊張についてちょっと触れたが、このテーマについてもYotubeには膨大な投稿を見出すことが出来る。
そこで言われていることは様々であるが、私自身の体験を元に、「何故、人前での本番演奏で、著しく緊張してしまうのか」というを考えてみると、以下の原因があるのではないかと思う。

・音楽作品を聴いてもらうという本来の目的からかけ離れ、失敗することで自分の評価を落とすということに対する恐れ
・オーケストラやアンサンブルでは、自分が失敗することでメンバーに迷惑をかけてしまうことに対する恐れ(しかしこれは、つきつめれば、表向きメンバーに対する申し訳なさという側面以上に、失敗したことでメンバーから悪い目で見られることに対する恐れの要素の方が上回っていると思われる)。

他にもいろいいろあるだろうが、純粋に音楽に集中し、その音楽の素晴らしさを観客と共有するという喜びの体験を得るという目的を離れ、「高い評価を得たい」、「成功して注目されたい」という野心が強くなることにより、逆に観客を審査員、批評家のような存在にすることで、「絶対に失敗してはならない」という強いプレッシャーを自ら課すことで強い緊張状態を自ら生み出していることが過緊張の原因ではないかと思うのである。

Youtube以外では以下の書籍を買ってみた。
まだほとんど読んでいないが、自らの体験の元に解決方法を紹介した内容のようである。
今日はもう遅いので後日、あらためて感想などを記事にあげたい。



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