緑陽ギター日記

趣味のクラシック・ギターやピアノ、合唱曲を中心に思いついたことを書いていきます。

グラナドス作曲「スペイン舞曲第5番」ギター編曲版の練習(2)

2021-09-05 21:57:34 | ギター
今日は社会人マンドリンクラブのパート練習で東京某区まで行ってきた。
リズム取りやテクニックの難しい箇所をスポットで取り上げて、出来るまで仕上げていくのであるが、これが結構神経を消耗し疲れてしまった。
でも合わせるのは楽しい。独奏は自分が主人公だけど、合奏はメンバー全員が主人公なので呼吸や拍動を揃えていくという緊張感、一体感という独奏では得難いものが得られる。
メンバーとの交流も以前に比べて随分と出来るようになってきた。
マンドリン合奏もやればやるほどその醍醐味のようなものに触れられるようになってきているように思う。
講習会も終わったことだし、これからはマンドリン合奏の活動領域を広げていくことも考えようかと思う。

さて、前回の記事に引き続き、グラナドス作曲「スペイン舞曲第5番」ギター編曲版の練習プロセスの記録として、今回はこの曲の最も激しく情熱的な箇所を取り上げてみた。
ピアノの譜面では下記の部分



ここの音量はフォルティシモであるが、ピアノに比べてギターでこの音量を上手く出すのは難しい。
あと今までこの部分の和音の音域を狭く取って弾いていたが、もう少し和声を厚くしたい。
かといってイエペスの録音のように低音部と高音部の間があまり大きくなってしまうのも、他のフレーズとのバランスが取れずに、はみ出して聴こえてような気がするので、いろいろ考えた末に次の譜面のように弾いてみることにした。







下にこの譜面での録音を貼り付けておく。

スペイン舞曲第5番フォルティシモ部 2021年9月5日21:25
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